西ヨーロッパ一高いThe Shardから見下ろすロンドンの夜景が美しすぎる


Tha Shard

地上87階、高さ310メートルで西ヨーロッパ一高いロンドンのThe Shardに登ってきた!Tha Shardは、ロンドンの拠点駅の1つロンドン・ブリッジに隣接した超高層ビルで、オフィス、レストラン、ホテル、マンション、展望室を備える複合施設。ガラスを割った破片のようなデザインから「シャード」と名付けられた。ロンドンにあるけどカタールの資本らしく石油王すげえ。



細長い三角形が天にそびえる。

2014年春に開業する阿倍野橋のあべのハルカスが300メートル、横浜ランドマークタワーが296メートルなのでそれよりも高く、高い建物が少ないヨーロッパではとてつもない高さに思える。それでも、先を尖らせて圧迫感をなくし、ガラス張りで空を映し込むようにして景観に配慮し、歴史あるロンドンの街並みに違和感が出ないよう、むしろ溶けめるような感じの設計になっている。



ロンドンで最も古いロンドン・ブリッジ駅。



この現代建築っぷりに入口付近から早くも興奮気味。

輪るピングドラムを考察する上でかかせない「フランス」という意外なキーワード
The Shardは、輪るピングドラムで陽毬が入院する病院のモデルになっているパリのポンピドゥー・センターや、関西国際空港を設計したイタリア人建築家のレンゾ・ピアノによる設計。



真下から見上げるとパースがわけわからんことに!



地下鉄の出口付近が入口で当日の空き状況がディスプレイされてる。

◆The Shard大人入場料
前売券: 24.95英ポンド
当日券: 29.95英ポンド
売切でも入れる: 100英ポンド

入場料はオンライン予約で24.95英ポンド。クレジットカードの引き落としが3,861円だったので4000円近くかかってしまった。当日券だと29.95のようなので4500円くらいで、売り切れでも優先的に入れるチケットが100英ポンドで15000円オーバー。東京スカイツリー天望回廊までの料金が3000円するけどThe Shardはもっと高かった!

値段が高いせいなのかそれともロンドンの歴史に合わず下品だと思われてるのかわからなかったが、2013円2月1日にオープンして3ヶ月後に訪れた時にはほとんどの時間帯に空きがあったので当日晴れたら行くというのでも余裕。

オンライン予約はThe View from The Shardで可能。ビルの下から上がっていく演出がオシャレなので普段フラッシュをオフにしてる人もオンにしてみよう。




ウインドウズの画面が見えてるけど大丈夫かな。


セキュリティチェックを抜けてエレベータを乗り継いで68階から72階の展望室へ。

展望室のトイレは緊急時にしか使えないそうで、チケットカウンタで先に行っとけと言われた。



展望室に到着するといい感じに夕焼け!





展望室は一面ガラス張りで外気が入ってくる吹き抜け構造になってて見上げるのも面白い。




望遠鏡みたいな端末が設置されていて、景色を向けたところを拡大して情報も見ることができる。

日本語対応されてるのがうれしく、現在の景色と時間別の景色を見ることができる。展望台にありがちな望遠鏡はたいてい有料だけどこちらは無料で好きなだけOK。高いだけのことはある。



テムズ川に架かる橋とセントポール大聖堂。


他にも超高層ビルが建設されている?




ロンドン・ブリッジやロンドン・ブリッジ駅方面。







左側に有名な時計塔のあるウエストミンスター宮殿や観覧車のロンドン・アイも見える。


LUMIX GH1 + 7-14mm F4
NEX-5N + KIPON Tilt NIK-NEX + SIGMA 50mm F2.8 EX DG


ガラス張りなので写真を撮る場合は照明の反射を抑えるために必要に応じてゴム製のフードを買っていった方がよい。

ちなみにモスクワのマーキュリーシティタワーが高さ339メートルでThe Shardを抜き、The Shardは「西ヨーロッパ一」の高さになってしまった。更にモスクワでは高さ360メートルの超高層ビル、506メートルの尖塔を含むフェデレーション・タワーが建設中。

この数日前にニューヨークのエンパイアステートビルの夜景も見たけど(25ドル)、現代建築でロンドンの歴史ある街並みが見下ろせるThe Shardの方が感動は大きかった。2011年にロンドンに来た時はこんなのなかったので存在を知ったのは出国数日前だったけど予定変更してよかった。入場料が高いのがネックだけどエンパイアステートビルみたいに長時間並んだり混んだりしないのでロンドンの新名所として訪れる価値あり。

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