【プリンセス・プリンシパル】シャーロットの療養先モロッコ・カサブランカに朝食を食べに行く
王国と共和国の2つの陣営で東西に分断された架空のロンドンを舞台とし、スパイと王女が暗躍するオリジナルTVアニメ「プリンセス・プリンシパル」のラストに登場するモロッコのカサブランカへ。
クーデターを阻止する過程で銃によって負傷した王女シャーロットが療養でやってくるのがモロッコ最大の都市カサブランカ。
カサブランカの中心部からライトレールトランジットに乗ってアイン・ディアブというビーチリゾートエリアに行くと一面鏡張りの砂浜が広がった。
モロッコの歴史をいまいちよく理解していないものの、プリンセス・プリンシパルの設定である19世紀末は欧米列強の植民地支配を受けているため、作中の設定でもアルビオン王国領になっている?
ピクチャードラマに出てくる建物を探してみたら、ビーチの端から海方面に突き出した民家とモスクの集落はあったものの全然似ていない。
カサブランカ周辺には他に大きなビーチやこういった建物は見当たらないので、アンジェたちが泳ぎに来たとしたらこのアイン・ディアブのビーチしかなさそうであるが、あまり似ている要素がないのでプリンセス・プリンシパルのカサブランカは実在する場所を参考に描かれていないのかもしれない。
せっかく海に来てるのに「なんでアンジェたちは服を着ているのだろう?」と思っていたら、当時の水着を再現したものらしい。
ビキニなんてまだ存在しないので、視聴者ウケ狙いで安易に肌を露出させず、時代設定に則した描写を徹底するのがプリンセス・プリンシパルのこだわりであり、とても好感の持てるラストだった!こういう丁寧なアニメがもっと人気出て増えてほしいものだと切に願う。
カサブランカの現地4星ホテルで朝食ビュッフェ。
プリンセス・プリンシパルはカサブランカの実在する場所をモデルとしたのかどうか、いまいち確証は得られなかったが、とりあえず「カサブランカで朝食を」を体験できたので満足。