中国・成都のイトーヨーカドーで営業してるラーメン屋がヤバイ
ナルトラーメン。
中国でも日本のマンガ・アニメは大人気……なのだが、中国内陸部最大の都市・成都で鳴人拉面なる怪しすぎるラーメン屋を発見!
伊藤洋華堂 春熙店
成都にはイトーヨーカドーが何店舗も出店していて存在感ある。 成都の中心部で百貨店みたいな建物だけど、内装は日本と変わらない見慣れた総合スーパーって感じ。
22:30まで開いててよかった!
地下のスーパーは夜21時過ぎても賑わっていて成都で定着している感じ。隣の伊勢丹は客は少なめで心配になるけど、日本から輸入した雑貨が売ってて同人誌即売会のComidayで尽きたガムテープを探したら無事に入手できた。
ナルトラーメン……だと?
成都のイトーヨーカドーの最上階は他の百貨店でもよくあるフードコートや飲食街。ぐるっと回っていたら鳴人拉面なるラーメン屋に出くわした。このイラストはどう見てもNATUTOじゃないか!
しかも、ずいぶんと手描きっぽいな……。
こっちは、日本か中国か知らんけど江戸時代みたいなイラストでカオス過ぎる!
店内のいたるところにNARUTOのイラストやフィギュアが掲示されていて、同人っぽいのも。
クッションもありますぜよ!
しかし、一箇所だけなぜかトトロ。
「たかが麺、されど麺。」と書かれた店内のポスター。
「鳴人拉麺」と店名も入っているけど、「A1」「九州26」のように一覧になっている麺の名前で検索してみたら、製麺会社宝産業株式会社が販売している麺と全く同じだということがわかった。
宝産業は中国にも工場があるっぽいのでもしかしたら正式に提供を受けたものなのかもしれないが、麺の見本一覧を店内に提示しておくメリットが全く見えないので、これらも勝手に使ってるものと思われる。
店長のオススメはやっぱりナルトラーメン!
ラーメンにナルトが乗っている以外はNARUTOとの関連は皆無!ぜひともネタでナルトラーメンを食べてみたかったのだが、残念ながらちょうど閉店してしまったのでまたの機会に。夜遅いというのもあるけど、日本食にしても中国の物価水準では高い店が多かったためフロア全体で客は皆無だったと思う。
台湾や香港だとNARUTOは「鳴門」だけど中国大陸では「鳴人」であるとこに後で気がついた。当然無許可だろうけど、これだけやってればNARUTOが大好きだという気持ちは伝わってきたのでその点は評価してあげたい。