途中まで使ったANA特典航空券の残り区間がコロナウイルスで全部運休!キャンセルと払い戻しはできる?


ANAのマイルで発券したスターアライアンス特典航空券を途中区間まで使ったところで、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により残り区間が運休になったらどうなるのか。キャンセルや払い戻しができるのかどうかデスクに相談した時の内容。

2019年にANAのマイレージを使って以下の特典航空券を発券した。
羽田-フランクフルト-パリ、パリ-羽田、羽田-ウィーン-アテネ / ソウル-関空
(HND-xFRA-CDG-HND-xVIE-xATH/ICN-KIX)

24時間以上のストップオーバーはパリと羽田。2019年9月にパリに行って羽田に戻り、今年になってからアテネに行こうと思ったところで新型コロナウイルスが猛威を振って、羽田-ウィーン、ウィーン-アテネ、ソウル-関空の全てが運休に。ちなみに、2月から5月に一度旅程を延期した上で運休に遭遇した。

未使用でどこかの便に欠航や時刻の変更がが出ればその時点でキャンセルして払い戻すことも可能。もし便に変更がなくこちらの都合でキャンセルする場合も、未使用の特典航空券は3000マイルを払えば無条件で全額返してくれる。

しかし、今回は途中まで特典航空券を使ったところで便がキャンセルされてしまい、こういった例についての規約は見た感じなさそうだった。便を再度数ヶ月後に振り替えたとしても本当に飛ぶのかどうか怪しいし、飛んでも入国できるかわからないので予定が立てられず困ってしまい、ANAスーパーフライヤーズデスクに電話してどうしたらいいか聞いてみた。

結果としては途中まで使った分を計算して払い戻すことが可能なようだった。払い戻しは22500マイルで、サーチャージや空港税などの諸税は計算がクソめんどくさいのでいくら払い戻しになるか現時点ではわからないから後でメールするという話に。

スターアライアンス特典航空券で日本-ヨーロッパの単純往復でない旅程はエコノミーが60000マイル。このうちどういう計算になって払い戻しが22500マイルになったのか聞くのを忘れてしまった。

推測でしかないけど、HND-FRA、FRA-CDG、CDG-HND HND-VIE、VIE-ATH、ICN-KIXの飛距離の割合から計算するとちょうど使用済みが37500、未使用が22500くらいになるので実距離の割合で計算したのだろう。本当は1区間10000マイルで計算して30000マイル返してくれるとよかったのだけど。

いずれにしても、2020年6月からサーチャージはゼロになるので、残り区間のマイルと去年払った高いサーチャージが返ってくるのは大変ありがたい。しかし、いったいいつになったら海外に行けるようになるのだろうか。

追記: この特典航空券の往路は最初の2区間、復路は4区間となる。復路のうち1区間は使用済みで残り3区間を払い戻すため、復路分30000マイル * 3/4 = 22500マイル という計算になる。
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