ユナイテッド空港の無料プレミアアップグレードでタダで国内線ファースト(United First)を堪能できたのでその時の様子を紹介。
ユナイテッドのB737-700の国内線ファーストは機内前方の全12席。
広々とした区画になっているはずが座席が埋まっているとそれほどでもなく、体格のデカいアメリカだとこのくらいの座席でちょうどよさそうな感じ。
横3-3配置のエコノミークラスのシート。
国内線ファーストのシートはこのように革張りで重厚でヘッドレストは可動。
ボストン→シカゴ(UA1198)で利用したユナイテッドのB737国内線機材はファースト38インチ、エコノミープラス36インチ、エコノミー31インチのようで足元はかなり広い。
肘掛けのコントローラや各席のユニバーサル仕様の電源。
大きめの二つ折りのテーブル。
ハイクラスな人向けの雑誌Rhapsodyと機内誌のHemispheresなど。
ヘッドホン。
地獄のミサワ?
衛星TVサービスのDIRECTVも無料。
ウェルカムドリンク。アルコールも無料っぽいけど早朝なのでオレンジジュースで。
ANAのプレミアムクラスは弁当だが、ユナイテッド国内線ファーストではちゃんと温かい機内食が食べられる!
朝だったので、パンに卵とソーセージ、山盛りのフルーツとヨーグルト。パンはおかわりできた。
ユナイテッド航空の上級会員マイレージプラスプレミアシルバーではロサンゼルス–ニューヨークなどの大陸横断やホノルルと本土内の路線などを除く短距離路線は出発当日(24時間前?)から無料プレミアアップグレード(Complimentary Premier Upgrades)できて、ユナイテッド航空のWEBやスマートフォンアプリから自分で座席指定ができる。
前は日本発のアジア路線も対象だったが現在はオセアニアのみ。特典航空券は有償航空券の次のランクで扱われ、同じ予約の同行者1名までアップグレードできるとか。
搭乗ゲートにある空席情報やユナイテッドファーストのアップグレード空席待ちリスト。
ロサンゼルス→ヒューストン便の例で、この日は4人が確定して残り20人以上がリストに名前を連ねていた。チケットの予約クラスの他、グローバルサービス、プレミア1K、プレミアプラチナ、プレミアゴールド、プレミアシルバーというランク順で決まるので、エコノミーのLクラスのチケットでシルバーだと当然最後の方になり次のページに自分の名前が出ているのを見て嘆息。
この日は夕方のラッシュ時間帯だけあり普通の空席待ちもかなり多く、端末でのチェックイン時にオーバーブッキングで200ドルやるから便変更しないかという画面も表示された。
B737-800のロサンゼルス→ヒューストン(UA1134)はエコノミープラスの最前列を指定。荷物を座席の下に入れられないけどこの空間はありがたい。
・“エコノミーファースト”で横になってハワイへ!ユナイテッド航空エコノミープラス
ちなみに、成田ホノルル路線のB747のエコノミープラスはこんな感じ。
隣の人がDIRECTVに金払ったのか、覗き見したらたまたまちょうどワールドカップの日本VSコートジボワール戦で本田がゴールを決める瞬間だった!まさかワールドカップ最大のハイライトを機内で見ることになるとは思わず。
その後のヒューストン→ボストン(UA503)のA320国内線ファーストとエコノミー。
上空からはニューヨーク・マンハッタンの超高層ビル群!
ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港。名前長い。
最後にユナイテッドファーストに乗った時のB737-700のコクピット。
入口が開いていたので頼んだら撮影できた。日本では入れないはずなので、テロに怯える一方この辺が緩いアメリカは本当によくわからない。
という感じで、ロサンゼルス→ヒューストン→ボストン→シカゴの3路線試して最後の1回だけアップグレードできた。プレミアシルバーくらいではなかなかユナイテッドファーストに無料プレミアアップグレードされないけど、早朝などの閑散時間帯を狙えば今回のようにチャンスはあると思う。ANAのブロンズ相当でもユナイテッドファーストやエコノミープラスに座れるのでプレミアシルバーは地味に便利。スーパーフライヤーズカードを維持しつつユナイテッドにマイル加算してよかった。