プラチナ以上はアップグレードでクラブルーム確定！香港からの小旅行にも便利なホリデイ・イン・中山ダウンタウン : さざなみ壊変

アップグレードされると確実にクラブルームになれるホリデイ・イン・中山ダウンタウン(中山大信假日酒店 / Holiday Inn Zhongshan Downtown)に宿泊してみた。

ホリデイ・イン・中山ダウンタウンの外観とロビー。

中国広東省の中山は辛亥革命で中華民国を作った孫文の出身地。孫文の名前は中国・香港・マカオ・台湾では「孫中山」の方が一般的で、誕生の地も孫文の名前から中山市となっている。

しかし、孫文が自分の名前を中山にしたのは、日本への亡命中にたまたま近所で見かけた「中山」という表札が気に入ったからというギャグみたいな由来。香港やマカオの近くに孫文の出身地があり、そして実質的に日本名であることに二重で驚いた。

ホリデイ・イン・中山ダウンタウンの部屋は3種類しかなく、このように一番安いデラックスルームの次がクラブルームとなっている。

つまり、プラチナやスパイアエリート会員なら、空室さえあれば一番安い部屋を予約してもクラブルームが確定するというボーナスステージみたいなホテルなのだ。

宿泊時のプラチナエリート特典は、1ドリンククーポン、ウェルカムフルーツ、クラブルームへのアップグレードに付随して朝食とラウンジアクセス。

雰囲気は悪くない廊下。

ホリデイ・イン・中山ダウンタウンのクラブルームだ！

部屋の空間が無駄に広いのはいかにも中国のホテルっぽいぞ。しかし、デラックスルームとの違いはアプリの写真を見てもわからない。

ウェルカムフルーツ。

中国のホリデイ・インはプラチナエリート会員だとウェルカムフルーツがつくのでありがたい！

とは言え、朝食が無料でついてきたので翌日のお昼としていただいた。

中国のホリデイ・インはシャワーブースとバスタブが別でついてるケースが多いので日本人でも安心できる。

水のペットボトルは部屋に合計3本配置されていた。

部屋は建物が膨らんで広くなる部分をあてがってくれたようだ！

部屋からの夜景と、エレベータホールから撮った反対側の景色で、とても新興住宅地っぽい風景が広がる。

ホールでは何かのイベントが開催されていたけど人はまばら。

無料のジム。

1階ロビーの奥にある朝食会場。

ちなみに、ドリンククーポンはここのバーカウンタで引き換えできる。さすがにスパークリングワインはなかった。

肉がほとんどなくなってる！

朝食はセルフサービスで、麺やワンタンを目の前で作ってくれる、中国のホリデイ・インやホリデイ・イン・エクスプレスでよく見かける方式。夜のカクテルタイムには間に合わなかったためクラブラウンジが堪能できなかったのは残念。

ホリデイ・イン・中山ダウンタウンは土曜日宿泊の払い戻し不可運賃で348.84人民元となり5500円くらい。

445ポイントにプラチナエリートの50%増しがついて合計667ポイント。ポイントパッケージでお得そうなのがなかったのでボーナスポイントは追加しなかった。

往路のアクセスは、香港国際空港→港珠澳大橋のバスでマカオ→珠海→高速鉄道で中山駅→タクシーでホテル。ホテルからはタクシーで孫中山故居紀年館→バスで中山影視城→タクシーで中山港、フェリーで香港中港城といった感じ。

宿泊は2019年5月で、香港のお高いホテルに泊まるなら、フェリーで中山観光してクラブルームがほぼ確定のホテルに泊まるのはお得感あったのだが、民主化デモや武漢肺炎(COVID-19)で香港のホテルが値崩れしてしまったのでメリットは薄れてしまった。また値段が戻るようであれば、今回のように香港→マカオ→中山→香港と周遊するのはオススメだ。

香港・マカオ・広東省周辺でIHGのポイントを稼ぐなら仏山がダントツでよい。