サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
ユネスコの世界遺産に登録されているイタリア・フィレンツェの歴史地区。中世の風景を残す大聖堂や宮殿、歴史的な街並みは歩いているだけで楽しいものだったが、そんな花の都フィレンツェの魅力はそれだけでない。
なに、この道路標識。
古い街並みを残すフィレンツェでは細い道路も多く進入禁止の道路標識も多いのだが、こんな感じで白い棒を持ち去るイラストになってるものを発見!
握りつぶしてる。
よく見ると下の方に導火線もついてた。爆破しちゃうのかな。
お巡りさん、白棒が好きすぎて仕事投げちゃったー。
道路標識にうんこは禁止です!
1ユーロ硬貨を貫いちゃった。
とある科学の一方通行さんにも見せてあげたい。
プレゼントのジョークグッズでよくあるスプリングおもちゃ風。
よくわからんけど、ベルトが外れて幸せの黄色い鳥が逃げちゃった?
これはいったい?
と思ってよく見てみると……
ギロチンだったー!
これはかわいそう。身体の部分が消されているけど跡は残ってる。撮り忘れたけどちゃんと描かれているものも見かけた。
こんな感じでフィレンツェの中心部を軽く歩いただけでこれだけたくさんのおもしろ道路標識を見つけることができた。初めて来た人が驚いて逆に事故っちゃうんじゃないかというくらい多彩で、イタリアは芸術の都ミラノ、花の都フィレンツェなんて言うけどフィレンツェもかなりの芸術都市であった!
大阪や京都の道路標識にステッカーを貼って進入禁止をパックマンがかじったりする改ざんをして逮捕される事件があったが、フィレンツェと同じクレ・アブラーム氏によるものだそうで、権力の象徴である標識を変えることで個人の表現や思考について考えさせるという活動目的があるとか。日本とは違いフィレンツェでは撤去されずに街並みに溶け込んでいるので行く機会がある人はぜひ観光ついでに探してみたい。