Tune Hotels Downtown KL
格安航空LCCのエアアジアはグループでホテルの経営もやっていてTune Hotels(エクスペディア)というのを東南アジアを中心に展開。沖縄やロンドンなどの店舗は高めだが、「5つ星クラスのベッドを1つ星価格で提供」というのをウリにしているようなのでTune HotelsのうちクアラルンプールにあるDowntown KLを利用してみた。
エアアジアのイメージカラーの赤白でまとめられていてなかなかオシャレ。
東南アジアの観光ギャラリーもある。
宿泊時はルームフィーが58.3マレーシアリンギット、サービスチャージが5.5で合計63.8リンギット。クレジットへの請求が1980円。
タオル、エアコン、テレビ、Wi-Fiなどは有料なのが格安航空のエアアジアらしい。予約の段階で選択できて、24時間のWi-Fiが12リンギット。24時間のエアコン、Wi-Fi、テレビ、タオル類のセットが36リンギットなど。1リンギットが30円ちょいだとすると宿泊費に対する割合が結構なものになってしまうのでWi-FiはiPhoneとHotLinkのSIMの3G通信でしのぐことにして一切追加はしなかった。
入口付近に広告があるのがTune Hotels。
ただし、フィリピンのTune Hotelsの自社広告だったので広告収入はなさそう。
スイッチ類。
真ん中のカードキーを挿してる上がエアコンの操作パネルで有料なので当然使えない。左側のリモコンは天井の扇風機で、意外と寒くてうるさかったので止めてしまった。
水回りはわりと新しい建物だけあってまだきれい。
前日のバリ島ではトイレとシャワーが仕切られてなくてびちゃびちゃになってしまったので、シャワースペースに仕切りがあって床が一段低くなってるのはありがたい。ドライヤーは有料かと思ったらタダで使えた。トイレは東南アジアでよくある洗浄シャワーと紙のトイレットペーパーの両方が使える。
タオルは有料だけど足ふきマットはあったので最悪これをバスタオル代わりにしてしまうのもアリ?
5つ星相当というベッド。
確かに寝心地はよかったのだが、全長が2メートルくらいしかなくてベッドの中に入ると足に圧迫感が。掛け布団に相当するシーツをかなり引っ張って空間を作らないときつかった。
ベッドの隣にはダイヤル式の金庫も。
テレビは壁掛けでなかなかオシャレ。
広告の隣に鏡とハンガーが3つ。テレビの下と金庫の上にユニバーサルタイプの電源があってマレーシアはイギリスなどのBFタイプだが日本の形式のコンセントがそのまま挿せる。あとテレビの下側が開いてテーブルになるけど椅子がないので物置にしか使えない。
天井を見るとメッカの方向を示す矢印が。
他にはエアコンの温度センサが突き出てたり。
泊まったのは東側の部屋でちゃんと窓もある。
東側はモノレールとKLタワーが眺められるのでなかなか。
1階のフロントの隣はカフェと売店があるので便利。
タオルやスリッパなどのグッズ展示。
イスラム教の清めの洗い場。
ミーティングルームみたいなオフィス・スペースや旅行本やソファがおいてあるオシャレな部屋があって意外と広い。
隣接するモノレールの高架にはエアアジアとタイアップした格安航空ターミナル行き「KLIA tansit for LCCT」の広告。
鉄道でLCCTへはクアラルンプールセントラル駅から国際線ターミナルのKLIAまで35リンギットのKLIAエクスプレスと2.5リンギットのバスを乗り継ぐルートしか知らなかったが、Salak Tinggi駅というKLIAの1つ手前まで各駅停車で行ってそこからバスだと12.50リンギットですむというものらしい。エアアジア系列のスカイバスだと片道9リンギットで乗り換えなしで行けるのでなんとも中途半端でなぜライバルの広告を出してるのかも謎。
LCCTの近くにもTune Hotelsはあってシャトルバスと歩いても行けて乗り換え需要が結構あるっぽい。
Tune Hotelsダウンタウン・クアラルンプール店へのアクセスは、モノレールのMedan Tuanku駅がクアラルンプールセントラル駅まで行けて、LRTのNasi Kandar Kudu駅へは屋根付き歩道橋で雨でもほとんど濡れずに行ける。ベッドの縦幅が狭い以外はわりときれいで快適だったのでまた利用してみたいが、有料オプションをつけるならマイホームというチェーン店などを利用した方がよさそう。