石垣空港に到着したピーチ
中型機までに対応した新石垣空港にLCC(格安航空)として初めて乗り入れたピーチを使って成田→関西→石垣と乗り継いでみた。
ズラッと並ぶピーチの機材。
前日に成田から関西国際空港に入り野宿。翌朝第1ターミナル方面から無料バスで第2ターミナルへ。乗車時間は7分のようで、時間帯によって運行間隔は変わるがだいたいバス乗り場でバスが待っていてすぐ発車する。
ピーチご自慢の手作りのチェックイン機。
ピーチはWEBチェックインできないようで、バーコードを読み取るか予約番号をタッチパネルで打ち込むと発券できる。スマートフォンに表示したバーコードでもいけるようだが、うまくいかなかったので予約番号を入力した。
関空と那覇は25分前まで、他の空港は30分前までで、チェックイン後に受託手荷物を預ける。
写真には写ってないが、搭乗券の下の方に「OOKINI!」って書いてありこれがピーチ流のようで。
保安検査場がめっちゃ混んでる!
第2ターミナルは朝の出発ラッシュでかなり混んでいたが15分くらいで通過できた。とはいえ成田空港みたいにスムーズに通れないようなので注意。
飲食店やお土産屋にピーチショップもある。
寝られる椅子もあるが待合室は思ったよりも狭く、朝のラッシュだと落ち着かないかも。
KIX-ITMカードにしっかりポイントを加算。
充電もできるが家で使うような電源タップが机から生えていた。この辺が倉庫みたいなLCCターミナルのコストダウンが出てる?
石垣の搭乗が始まったのでゲートへ向かう。
ピーチは窓側から先に入れる方法をとっているのでAとFの座席の人から呼ばれて進んでいく。
後ろから入れるより窓側から入れる方が搭乗に時間がかからないらしいのでジェットスター・ジャパンもピーチと同じ形式にしてほしいと思う。
自分でタラップの階段を上って搭乗。
シートはLCCでよくある革張りで、どこのLCCもだいたい汚れが目立ちにくい黒系なので写真が撮りづらい。
180席のA320のシートピッチは29インチらしく、iPhone4Sがギリギリ挟まるくらいで狭い。
テーブルも特筆する点なし。
メニューは、たこ焼きや生八つ橋のような関西っぽいのが多いのもピーチの特徴。
石垣に向けて関西国際空港を出発。
MM231: 関西(KIX)07:45→石垣(ISG)10:05
関西からでも石垣まで2時間20分かかるがだいたい寝ていたのであっという間。
石垣島の平久保崎が見えた!
新石垣空港に到着。
空港から中心街や離島フェリーまではANAインターコンチネンタルとホテル日航八重山を通るルートと通らないルートでだいたい15分おきに運行。バスのりばで時刻表と離島フェリーを運行する安栄観光の割引券をくれた。石垣では波照間で日本最南端のアイマスPに会い、西表島で「あずまんが大王」修学旅行の舞台探訪へ。
石垣空港から飛び立つピーチ。
成田→関西が4,520円で、関西→石垣が8,230円で合計12750円になり、バニラエアの奄美大島セールほど安くはならなかったが、これまで遠いイメージのあった石垣に行けたのでまずまず。航空券購入は、スカイスキャナーで料金比較して航空会社公式サイトから買うか、エクスペディアなどで。
成田→関西では「滑走路では帽子やお土産袋も飛ばされるので注意~」といったアナウンスがあったり、最後に「おおきに!」と大阪弁で挨拶したり特徴的で面白い。チェックイン機も手作りなどできるだけ自分たちでやるスタンスや効率化も他のLCCより徹底しているようで、成田も拠点化し台北から羽田にも乗り入れてくる和製LCCピーチの今後が楽しみ。
石垣から東京はANA海外乗継割引スペシャルを使って羽田まで移動。