ウェイバーたんを探しにイギリス・ロンドンの時計塔に行ってきた!Fate/Zero・stay night舞台探訪



チャッツワース。

TVアニメ「Fate/Zero」に愛知県から帝国ホテルが登場!明治村は洋館だらけでいいところだぞー。
Fate/ZeroのTVアニメが始まった直後に明治村について紹介しましたが、放送が進むにつれ今期ナンバーワンヒロインといっても過言ではないウェイバーたん(いや、ウェイバーは男だからよいのはわかっているのですが)がかわいすぎて居ても立ってもいられなくなったのでウェイバーの留学先イギリスへ舞台探訪へ!





国会議事堂・ビックベン。

魔術協会総本部「時計塔」のモデルですが、完全に同じではなく合成されているような感じで、国会議事堂・ビックベンは外観の参考であくまで時計塔は架空の組織というわけでしょうか。






Fate/Zero第1話でケイネス先生にバカにされて教室を飛び出したウェイバーたん。


むしろこうした方が近いかな。


廊下はFate/Zeroのように左右とも窓になっていません。


ここはグロスター大聖堂

グロスター大聖堂はなんとロンドンから西へ200km離れたところにあります。天井の模様もFate/Zeroと一致したので間違いないと思いますが、なんでこんなところが!Fate/stay nightのラストでは遠坂凛がロンドンへ留学するってストーリーになってますが、本当に時計塔がロンドンにあるのか心配になってきました。

入場は無料ですが5ポンド程度の寄付を募っています。手元のガイドにも載っておらず画像検索して偶然見つからなければスルーするところでした。なんであえてグロスター大聖堂なのか考えてみましたが、なんでも映画ハリーポッターの撮影にも使われて有名になったらしいので、魔術師に愛される場所なのかもしれません。




大英博物館。



ウェイバーたんが調べ物をする大英図書館リーディングルームは大英博物館の中にあるのですが、当分の間閉鎖中みたいで残念でした。せっかくイギリスまで来たのに入れませんでした!じゃ困るので、せめてもと思い大英図書館リーディングルームのポストカードを購入。1枚70ペンスで5枚買うと3ポンド。


大英図書館リーディングルームはこの中。


大英博物館には世界中のお宝がありますが1日ではとても回りきれません。

そうそう、大英博物館と言えば確か「英國戀物語エマ」にも出てきましたよね。入場は無料ですが5ポンド程度の寄付を募っています。金曜は深夜まで開いている展示室も。






Fate/Zeroで切嗣を襲うケイネス先生。

風雲!イリヤ城ことアインツベルン城は、北イングランドにありカントリーハウス・マナーハウスの代名詞とも言えるほど有名なチャッツワース。冒頭に載せたFate/stay nightだと床の市松模様から階段の奥の構造などはほとんど同じですが、Fate/Zeroだと結構変わっていますね。どちらの作品も2階の渡り廊下みたいなところが左右対称になっていますが、実際は片方しかありませんでした。チャッツワース内に展示されていたスケッチには作中と同じような構造になっているものもあったのでもしかしたら昔は左右対称だったのかもしれません。


階段を登った奥に更に階段も見え再現性はそこそこ。


Fate/stay nightより。


Fate/hollow ataraxiaより。

金属の飾りはかなり細かく再現されています。


この時期、土日のチャッツワースはクリスマスマーケットが開催されていてめちゃくちゃ混んでました。シェフィールド駅からバスで40分くらいなのですが、渋滞のせいか30分に1本のバスが時間になっても来ず結局2本運休になり、その日中に辿りつけないのではないかとかなり焦りました。

広大な領地に羊が草を食べるのどかな丘があったり、大広間や応接室に食堂の広さ、調度品や天井画の豪華さに圧倒されるばかり。ツリーやライトアップのクリスマス仕様は賑やかでよかったですが、普段のままの姿のチャッツワースをもう1度見に行きたいです。




切嗣とケイネス先生がバトルする廊下。


こちらはFate/stay nightから出ているハドンホール

チャッツワースの近くなので行きたかったのですが事前に調べたら冬期閉鎖中のようでした。Fate.mapによると「図説 英国貴族の城館 カントリー・ハウスのすべて」という本にまったく同じ構図の写真があったので、Fate/stay nightの背景はこうした資料を元に描かれた可能性が高そうです。


Fate/stay nightのイリヤの部屋はノステルプライアリのドレッシングルームが左右反転で使われています。

こちらも北イングランドのようでしたが同じく冬季閉鎖中でした。カントリーハウスは冬季閉鎖中のところが多いので注意が必要。またイギリスは北海道より緯度が高くて太陽が出ている時間が短く16時には真っ暗でしたので活動時間の見積もりも気をつけたほうがいいです。

魔術師たちやサーヴァントが豪華絢爛な歴史建造物やカントリーハウスの中を狭しと駆け巡ったり派手にバトる姿を想像しながら回りましたが、特にFate/stay nightのTVアニメではアーチャーVSバーサーカーの回が一番好きで、戦いが繰り広げられるチャッツワースはいつか必ず行きたいと思っていたのでFate/Zeroをきっかけにイギリスに行けてよかったです。今回は行けないカントリーハウスもありましたしヨーロッパには他にも背景のモデルがあるのでまた訪れたいと思います。


ちなみにセイバーの元となったアーサー王は、少し調べると実在したかどうかすらはっきりわかっていないものの、騎士道やフランスとの戦いでイギリスの象徴として担ぎ上げられたりしてヨーロッパの中でも特に伝説的な人物として扱われていたそうです。そうした中で今度は日本の「文学」作品で英霊として呼び出され聖杯戦争で戦わされ、死後もゆっくりできない騎士王アーサーは大変だなあとしみじみと思いました。

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