インドへの入国は、2014年11月27日から「観光ビザ電子発給制度(Tourist Visa on Arrival (TVoA) enabled with Electronic Travel Authorization(ETA)」を導入して入国4日前までにネットで比較的簡単にビザを発給できるようになった。1回入国のみで30日以内の観光、商用、療養目的ならETA申請で渡航できる。ただし、空港到着時のアライバルビザは廃止になったので注意。
まず、Indian e-Tourist Visaにアクセスして、左下のApply onlineをクリック。英語を読んで項目を記入していく。
「e-Tourist Visa (eTV) Application」と表示された下に、国、到着空港、生年月日などを入れて「Continue」。
「Citizenship/National ID No.」はなければ「NA」。
「Religion」は、日本だとほとんど葬式仏教だけど「BUDDHISM」を選択した方がいいか。
「Visible identification marks」は、身体に特に目立った傷などがなければ「NA」。
◆パスポート情報
「place of issue」はパスポートを取得した場所で「Tokyo」や「Tokyo, Japan」などでいいのかな。
「Any other valid passprot/Identity Certificate(IC) held」は他にパスポートがなければ「No」。
◆住所
「Permanent」は本籍地が現在の住所と同じであればチェックをつけ、違うなら本籍地を記入する。
◆家族
父親と母親の情報を入れる必要がありめんどい。
「Were your Grandfather/ Grandmother ( paternal/maternal) Pakistan Nationals or Belong to Pakistan held area?」祖父母にパキスタン国籍や関連がなければ「No」。
◆職業
職業や勤務先を記入し、軍隊や警察じゃないかという質問をYes/Noで答えて先に進む。
◆旅行者情報
「Has permission to visit or to extend stay in India previously been refused?」は以前入国や滞在延長を拒否されたことがなければ「No」。
「Countries Visited in Last 10years」は半角英語で10年以内に訪問したことある国をカンマで区切って記入。あまりたくさんは書けないので書きやすい国名をスペースの限界まで記入した。
◆パスポートのスキャンと証明写真
パスポートは顔写真があるページを10KBから300KBまでのPDF形式で送る必要がある。
スマートフォンでパスポートを撮ったデータをPDF化して送ったが容量で大苦戦。画像を縮小してフォトショップで保存する際の編集機能保持を外したりしてなんとか収めた。
証明写真の背景は白、10KB~300KBで350×350~1000×1000ピクセルのjpg。
証明写真をスマートフォンで撮ったのでいけたので、白い壁で自撮りすれば通るんじゃ。
クレジットカードで61.80USDを支払えば完了。VISAとマスターのみ。
「Temporary Application ID」を控えておけば中断と再開ができるが、何が悪かったのかわからなかったが失敗して全部やり直しになったので注意。
サイト上からpdfデータをダウンロードするか、テキストメールで「Application ID」「Application Status :- Granted 」「Visa No」などが書かれたメールを印刷して持っていけばいい。うちのGmailだと迷惑メール判定された。
……と思ったら、チケット発券時にチェックインカウンターで「滞在日が書かれているメールを印刷しろ」と言われて、いったん乗継のホーチミン–シンガポールのチケットだけ出してもらって、エアラインラウンジで「You can arrive in India between 06/09/2015 to 10/10/2015.」などと書かれたメールをプリントアウトし、搭乗ゲートでシンガポール–デリーのチケットをもらうことになってしまったので要注意。
デリーの空港ではインド人用、ファースト&ビジネスクラス用、全ての乗客などの入国審査を通り過ぎるとe-Visa用の列があるのでそこに並ぶ。ほとんど人がいなくて5分くらいで入国できたのでエコノミーの人は時間短縮のためにもe-Visaはいいと思う。ちなみに、ビジネスクラス利用だったので何も考えずにファースト&ビジネスの列に行ったらe-Visaに行けと追い出されたので間違ってもe-Visa以外に並ばないこと。
とにかくインドはいろいろ面倒という印象だったが思ったよりは簡単にe-Visaが取得できた。今回は2日間しかいないのに7500円も取られるのは釈然としないが、ロシアビザで大使館まで2回行った時の労働に比べればマシか。