ロボティクス・ノーツの舞台として宇宙の雄大さや夢を教えてくれる種子島は実に相応しい



JAXA種子島宇宙センター「宇宙科学技術館」。

2019年の種子島を舞台にしたシュタインズ・ゲートに続く科学アドベンチャーのロボティクス・ノーツの舞台探訪へ。ポケコンで拡張現実が当たり前となった近未来の種子島で、巨大ロボットの完成を夢見る瀬乃宮あき穂と幼馴染で主人公の八汐海翔がホビーロボット大会の優勝を目指すところから物語は始まります。


宇宙とロケットの島・種子島とロボティクス・ノーツ



竹崎海岸。

宇宙科学技術館象の隣の竹崎海岸にある「像の水飲み岩」ではないかと思います。種子島は離島で波が強いからか太平洋側は浸食によって変わった岩がたくさん見られます。





ロケットの丘展望台。

トライアルバージョンの最後では幼少の海翔とあき穂とあき穂のお姉ちゃんとロケットの打ち上げを見るカットがありましたが、ここからは実際にロケット発射場やロケット組立棟がよく見えます。








旧種子島空港と近くに建っていたホテル。

現在の種子島空港は集落から離れた場所に移転しておりホテルも営業していませんでした。ロボット研究同好会の活動拠点になる場所ですが、敷地内に入ったりしないようお願いします。




ロボティクス・ノーツの中央種子島高校のモデルは種子島中央高校。


新海誠監督の秒速5センチメートルでも登場しています。現役の教育施設ですので絶対に無断で敷地内に入ったり不審な行動をとらないようにお願いします。



以下はPVに出ていた場所なのでロボティクス・ノーツ本編でも出てくる可能性があります。トライアルバージョンでは他にロケット打ち上げ展望スポットとしても知られる宇宙ヶ丘公園が出てきています。


中型ロケット発射場。






宇宙科学技術館。

入場は無料でロケットや宇宙ステーションなど宇宙に関する展示が多数。宇宙食となった日清食品のラーメンの展示なんかも。





大崎第一事務所のH-IIロケット7号機。

種子島宇宙センターの施設案内ツアーは1日3回無料で開催されており(要予約)、先ほどのロケットの丘展望所やロケット発射場などを説明を受けながら回っていきます。H-IIロケットと言えばオレンジ色という印象が強いですが、これは断熱材の色だそうでここに置いてあるものはほとんど酸化して茶色になっちゃってますが、ところどころにまだオレンジ色が残っていました。





種子島空港の駐車場にある街灯でした。


種子島へのアクセスや諸注意

種子島へは2011年11月にアイドルマスターモバイルエリアゲームの種子島エリア取得とANAプラチナSFC修行を兼ねて来ました。鹿児島空港と種子島空港を結ぶ空の便はJALしかなく、早朝に羽田から鹿児島までANAだと乗り継ぎが微妙に間に合わなかったので鹿児島空港で前日泊しましたが、羽田からJALなら日帰り強行も可能。種子島はレンタカーでの移動が基本で、結構アップダウンが激しいので自転車だとかなりきつそうです。時間があればゆっくり鹿児島からフェリーで行ってみたいですね。

私が行った時期は2012年1月のH-IIBロケットの打ち上げの準備で大型ロケット発射場までツアーで入ることができなかったため、そこまで見たい場合はスケジュールを事前に確認しましょう。


種子島はロボティクス・ノーツの舞台として実にふさわしい


竹崎展望台。

種子島は日本に初めて鉄砲がもたらされた土地であり、現在はロケットの島として宇宙開発の重要な拠点を担っているように、常に時代の最先端であり宇宙の雄大さや夢を感じさせてくれる種子島を科学アドベンチャー第3弾であるロボティクス・ノーツの舞台として近未来の設定で出してきたのはとても相応しく思ます。あき穂が巨大ロボットの完成を夢見るようになるには宇宙とロケットの島・種子島で生まれ育ったことが少なくないと思われますし、実際に本編で宇宙やロケットに絡んだ要素が出てくるかどうか楽しみです。

舞台探訪に関するお願い
舞台探訪はマナーを守り節度を持った行動を心がけてください。観光地はもちろん民家の多いところや公共施設では特に他人の迷惑になったり不審に思われる行動はとらないようご注意をお願いします。

ロケ地によっては観光地化されていないところも多く、そこに人が住んでいてそれぞれの生活がある場所を、宗教的なものを彷彿させる「聖地」や「巡礼」と呼んで騒ぎ立てるのは誠に忍びないという思いから、弊サイトでは聖地巡礼という呼び方をせず、舞台探訪、ロケ地巡り、背景訪問、逆ロケハンなどを推奨しています。
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