地上価格の2倍は高い?ジェットスターの機内食をいろいろ食べてみよう


ジェットスター・ジャパンのメニュー表

格安航空LCCのうち成田で勢力の強いジェットスター・ジャパン。チケット購入時につけるスタータープラスというプランだと500円分の機内バウチャーがもらえるのでそれを利用して機内食をいろいろ食べ比べてみた。



ジェットスターのStarter PlusでJALとカンタスのマイルをゲットする
ジェットスターには、座席指定や日時の変更ができるStarter Plusというオプションがあり、ジェットスター・ジャパンだと1200円でつけることができる(消費税8%で1230円に値上げ)。これには機内販売のバウチャー500円がついてきて、シートベルトサインが消えると客室乗務員がやってきて何も見せることなく500円分の買い物ができる旨を告げられる。機内販売が回ってきたタイミングで注文して、お釣りは出ないが500円未満でもいいし、現金を足せば500円を超える買い物もできる。



1月に沖縄に行く時に利用したジェットスター・ジャパン。



シートポケットにささっているジェットスターカフェと書かれた機内販売の案内。






ミネラルウォーター200円。コンビニっぽいおにぎりが200円などという値付けを見ると、どうもジェットスター・ジャパンの機内食は地上価格の2倍くらいするようで。

カップヌードル350円が高く見えるがお湯を入れる手間もかかるだろうし、定価売りのコンビニなら175円くらいはするだろう。

航空会社の機内販売は高い!という印象だけはあったもののこれまで実際に購入する機会がなかったので具体的にどのくらい高いのかは意識したことはなかったがこのくらいなのか。おそらく他の航空会社でも似たようなものなのだろう。



500円分のバウチャーがあるので早速500円のソーセージエッグマフィンを注文。



パンに一応チーズと卵とハムみたいな肉が挟まっている。

うーん、きちんとホットミールでそれなりにうまいのだが、マクドナルドで100円で買える卵がないソーセージマフィン食った方がいいのではないかという残念な思考にどうしても囚われてしまう。



おにぎり(鮭)200円。

裏を見たら富士総合食品という機内食を作ってる会社らしく、コンビニのおにぎりと比較して遜色ないのでこれはアリ。むしろ最近のコンビニおにぎりは100円で買えることがまれになってきたので、200円なら地上価格2倍より安くなるのでお得感ある。



プルコギサンド350円。

先ほどのおにぎりと足して550円だったので追加で50円支払った。プルコギって韓国の料理だったと思うけど、ただのピザまん崩れみたいな味で包んでいる生地もピザに近い。ジャンクフード的な感じではなかなか。


上記は2014年3月までのメニューで、下記はリニューアル後のもの。

4月に松山行くときに見えた富士山。








次は、「季節のお弁当とお味噌汁のセット」と「ミニランチサンドツナ&たまご」を試してみたい!と思ったら見事メニューから消滅!




仕方がないので新しく追加されたカツサンド500円を注文。

ホットミールを想像してたら思いっきり冷たかった。サンドイッチ系だからそりゃそうか。



材料名には豚カツと書かれているが、安い惣菜にありがちな成型肉でほとんどメンチカツサンドだと思った方がよい。

そういえば食品偽装が話題になったけど、弁当や冷凍食品の成型肉トンカツは特に表記なしでも食品偽装にならないのだろうか。



てりやきバーガー300円ミネラルウォーター200円。

てりやきバーガーは見た目通りの照り焼きソースとマヨネーズが少しでこちらはちゃんとホットミール。ミネラルウォーターは富士山のバナジウム天然水「富士清水」の500mlペットボトル。



4月に高松から戻る時は大阪湾の神戸空港と関西空港が一度に見えた。



ホットドック300円。

フェリーだったか郊外のロードサイドにごくたまに置いてある食品の自動販売機で確かこんなの食べたことあるぞ!という感じのホットドック。いや、さすがに自動販売機のよりはマシで、ソーセージはわりとまともだったのでさっきのてりやきバーガーよりは好きかな。これまで食べた中で一番無難な気がする。


他はグッズを除くとジュースやお菓子はスーパーやコンビニでも買えそうなものばかりだし、これで現行メニューに載っている軽食は全て制覇できた。こんな感じで500円相当の機内バウチャーで食べられるものが果たして地上で250円の価値もあるかと言われると悩むところだが、寝るだけの機内で移動中に軽く腹を埋められるのはメリット。300円の軽食と200円の水をセットで買えばペットボトルの水を持ち込むためにセキュリティチェックをする手間も省ける。

Starter Plusの1200円のうち、座席指定料金が450円に値上げされる前は250円だったので250円相当、機内食が250円相当と考えると、カンタス航空1000ポイントが700円相当ということになり、おまけでチェックインするまで日時の変更ができる保険がつけられるならまあ安いかな、という結論に至る。

追記: 「Starter Plus」は見舞金制度導入で1480円に値上げ。



2014年11月に利用した時は昔なつかしのカレーパン300円か、カルッツォーネ350円を食べようとしたら東京–大阪間の短い飛行時間ではホットミールを出していないと言われランチパックたまご350円と富士清水200円で妥協した。2015年3–6月のメニューを見たら350円か450円のメニューばかりで500円のバウチャーでは非常に使いづらくなったと思う。

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