なんでこんなとこにアイマスが!高知県の打井川駅で窮屈そうに踊る春香さん


打井川駅

高知県と愛媛県を結ぶ予土線で四国の偽新幹線こと鉄道ホビートレインから何もない打井川駅で下車してみる。





四万十川を挟んだ反対側には集落があるが、打井川駅の近くには何もない。



バス停に貼ってあった打井川駅の案内ポスター。


よく見てみると、

春香さんじゃないか!



海洋堂ホビー館四万十。

能登半島の穴水駅にいる小鳥さんに続いて、なんでこんなところで春香さん踊ってるの!と思ったけど、打井川駅は海洋堂によるフィギュアミュージアムの海洋堂ホビー館四万十の最寄り駅だからだというのにすぐ気がついた。




ホビー館には可動式美少女フィギュアのフロイラインリボルテックシリーズもちゃんと展示されていて、アイドルマスターの春香、亜美真美、美希のサンプルが展示されていた。

海洋堂のフィギュアなんて腐るほど種類があるだろうけど、アイドルマスターだけで棚一段分くらい占拠していて結構目立つ。ゴシックプリンセスに加えてフレンドショップ限定のスノーストロベリーとホビージャパン通販限定のノエルアンジェリークまできっちり展示するという気合の入れよう。



打井川駅のポスターをもう一度見てみると、鉄道車両の他に海洋堂でフィギュア化された恐竜に北斗の拳やゲッターロボらしきイラストも描かれている。

そんな恐竜や合体変形ロボなどに囲まれる修羅の世界で実に窮屈そうに踊るボーカル服の春香さん。



アクションフィギュアコーナーには『一年以上の試行錯誤の末に出来上がった「北斗の拳」はそれまでのアクションフィギュアとは全く違う精巧な作りが話題となり、初回生産2万4000個があっという間に売り切れる大ヒット。』と誇らしげに解説されていたが、アイドルマスターのリボルテックは作りすぎたのかそれとも売れなかったのか、ネット通販や小牧のキンブルでかなり在庫がダブついていたのを買った記憶があるので、海洋堂の歴史の中で売れたであろう北斗の拳やゲッターと比較すると明らかに見劣りする。

今更語ることに意味はないけど、アイドルマスターのリボルテックが余りまくって続きが出なくなった理由の1つとしては、アイマス2のモデルの雰囲気を真面目に再現しすぎて顔がノッペリしちゃったことかな。他のシリーズと比べて肌の露出の多いアイドル衣装で関節が隠せず目立つという欠点もあった。

フロイラインリボルテックシリーズでもエヴァンゲリオンや涼宮ハルヒの憂鬱などもっと有名で売れてそうなのにすればよかったのに、なぜアイドルマスターなんだろう?という疑問が湧いてきた。

需要と供給を見誤ってはいかん!という海洋堂自身の戒めなのかもしれないし、ポスターを作ったJR四国の担当者さんの単なる趣味だったのかもしれない。



全席グリーン
けしきグリーン
かぜグリーン
きもちグリーン

予土線は「しまんとぐりーんライン」という愛称があるようだが、蛇行する四万十川沿いの景色はなかなかのもので、ほとんど何もないけどでもそれがよいというのがわかってるからこそ「ALL GREEEEEEN!!」と言えるのだと思う。

位置ゲームのアイドルマスターモバイルエリアゲーム(アイモバi)で四国を回るプロデューサーさんは、予土線を単に素通りしないで、景色を楽しみつつ打井川駅で降りてホビー館の春香たちに会いに行ってほしい。

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