海外旅行で落としたカメラ・レンズやiPhoneはクレカの保険で修理できる


私も実際使ってみるまで知らなかったが、海外旅行で落として破損したデジタルカメラやレンズの修理費用はクレジットカード付帯保険で賄うことができる。

レンズの修理で保険金をもらうまで


アイドルマスターシンデレラガールズ舞台探訪本「ろけます!世界一周イタリア・スペイン・バリ島編」の取材のため夏コミ後にヨーロッパに飛んで一泊目のドミトリーでいきなりカメラを落としてしまい、買ったばかりのパナソニックLUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPHの光軸がズレてピントが合わなくなってしまった。

根本の金属部分が片側浮いた状態になってしまい手で押さえれば一応撮影はできたが、そんな状態で使い続けるわけにはいかないので帰国後パナソニックセンターに送ったら、6万ちょいで買ったレンズに修理費用21680円かかり手痛い出費に。


これはクレジットカードの保険でどうにかなったりしないものかとスーパーフライヤーズカード(三井住友VISAゴールド)の規約を見てみると、携行品損害として1旅行中かつ1年間の限度額が50万円まで保険金が出るようだったので、カード会社に電話して資料を請求。届いた三井住友海上火災保険の書類に必要事項を記入したりパスポートの出国スタンプを押したページのコピーを入れたりして発送。

レンズや修理時の領収書は原本でないとダメなようでよく読まずにコピーを送ったら「ちゃんと原本送れ」と催促が来たので注意。レンズはAmazonで購入したがWEB通販の納品書でもOKだった。

携行品損害の保険金には減価償却の考え方が適応され何年も使っていると購入金額の何割かに減るが、今回は購入直後だったので21680円のうち自己免責額3000円を引いた17680円が無事に銀行口座に振り込まれた!


液晶の割れたiPhoneもOK 規約を要確認

カードによってはおりないこともあるので注意する必要があるがカメラやレンズ以外にスーツケースやiPhoneが盗難、破損した時などにも使えるし、乗継遅延でホテルや食事代がかかった場合は海外だけでなく国内旅行でももらえるので覚えておくと便利。カード付帯保険には持ってるだけでOKの自動付帯と航空券の購入や現地の公共交通機関を利用する必要がある利用付帯があり、限度額なども含めて渡航前にきっちり規約を確認しておくこと。三井住友VISAの場合は自動付帯だが傷害死亡・後遺障害は利用付帯で上乗せされるような例もある。

ちなみに、三井住友VISAゴールドでは怪我や病気の治療の上限が300万円というのを初めて認識したのだが、海外では盲腸の手術しただけで平気で300万くらい飛ぶらしいのでもし長期で海外に行くような機会があればしかるべき保険に入った方がよさそうか。今回のレンズの修理でいまいちよくわかっていなかったクレジットカードの保険について見直すよいきっかけになった。

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