2013年06月09日(日)

萌えキャラで沿線価値を上げるという発想 松本の渕東なぎさTRAIN


渕東なぎさラッピングトレイン

松本を中心にバスや鉄道事業を展開するアルピコ交通(旧: 松本電気鉄道)上高地線のイメージキャラクタ「渕東(えんどう)なぎさ」ラッピングトレインに乗車してきた。




アルピコ交通・松本バスターミナル

高山からアルピコ交通のバスで松本まで。



松本駅は何度か乗り換えたことあるけど、アルピコ交通の駅ってどこにあるんだと迷ったら、どうも松本駅はJRに委託しているようで。切符を買ってJRの改札を入り、端っこのホームに行くと上高地線の終点・新島々駅行きの列車が。




早速、渕東なぎささんががんばってた。



つり革をよく見てみるとリボンが巻いてあって特徴的。





松本駅から3分ほど乗車すると渚駅に到着。



渕東駅と共に名前の由来になった渚駅には渕東なぎささんのイラスト入り駅名標が設置されている。



近寄ってみるとレイプ目っぽくてちょっと怖い。



渕東なぎさの駅名標がある以外に何も調べずに行ったら駅前に郵便局しかなくて驚く。




潰れたコンビニで奮闘する渕東なぎささんかと思ったら日曜定休のようで。

渕東なぎささんはこのエフエフショップアサワのワッフルが大好きだとか。



近くの美容室にイラストを見つけたけど特に関係なさそう?




無人駅の小さな待合室。



祖父の影響で信州リンゴ好きというプロフィールや社員で作者のa*nさんのコメントなどが。



おしっこしちゃう人いるんだろうか……。




渚駅には交流ノートも設置されていて、渕東なぎさ関連の記事のスクラップも。



夕日が落ちる頃、渚駅にゆっくりと渕東なぎさTRAINがやってきた。






車内はマナー広告やグッズ販売の案内が。

グッズは有人駅の新島々、波田、新村で販売されているようで。渕東なぎささんは新村駅に勤務しているという設定。





東京へ向かう特急が停車する松本駅に乗り入れてくる渕東なぎさTRAINはなかなかのインパクト。2年前に上高地線を利用した時には何もなかったのにこの変わり様に驚いた。

上高地線はだいたい40分に1本で2編成の列車で運行されているのでそれを覚えておけば、なぎさTRAINに遭遇するのは容易。アルピコ交通上高地線渕東なぎさのページに運行パターン表も公開されている。また、アルピコ交通は東京都内にバスの営業所を開設して貸切バス事業を始めるそうなので、ひょっとしたら渕東なぎささんを都内で拝める日もくるかもしれない。


渕東なぎさは交流ノートの記事によると、「鉄道にあまりなじみのない女の子に関心をもってもらいたい」「地域住民に身近に感じてもらいたい」というところから社内で手作りしたキャラクタで、残念な我々を呼び込みたいがために作ったのが第一ではないようで。実際、交流ノートを見てみるとイラストは地元の小さな女の子が書いたものがほとんどでそれなりに浸透しているようだった。もちろん儲けることだけ考えて安易にキャラクタを作るところなどないと思いたいが、長野県では他には上田の別所線でも「北条まどか」というキャラクタを立ち上げている。観光列車やネコの駅長など地方の鉄道会社が様々な策を打つ中で、キャラクタで住民に親しみを持ってもらえるようにしつつ沿線価値を上げようとするアルピコ交通の取り組みに今後も注目したい。

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