7月13日からTwitterで使えるようになった日本語ハッシュタグ。
質問をいろんな人に回す、いわゆる「バトン」みたいなのが昔からちょっと苦手で、日本語ハッシュタグも似たような使い方をされることが多いようなので、日本語ハッシュタグの発言をなんとか隔離できないかと悩んでいました。
コミケが終わって一息ついていたところ、Twitter用のクライアントTweenを使ってやる方法に気がついたので以下に記します。
日本語ハッシュタグを隔離する
Tweenの「メニュー」→「タブ」→「タブ作成」で隔離用のタブを作成。タブの種類は「タイムライン振り分け」。
できたタブを右クリックして「振り分けルール編集」。
1.「新規」をクリック。
2.マッチルールで複合条件の発言内容に#[ぁ-ヶ]と入力。
3.正規表現にチェックを入れる。
4.マッチ時の追加動作で「Recentから移動する」にチェックを入れる。
5.「OK」をクリック。
もう1つ新規で、発言内容に#[亜-黑]と入力した振り分けルールを同様に作成。
すると……
日本語ハッシュタグをごっそり隔離できました!
仕組みは、「正規表現」を用いて#と全角の日本語文字がつながったものを隔離タブに表示するというものです。
これで日本語ハッシュタグをスッキリとフィルタリングすることができました。
他のクライアントはどうかわかりませんが正規表現が使えるクライアントならできると思います。
半角文字以外の文字列に該当する[^ -~。-゚]*を使ってやってみたらうまくいきませんでしたが、上記のようにやればほぼ全ての全角日本語文字が該当するようです。
追記1: #[ぁ-ヶ亜-黑]と入れれば振り分けルール1つでいけました。
追記2: #[a-zA-Z0-9]*[ぁ-ヶ亜-黑]にすれば英数で始まるものにも対応できました。参考
URL検索
Tweenだと例えば他にも、発言内容に「shindan」と入れて「URL検索」にチェックを入れると診断メーカーをフィルタリングできます。
機械で自動的に生成されるものも苦手だったのでURLに含まれる「shindan」をキーワードにして隔離してたんですが、短縮URLにされてしまうとダメでした。それでわりと最近「URL検索」の存在に気がついてチェックしてみたら、短縮URLであってもちゃんと仕分けてくれました。
公式RTのみ
「公式RTのみ」にチェックを入れると公式RTもフィルタリングできます。公式RTは直接コメントを書くことができずRTされっぱなしで、その人がどうしてRTしたのか、どういう感想を持ったのかがわからないことが多いのでこれも苦手だったのでしたが、公式RTだけ表示する専用のタブを作ってやったらみんなが注目している情報をチェックするのにすごく便利になりました。
一部ですが、私はだいたいこんな感じで振り分けルールを指定してフィルタリングしてます。
mixiがまだ流行っていた時は日記のタイトルでどんな内容かある程度予想できたので、見たくない内容はクリックしない、ということができましたが、Twitterではどんな発言も強制的にタイムライン上に表示されてしまいます。そのため、仲の良い友だちでもWEB上だととたんに相性が悪くなっちゃう人が出てきてしまうのが、気軽になんでも書けて他人と繋がれるTwitterの不利点でしょうか。
そういった時に本人が悪いわけでもないのに意味もなく腹を立てるのではなく、自分で発言をフィルタリングして快適な閲覧環境を作ることがみんなが幸せになれる方法ではないかと思います。
関連
・正規表現について – Tween Wiki – SourceForge.JP
・タブ振り分けルール – Tween Wiki – SourceForge.JP,/p>