日本文化に理解があり親日国として知られるタイ。首都バンコクの玄関口となるドンムアン空港では入国した途端こんな感じで萌えキャラが出迎えてくれるようになった。
The King of Thailandに到着。
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タイ・エアアジアXやノックスクートなどのLCC格安航空の就航で2~3万円くらいあればバンコクへ気軽に行けるようになった。
なんだこのポップは!
入国後に1階の到着フロアから階段を上がってバスのりばへ降りようとしたら、現れたのは等身大サイズのこのポップ。
タイ発のセクシー路線の萌えキャラなのか?
エアアジアの制服は赤色で派手だが、こんな風に帽子はないので客室乗務員をイメージしたオリジナルキャラ?
「THE BRIDGE」と書かれたボードを持っており、赤と黒のデザインになっているのでこれをモチーフとした黒髪と赤い制服の女性を描いたのだろうか。
すごく…ダンボールです…
よく見てみると、プラスチックダンボール製のようで妙に安っぽいぞ。
手が折れてるー!
折れてテープで補強された手が泣ける。
この手作り感。
裏側を見てみたら、木で作った補強材やスタンドらしきもので「なんとか立たせた!」という感じで手作り感がハンパない。
橋から眺めるドンムアン駅。
日本なら東京駅相当のフアランポーン駅(バンコク中央駅)へ向かうが、本数が日本ほど多くなくバスの方が中心部へのアクセスはよい。
アマリ ドンムアン エアポート バンコクホテル(Amari Don Muang Airport Bangkok Hotel)
空港直結のホテルだったが、スワンナプーム空港へ機能が移転してドンムアンはLCC専用空港となったため、客がだいぶ減ったと思われる。
謎の萌えキャラはちょうどドンムアン空港とアマリホテルを結ぶ通路の中間あたりに立っていたので、空港が案内で置いたか、客が遠のいたアマリホテルが客寄せのために制作したのだろうか?
アマリグループはホテルや高級コンドミニアムで知られるタイの企業なので、有名企業のアマリにしろ、ドンムアン空港にしろ萌えキャラの等身大ポップを作成するとはタイもなかなかやるじゃないか!
名前がよくわからないのでアマリ・ブリッジちゃんとでも名付けよう!
タイでは日本とは逆で名・姓の順番なのでブリッジ・アマリと書いた方がいいのかなあ、悩む。
ちなみにドンムアン空港の近くにはナショナルメモリアル(国立戦没者慰霊堂)、タイ王国空軍学校、タイ王国空軍博物館など見どころが多数。
日本なら戦艦大和に相当する日本製海防艦トンブリの鐘、世界で唯一現存するという九九式高等練習機(キ55)、艦これの新型艦載機の元ネタであるカーチスSB2Cヘルダイバーなどを見ることができるのでオススメ。
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海防艦トンブリについてはこちらで。
OH!anime
バンコク市内は日本の外食チェーンやユニクロなど日系企業が多数進出しており、フィギュアやタイ語に翻訳された日本のマンガ専門店もある。紀伊國屋ではタイ人の友達が日本語そのままの声優雑誌を買っているのを目撃。日本文化の浸透っぷりに驚いたが、まさか空港に到着した途端に萌えキャラが出迎えてくれるほどになったとはね。
腕が折れてもがんばれ、アマリ・ブリッジちゃん……。