冬コミ新刊「帝国海軍兵器写真 艦載機編」
新刊「帝国海軍兵器写真 艦載機編」
オフセットB5サイズ
オールフルカラー32ページ(280線高精細印刷)
イラスト: NABLACK
写真提供: 山岸
現存大戦機
・零式艦戦21、32、52、62型
・雷電、紫電改、震電、橘花、秋水、桜花
・零式水上偵察機、晴嵐、二式大艇
・彗星、一式陸攻、月光、九三式中間練習機
・飛燕、屠龍
・F4F、F6F、F4U、SBD、SB2C、TBF、OS2U
・Bf109、Fw190、Ju87
蔵出し写真
・九六式陸攻、零式水上観測機、強風、瑞雲
・三式陸上初歩練習機、九〇式機上作業練習機
艦これ実装現存大戦機を一挙公開
零戦各型から秋津洲の二式大艇ちゃん、鳳翔さんの赤トンボ、深海棲艦のたこやき艦載機まで、艦これ実装の艦載機を中心に日米独の現存大戦機を一挙紹介!
防空の要となる局地戦闘機の雷電、神戸で公開されて話題となった陸軍の三式戦飛燕、世界で一機しかない震電や橘花なども。
晴嵐士官搭乗者の証言
二式大艇のサンプル
伊400型潜水艦に格納され、アメリカ東海岸やパナマ運河の爆撃が計画されつつも、ウルシー環礁への特攻に切り替えられ、作戦実行直前で終戦を迎えることとなる特殊攻撃機・晴嵐。
ワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館に世界で唯一保存されている晴嵐の機体は、祖父が福山から横須賀に空輸したものだと発覚。晴嵐の士官搭乗者だった祖父の証言を、殉職者が多かった631空と第6艦隊第1潜水隊の足取りと共に紹介。
また、祖父のアルバムから瑞雲や零式水上観測機、終戦後に米軍の星マークをつけた強風など当時の貴重な写真を公開。
赤城たちを葬り去ったSBDなどの米軍機
日本海軍以外では、陸軍の飛燕、屠龍(の胴体)の他、米海軍のF4F、F6F、F4U、SBD、SB2C、TBF、OS2Uと、ドイツのBf109、Fw190、Ju87を特集。
ミッドウェー海戦で空母赤城、加賀、蒼龍、飛龍を沈めて太平洋戦争の大転換点を作ったSBDドーントレスや、戦艦大和や武蔵、空母翔鶴などを撃沈して日本海軍にとどめを刺したTBFアヴェンジャー、戦艦アイオワにも載せたOS2Uなどを紹介。
空を制する者は天下を制す
巻頭は、伊400型潜水艦に載せた晴嵐、晴嵐と同じく水冷式エンジンを搭載した三式戦飛燕、陸海軍で別々にドイツからライセンスを取得して製造したアツタ・ハ40系エンジン特集となっているため、表紙絵は伊401や格納状態の晴嵐などを描いていただきました。
艦これに実装されている第二次世界大戦期の航空機をだいたい網羅し、情勢を踏まえた開発の由来や諸性能などを、日米を中心に世界中で撮ってきた豊富な写真と共に解説しています。
2015年にNHKで伊400型潜水艦の特集が放送され、長崎沖で伊402が発見されるなど話題を呼びましたが、太平洋戦争末期に伊400型潜水艦と晴嵐が担った壮大な計画とその結末を、祖父の証言と共に多くの人に知っていただければと思います。
スペース
コミックマーケット91サークル「さざなみ壊変」
12月31日(土) 3日目 東マ-12b
Comike Web Catalog
委託予定
とらのあな(店舗在庫検索)メロンブックス
COMIC ZIN
書泉グランデ
書泉ブックタワー
補足訂正
現在スミソニアンにある晴嵐28号機は、終戦後に福山にありPBYカタリナの護衛で愛知県の河和海軍航空隊経由で横須賀に空輸したようです。祖父は偵察員として晴嵐28号機の空輸を行いました。P32に掲載している強風の写真は、晴嵐と一緒に河和から横須賀へ空輸された機体と思われます。P2: ×講話 → ○講和 P7: 祖父が亡くなったのは晴嵐が2003年に修復された後でした。 祖父の名前が一部間違っていました。「夫」の方が間違いです。