新刊「提督の辿り着く場所」比叡、陸奥などを建造・改装を行ったドックが今も使われる横須賀、かつての軍需倉庫だった赤レンガ倉庫群が人々の憩いの場となった舞鶴、鎮守府庁舎に大和を建造したドック上屋の骨組みが残る呉、軽巡や空母の艤装・改装を行ったハンッマーヘッドクレーンが今も町のシンボルの佐世保、加えて武蔵を建造した長崎。艦これの艦娘たちが生まれた鎮守府及び海軍工廠に今も残る史跡を徹底紹介!
オフセットB5サイズ
オールフルカラー24ページ
特集
・横須賀、舞鶴、呉、佐世保+長崎
表紙絵: 方密
写真協力: たび
艦これを太平洋戦争などについて考えるきっかけにしてほしい
艦これのベースとなった太平洋戦争については、呉の大和ミュージアムのように一大観光地として整備され人でごった返すようなところもありますが、海軍工廠のクレーンや倉庫などが残る"アレイからすこじま"になるとかなり減り、江田島の軍艦利根記念館ですれ違ったのは1人でした。そうした史跡はきちんと管理されているものも多いですが、自衛隊や米軍基地敷地内にあって世間には知られていなかったり、自治体や民間企業などの管理にあっても人はほとんど訪れず中には朽ちていくのを待つばかりのものも少なくありません。
レイテ沖海戦でおとり部隊として戦った伊勢の名前を受け継いだヘリコプター搭載護衛艦いせがフィリピン台風のトモダチ作戦に参加し成果を上げつつもマスコミであまり報じられなかったことは皆さんもよくご存知と思いますが、未だに戦前は全否定という空気が残る現代社会で、我々が先の大戦から学んだことをどう活かすべきか、また外交や国防についてなどを考える入口として、艦隊これくしょんをきっかけとしてほしい。私もそうでしたが最初は「艦娘由来の土地に行きたい!」というところからで構わないので、こうした史跡や自衛隊施設を巡る中で歴史を知ってほしいというのが今回本を作成した思いになります。
スペース
コミックマーケット85サークル「さざなみ壊変」
12月31日(火) 3日目 東ヘ-53b
Comike Web Catalog twitcmap
これは本のサンプルではありません。これまで弊サークルはアイドルマスター舞台探訪を中心に活動してきて、今回艦これ史跡探訪本を作った理由は上記の通りですが、他にはSLR Magic 35mm F1.7でピント面が均一でなく周辺光量が落ちるトイレンズ風の写真を新たな試みとして増やしました。セピア色の写真のように時間が止まったような雰囲気が出せているか、それとも単にきたない写真に見えるだけか不安ですが。
委託予定
とらのあなメロンブックス
COMIC ZIN
追記: 艦これ&艦娘ゆかりの地を巡り7カ国13都市 気がついたらガチ戦跡巡りになってた鎮守府探訪・海外艦光
総集編を発行。