咲-Saki-で宮守女子のエイスリンがニュージーランド人である理由


宮守川橋梁「めがね橋」




2010年10月30日に開催された咲-Saki-オンリー「さきすぺ4」で頒布されたシロエイ合同誌こと小瀬川白望×エイスリン・ウィッシュアート アンソロジー「Girl meets Girl」に宮守女子の舞台探訪をウマぽんと共著で参加しました。WEBではまだでしたのでこの機会に宮守の様子紹介します。




花巻から釜石方面の国道283号沿いに見えてきた5連アーチ、これが「めがね橋」こと宮守川橋梁。





めがね橋が77局や82局の表紙を飾っています。原作咲-Saki-の表紙はキャラが大きく描かれることも多く探すのは非常に難易度が高いですが、めがね橋は特徴が多いのでかなりわかりやすい方です。





めがね橋のすぐ隣に道の駅みやもりがあるので休憩もかねることができるのでありがたいです。

沿岸部への中継地点だけあって「絆を三陸へつなげよう」というノボリが力強くなびいていました。




めがね橋は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフとされ、道の駅みやもりでは天井に銀河鉄道のステンドグラスが飾られ、最初に訪れた7月には七夕飾りが彩っていました。


岩手県出身のそのだつくし先生の短冊があったり。


咲ちゃんが大船渡の復興を祈っていたり。


2度目にシロエイ合同誌の取材に来たときはコスモスが咲き乱れる秋の日でした。

宮守女子のエピソードは雪の深い冬がメインで描かれていますが、それぞれの季節にめがね橋の姿がありどのシーズンに来てもオススメです。




道の駅みやもりの野菜市で胡桃ちゃんを購入。


おみやげ屋さんで可愛らしい座敷童子のグッズが売ってたんですが、胡桃ちゃんは座敷童子がモチーフになってたりしないんですかね。


それから宮守はわさびが特産となっていてわさびソフトなども売っています。

座敷童子はともかく、私語が多い南大阪・姫松高校の愛宕洋榎に「うるさい そこ!」と言ってちょっぴり辛口なところはきっとわさび譲りに違いないと信じて疑いません。


そして隣のローソンはのどっちが表紙のヤングガンガンビック売ってたー!

コンビニでヤングガンガンを見かけることはあまりないのでヤングガンガンビックを売ってるところは初めて見ました。道の駅みやもりのスーパーでは通常のヤングガンガンも売ってたのでさすが宮守女子の舞台だけあります。今後もし宮守女子の新しいカットが登場してその日のうちに飛び出したはいいが「家にヤングガンガン忘れた!」となっても安心ですね。




宮守女子麻雀部の顧問・熊倉トシ先生が降り立つ宮守駅。


駅前の通りは落ち着いた雰囲気。

立派な快速列車が一日数本走っているので鉄道でもそれほどアクセスは困らないでしょうか。





そして宮守女子のモデルとなる遠野高等学校情報ビジネス校

宮守駅から徒歩15分ほど。咲-Saki-で実在する学校がちゃんと登場するのはおそらく初めてじゃないかと思いますが、平成22年3月に閉校となっています。調べてみると国際交流が盛んな学校でニュージーランドとの交換留学制度があったそうで、ニュージーランド出身のエイスリンがわざわざ宮守女子へ留学しにきたのはこの遠野高等学校情報ビジネス校の制度が咲-Saki-の設定に反映されたためと考えられます。

宮守に舞台探訪してモデルについて調べて初めて気がつくような設定を作中に入れ込んでくる小林立先生のこだわりにはいつも脱帽させられます。アイドルマスターで961プロをやめたジュピターのライブ会場の住所が「宮守961」並に難易度が高いですよ!それはさておき、そうした制度があったおかげで小瀬川白望とエイスリン・ウィッシュアートが宮守の地で出会い、咲-Saki-ファンのシロ×エイのムーブメントへ発展したわけでございます。





宮守は河童伝説で有名な遠野が近く、めがね橋自体が銀河鉄道の夜に出てくるくらいの場所なので、宮守女子はオカルト能力全開な高校ではないのかと全国大会が始まる前には思ってたんですよ。シロもエイスリンも胡桃ちゃんもイマイチぱっとしない状態が続いていたところで塞ちゃんが相手の手を「塞ぐ」能力を発揮して、清澄高校の和を押さえて塞ちゃんがほとんど主人公化した展開は熱かったですね!まだ大将戦が残っていますのでこの先の展開に期待しつつ、できることなら上位2チームに勝ち残ってほしいところ。そして阿知賀編に続いて宮守編をTVアニメ化してほしい!塞ちゃんにもっと光を!





ちなみにめがね橋の近くの「焼肉レストラン みまつ」は「9」がつく日に半額になるので宮守を訪れるのは「9日」「19日」「29日」をオススメします。




めがね橋は夜になると虹色にライトアップ。


7月の時点では震災後の自粛か節電で明かりは灯っていませんでした。


シロエイが毎日のように見上げているであろうこの風景。


虹の架け橋を走る列車は光の軌跡となり、

星屑の散らばる空へと駆け上がっていくようだった……。

舞台探訪に関するお願い
舞台探訪はマナーを守り節度を持った行動を心がけてください。観光地はもちろん民家の多いところや公共施設では特に他人の迷惑になったり不審に思われる行動はとらないようご注意をお願いします。

ロケ地によっては観光地化されていないところも多く、そこに人が住んでいてそれぞれの生活がある場所を、宗教的なものを彷彿させる「聖地」や「巡礼」と呼んで騒ぎ立てるのは誠に忍びないという思いから、弊サイトでは聖地巡礼という呼び方をせず、舞台探訪、ロケ地巡り、背景訪問、逆ロケハンなどを推奨しています。
舞台探訪
フォローする
スポンサーリンク
さざなみ壊変
タイトルとURLをコピーしました