【中国・重慶】マンションに突っ込む日立製モノレールがカオスすぎる


政府が成長戦略の大きな柱に掲げるインフラ輸出。そのはるか前、中国の重慶に輸出された日本のモノレールがマンションに突っ込むという驚きの進化を遂げた現場を見てきた。



人口3000万人、都市圏人口700万人。中国で5番目に大きい重慶にやってきた。



重慶で地下鉄とモノレールを運行する重慶軌道交通

建設費の半分は円借款というモノレールの2号線は日立製のモノレールが入っている。





多摩都市モノレールと同じ日本跨座式というタイプで、東京モノレールみたいに床に出っ張りがなく普通の鉄道車両と変わらない広い空間がウリ。



交通ICカードで割引も受けられる。



重慶モノレール2号線で李子坝駅へ。




駅の上には結講巨大なマンションが。




おっ、おっ、おっ!

本当にモノレールがマンションに出たり入ったりしてる。




下から見上げると迫力あるな。


川沿いへ降りてみようと思ったのだが道が見つからず、地元の人に案内された道へ。


薄暗くて怖すぎるんですが。



無事に外に出られた。



正規の入口はここだったのか。





マンションが無理やり増築した感満載でカオスすぎる。

悪の巣窟?現代の九龍城?香港でカオスな安宿集合体・重慶大厦に潜入してみた!
重慶だけにチョンキンマンションを彷彿させるな。






これは見ていて飽きないなー。

マンションの左下にある謎の壁画も、ごった煮感を引き立ててる。



先ほどの重慶北駅や重慶江北国際空港を結ぶ3号線が長江と合流する嘉陵江を渡る。





立川よりも学園都市っぽいのではないだろうか、美琴お姉様。

内陸部で年中湿度が高い重慶は霧に包まれる日が多くて霧都と呼ばれている。高層マンション群が霧に包まれてる姿を見ると、なんとなく学園都市みたいに治安悪そうに見えてアンチスキルやジャッジメントが警備してそう。



隣の牛角沱駅から出発したモノレール車両。





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重慶モノレールはもう一箇所、建物を貫く場所がある。




このように車両が突っ込んでいく。




広場のド真ん中に建てられた用途不明の建物を貫いていく。




場所は、2号線・杨家坪駅すぐのところにある。




モノレールに乗って通過してみたけど、特に何かが起こるというわけでもない。

重慶になんで二箇所もこんな場所があるのか不明だが、やはり、狭い穴があったら入りたいというのが人間の本望だからだろうか。重慶は他にも性のテーマパーク「ラブランド」や2000人が用を足せるトイレもあるらしいので細かいことを気にしてはいけないのだろう。ちなみに地下鉄のラブライブ!ラッピング車両に土下座するラブライバーが出たのも重慶のようである。



日本にもかつて姫路モノレールの大将軍駅が似たような感じだったが、現在は遺構のみが残る。他には商業ビルに突っ込む小倉駅も似たようなもんか。重慶モノレールは現役かつ上に乗っかっているマンションの規模が大きくてカオスなので、春秋航空日本などを利用して見に行く価値は十分。
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