アンコールワット遺跡群から見る「てーきゅう」の世界観がすごすぎる
アニメ「てーきゅう」第49、50話にアンコールワットを有するカンボジアのシェムリアップが登場。
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こんなこともあろうかと、2015年冬コミ新刊の取材でシェムリアップを訪問していたのであった。ツアーのビジュアルによく使われるアンコールワットの前にある池は、学校の25メートルプール並の大きさの水たまりみたいな感じで実際に見るとショボい。
建物全体で宇宙観を表現したアンコールワットの中心にある第三回廊だが、左右反対に撮ってた。
まあ、てーきゅうだし細かいことは気にしなくていいか。
弥勒菩薩の四面塔。
3km四方の城壁に囲まれた王都アンコールトムの中心にあるバイヨン(寺院)。顔が回転してイオンリング吐いてきそうだわな。
これもアンコールトムの象のテラスだが写真を撮り忘れていた。まあ、てーきゅうだし、雑でいいか。
これは恐らく、シェムリアップから100km離れたコーケーなんだが、なぜかアンコールトムになってて、さすが、てーきゅうだけあって無茶苦茶である。
まあ、似たような場所ならアンコールトムにはいくらでもある。
象の石像は恐らく、シェムリアップやアンコールトムから10kmくらいの東メボンと思われが、行くのが面倒だったので写真はない。
体力があればレンタサイクルで十分回れるが、遠い遺跡に行く場合は二輪に無理やり席と屋根をくっつけたトゥクトゥクがオススメ。
宿で手配できる場合もあるが、シェムリアップの道端で交渉する場合は、相場より少し低い値段を言って、拒否されたらゆっくりと立ち去ろうとするとだいたい引き止められてOKが出る。後の人のためにならないので間違っても払いすぎてはダメだ。
それにしても、てーきゅうにしてはちょっと再現度高すぎるので逆に心配になる。
その後はなぜか大阪城が登場したり、
平等院鳳凰堂が登場する。
平等院鳳凰堂は行ったことなかったので、ハワイの平等院鳳凰堂ね。ほとんど一緒だし、てーきゅうなのでこのくらいで十分だろう。
福引に当選して初海外でシェムリアップという設定のてーきゅう。シェムリアップ国際空港はターミナルが新しくなってしまったが、どのみち原作やアニメに描かれているような巨大なターミナルではない。
作中では乗り継ぎでホーチミンを経由するが、タンソンニャット国際空港でもない。
上海浦東国際空港第一ターミナル
なんとシェムリアップは上海にあった!
大阪城や平等院鳳凰堂に続いて上海まで。これはもう、てーきゅうの世界観がすごすぎて、ヒンドゥー教や大乗仏教の世界観を再現したシェムリアップの遺跡群も勝ち目ないわ。
世界最大の石造寺院かつ産業革命以前で世界最大の都市をも超越するてーきゅうのすごさがおわかりいただけただろうか。