グラスリップと三国花火大会のコラボポスター 深川芹亜による生中継も


グラスリップ三国花火大会コラボポスター

北陸舞台としたアニメ作品を次々と世に送り出すP.A.WORKS.によるTVアニメ「グラスリップ」。舞台となる町日乃出浜のモデルは福井県坂井市三国町となっており、現地には2014年8月11日(月)に開催される第34回三国花火大会とコラボしたポスターが掲示。

三国花火大会当日は「グラスリップ」深水透子役の深川芹亜さんが出演する生中継 三国花火2014 with グラスリップが福井・さかいケーブルテレビコミュニティチャンネル(091ch)の他、グラスリップ公式サイトでも配信予定で、北陸最大級の花火大会とグラスリップの三国町を盛り上げる。

花火大会と三国港駅



透子たちが普段使用する、福井駅から伸びるえちぜん鉄道三国芦原線の終点・三国港駅。グラスリップ第1話に出ていた花火大会は三国港駅から近い三国サンセットビーチで開催され、三国港に客を輸送するシーンも。訪問時は車両一両しかないのが三両も繋ぐことからも花火の人気っぷりが伺える。





グラスリップのOPに出ていた三国港駅や駐輪場。

入場券を買ってかなりいい加減に撮ったけど帰って見返してみたらだいたいあってた。



トンネルや橋の上が作中に何度も登場するメガネ橋。






リフォームされた木造の駅舎は素朴で終着駅という感じは出ている。駅ノートの他にかつての写真やイラストがいくつか掲げられていて退屈せずに待てそう。


みくに龍翔館



グラスリップのシンボル的な建物の1つ、みくに龍翔館。

どこにあるのかまったく知らずに三国港駅に向かって走っていたら道を間違えて迷ったら偶然通りかかることができた。だまし絵で知られるエッシャーの父・エッセルがデザインした龍翔小学校を再現したもののようで、五層八角で小学校の外観としては変態すぎるデザインがすばらしい。



みくに龍翔館は博物館として公開され、日本海に面し越前国の玄関口だった三国の歴史が展示されている。



江戸時代の交易船・北前船(きたまえぶね)。



北陸三大祭に数えられ毎年5月に開催される三国祭の山車(やま)。



4階に上るとすでにグラスリップの幸と透子のシーンが貼られていた。

みくに龍翔館は北前船と山車以外は撮影できないようだが、展示物でなければ問題ないそうで。




展望台からは九頭竜川の河口付近が一望できる。


東尋坊は三国町にある


ところで、「そもそも三国町ってどこ?」って話をすると、ドラマで自殺の名所としても有名な東尋坊のあるところで、三国町は現在は市町村合併で坂井市に統合。

作中ではまだ東尋坊は登場していないものの、安山岩由来の断崖絶壁やそれを侵食する激しい波が、グラスリップ後半で仲間の関係が崩れ始めるシーンなどを描写する際に出てくるかもしれないので要注意な場所と言える。


夏の今こそ訪れたいグラスリップの三国町




作中に登場していない東尋坊に建つ坂井市東尋坊観光交流センターにもグラスリップの告知や三国花火大会のポスターが掲載され、三国町全体でグラスリップをプッシュしてて今後の地域との展開も楽しみ。これらのポスターは舞台となる三国港駅では見ることができず、物語に登場する場所の景観や雰囲気を重視しあえて貼らない方針であることが伺え好感が持てる。(追記: 平日には掲載されているという情報)


学校や旅館が潰れる話や人類滅亡のお話を次々と作ってきたP.A.WORKS.が「グラスリップ」というタイトルの作品を作ると最初に聞いた時、福井県鯖江で潰れそうなメガネ工場が舞台で、いい感じになってキスしようとしたらメガネがぶつかり合ってしまうというまさに"グラス リップ"を想像していたら全然違う話で驚いたものの、ニワトリも出てくるし元祖のtrue tearsを彷彿させるような男女関係を見てしまうと、true tearsでは攻略ルートはどうせKanonのあゆシナリオと一緒だろ、と思ったら予想と違って結果的に大勝利だったので、今回のグラスリップではまさかの百合ルートに期待したいところ。

三国町は行く前はどっかのローカル線の終点くらいの知識しかなかったが、名所や有名なお祭も豊富でわずかな滞在時間でもそれなりに楽しめたのでグラスリップの夏も盛りの時期に訪問するのがよいかも。

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