アニマスのライブ(会場)を振り返り、765プロの軌跡を今一度たどってみよう。


日比谷野音(大音楽堂)

TVアニメ「アイドルマスター」の放送が終了して1ヶ月……といっても関東以外は数週間ですが。シンデレラガールズという新たなステージも予想以上に人気が出ている中で、TVアニメ「アイドルマスター」のライブ(会場)を中心に765プロの軌跡を今一度振り返ってみようと思います。


日比谷野音(大音楽堂)

第6話で真と美希が仕事をすることになる野外ステージは日比谷野音(大音楽堂)。この頃はまだライブというよりはイベントといった感じの規模でした。TVアニメだと台形っぽい外観が丸みを帯びていたりしますが、アーケードから登場しているのですぐにわかりました。日比谷野音は3回行ったものの、イベントがある時以外は閉まっているようで未だに外側からしか撮影できていません。

律子率いる竜宮小町の活躍に触発されたPが奮起するも、仕事をダブルブッキングさせて空回りしてしまったり、美希がまだ竜宮小町に入りたいと思っていたりで、駆け出しで実力もなくみんなの気持ちもまだまだバラバラでした。


ちなみに春香と響が仕事をする屋上庭園がまだわからないので実在すれば情報を求めます。



TOKYO DOME CITY HALL





1クール目の最後を締める第13話の765プロ感謝祭ライブが開催された「TOKYO EXCITE CITY HALL」は「TOKYO DOME CITY HALL」。収容人数は3000人。4thライブと6thライブが開催された場所でもあり、4thの時はJCBホールという名前でした。TVアニメ「アイドルマスター」では青い屋根がやたら低くなっている以外はほとんどそのまま。

竜宮小町の到着が遅れたものの、みんなで団結してフォローし、初めて765プロが1つになったと言えるライブとなりました。





ちなみに楽屋の窓から見える景色のうち左側のビルは東京ドームホテルと思われますが、「TOKYO DOME CITY HALL」の隣に建っているのでどうやってもこんな風には見えないでしょう。



生っすか!?サンデー






ライブではありませんが、毎週日曜ブーブーエスTVで765プロが総出演する「生っすか!?サンデー」を収録するのは、TVアニメ「アイドルマスター」を放送した赤坂のTBS。隣の「SPIRIT TOKYO」は赤坂BLITZ。冬期はこの前がスケート場になっていました。

小鳥さんがまめに録画してたのは笑いましたが、「生っすか!?サンデー」が打ち切りになった時は、日曜日を丸ごと押さえられると他局が困るという理由だったのでテレビ不況の今の時代で視聴率は結構よかったのでしょう。





TBSの玄関。





ホテルニューオータニと赤坂地区総合支所前の近く。

ここの場所がよくわからなかったのですが、たまたまホテルニューオータニに用事があり、ホテルの前で気がついて思わず「アー!」って叫んでしまいました。どちらもTBSからそれほど離れていません。



STUDIO COAST





第20話の定例ライブが行われた「STUDIO BOOST」は実際は「STUDIO COAST」。アイドルマスター1stライブが開催された伝説の始まりの地と言っても過言ではないでしょう。765プロの人気が高まったTVアニメ終盤にしては収容2400人と小さめですが、定例ライブなのでこんなものなのでしょうか。ライブが開催されている時以外は敷地に入れないようでしたがほとんどそのまま。

961社長の手によって歌えなくなった千早がみんなと「約束」という曲を通して弟に聴かせていたように再び楽しく歌えるようになったシーンは何度見ても涙が出そうになります。




ちなみに第21話の「IDOL JAM」会場は実在するのかどうかもよくわかっていません。



二宮町役場






二宮駅前。

第24話で春香の住む二宮の風景が第1話以来詳しくでてきました。第1話舞台探訪に続いて2度目の二宮となりましたが、ポスト以外は駅前の商店やバスのりばなどもほとんどそのまま。




二宮駅前の交差点。

ローソンも近くにありますがゴミ箱の位置も違うしここがモデルなのかはわかりません。






春香は961プロを脱退したジュピターの3人がライブの設営をしているところに遭遇する。ここは二宮駅からすぐの二宮町役場。



なんと住所は「二宮961」


こんな細かいところにネタ仕込んでもほとんどの人は気が付かないよ!

春香は海が近いところに住んでいるであろうということがゲームの「ある日の風景1」からわかるのですが、その設定を汲みながら24話に961ネタを仕込むためにわざわざ春香の実家を二宮を設定したのだととしたらTVアニメのスタッフすごすぎです。第7話でやよいの家の隣がコーポやよいってネタやっていたので偶然とは思えません。

それはさておき、一から出なおしたジュピターが団結力や仲間の絆を実感する様子を見たり、公園で小さい子たちに「歌って!」とせがまれるシーンを通して、みんなと練習できなかったりPを怪我させてしまったことで自分を責めていた春香が「みんなで」「楽しく」というアイドルになりたかった原点に復帰することとなります。

ちなみに春香の「ある日の風景3」(参考: YouTube)では、公園で歌ってくれたお姉さんがきっかけとなりアイドルを目指すようになったという話があります。TVアニメの公園のシーンはこのゲームのコミュニケーションが元になっており、TVアニメのスタッフがゲームの設定を最大限に生かしてストーリーを構成していたことがよくわかります。

アニメ「アイドルマスター」第24話感想 – めぐりあいクロニクル
しかし、私はこのレビューを見るまで気がつけず、スタッフの愛を感じると同時にいかに自分が浅はかであったか思い知らされます。




二宮町役場の再現度は高いものの、通りの風景だけはなぜか一致しません。






第11話舞台探訪で載せられなかった二宮駅のカット。

当時はホームの非常停止ボタン多すぎなんじゃないかと思ってたら望遠気味の構図で空間圧縮されてただけでした。他は家の形まで一致します。



パシフィコ横浜国立大ホール




第24話で一瞬だけ出てきた美希のカット。








第25話・最終話のニューイヤーライブではパシフィコ横浜国立大ホールが登場。

会場の外観はほとんどそのままですが、帆の形をしたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルを入れた全景を撮影しようとアオリ撮影でもしないとパースが合いません。収容人数はこれまでで最も多い5000人。3rdライブや「THE IDOLM@STER 2 765pro H@PPINESS NEW YE@R P@RTY !! 2011」も開催された場所なのでまさにニューイヤーライブにふさわしい場所と言えます。

新曲「いつまでも、どこまでも」に象徴されるように春香の「みんなと一緒に楽しく」が叶えられ、ライブそのものもこれまでで一番の盛り上がりとなりました。


しかし、ライブ会場にはまだまだ大きな箱はたくさんあり、最後の最後は「またね!」で終わったところを見るとTVアニメ第2期などを期待させるような展開となっています。TVアニメ「アイドルマスター」を最初に見た時、例えば第1話なんかAVの前座みたいな感じで大丈夫なのか、と思ったりもして序盤は不安な展開でしたが、序々にテンポを上げて面白くなってきましたね。キャラクタがたくさんいて収集をどうつけるのか心配していたものの、ゲームの設定を生かしながらうまくまとめていく様子は6年間応援してきた身としてはこれ以上にない喜びを覚えました。

それでは「プロデューサーさんっ!ドームですよっ!ドームっっ!」が見られる日を夢見て、半年間ありがとうございました!

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