世界の中心NYを目指すラブライブ!とアイマス 世界市場を制するのはどちらか?



映画「ラブライブ!The School Idol Movie」にニューヨークが出ていると聞いたのでPVと比較してみた。


経済や文化において世界の中心と言われ様々な人種の人が集うアメリカのニューヨーク。



アメリカ東海岸でハドソン川の河口にあるのがマンハッタン島。



「ラブライブ!The School Idol Movie」特報 – YouTube




オフィスビルやブロードウェイミュージカルが軒を連ねるタイムズスクエア。

マンハッタン島を南北に走りX字状に交差する7th Ave.とBroadwayに、東西に走る46th St.と47th St.に囲まれたエリアと思われる。縦長の広告塔を中心にしてタイムズスクエアの中央で踊るミューズメンバー。ビル街の外観や黄色で囲った旗も描かれ結構細かく再現されている。

よく見てみると和風っぽい衣装でジュリアナみたいな扇子を持ち、歩行者天国もあるとはいえニューヨークの中心部で世界一広告料高いタイムズスクエアに特設ステージおっ建ててライブやってるというシチュエーションがすごすぎてたまげた。いったいいくらかかるのか。



1000人が座れるという赤階段の上からタイムズスクエアを見下ろす。

夕方から夜にかけては観光客でにぎわい、自由の女神やスパイダーマンに扮して記念撮影するとチップをねだってくる輩や馬車なども多く、日本のタイムズスクエアと言われる渋谷のスクランブル交差点とはまた違った高揚感が得られる場所になっている。




縦長の広告塔以外でわかりやすいのが、モルガンスタンレー本社で横に細長い3本の電光掲示板とその周辺。ビルや広告板などの細部まで同じように描かれている。






もう1シーン、セントラルパークと思われる場所が映っていて、芝生の上から撮った写真が手元になかったので具体例が出せないものの、背後のビルまで完全に一致するな場所はなさそうなのでモチーフレベルなのかもしれない。

マンハッタン島でも結構な面積を占めてランニングにしてる人も多いニューヨーカー憩いの場となっている。




もう1つ可能性があるのがタイムズスクエアとグランドセントラル駅の間にあるブライアントパーク。

ニューヨーク公立図書館本館が敷地内にあり公園の真ん中に立たせると似たような感じになりそうだが、背後のビルが少し手前すぎるか。



タイムズスクエアは他にアイドルマスターシンデレラガールズにも登場する。

水木聖來さんがライブをやっているのは先ほどの46st.から少し南で、ソニーなどが掲示する広告塔、円柱のNASDAQビル、ニューヨーク警察などがある42 Street。二大アイドルモノと言えるラブライブ!とアイドルマスター両方にニューヨークのタイムズスクエアが登場しているのはなかなか面白い。



[C84]アイマスで世界一周するハメになった「ろけます!世界一周アメリカ・イギリス編」
アイドルマスターシンデレラガールズについて詳しくはこちらで。



自由の女神とエンパイア・ステート・ビルディング。


世界を制するのはどちらか?

アイドルマスターは、Xbox360アイドルマスター2が台湾で売られていたが言語のローカライズはなしで、シャイニーフェスタで初めて英語のローカライズが行われてアメリカ、フランス、台湾、香港、韓国で配信された。ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルも英語、ハングル、繁体字、簡体字でローカライズで行われ、上海などでラッピング地下鉄が走っているそうなので、「ラブライブ!The School Idol Movie」にニューヨークが出てきたのは映画ならではのイメージ作り以外にやはり英語圏のラブライバーを意識し世界市場へ向けての野心が見え隠れするようで興味深い。

アイドルマスターシンデレラガールズは韓国でローカライズされてサービスが始まり、ラブライブ!は特に中華圏の台湾香港で艦これと人気を二分するくらいの盛り上がりで成功しているのを目の当たりにした。この2タイトルを比べると2014年2月にどちらもさいたまスーパーアリーナでライブを開催したが、アイマスは9年かかったのをラブライブ!はたった数年で追い付いてきた。ローカライズに関してもアイマスの方がやや出遅れてる感あるけど、ライブの日に国際打ち上げをやれば世界中からPが集まるし、シンガポールのAFA2014のイベントではしっかりPRし、香港でもイベントを開催しているので10周年記念で世界展開でも何か大きな動きがありそうな予感。

アイドルモノ戦国時代となった今日で世界の中心を制するのはどっち?という感じで今後を見守っていきたい。

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