ジェットスター・ジャパン国際線の海外発便はオンラインチェックインすればカウンターに並ばず出国・搭乗できる


ジェットスター・ジャパン国内線はオンラインチェックインしていれば空港カウンターに並ぶことなく搭乗できて便利だが、国際線はパスポートチェックがあるため、オンラインチェックインしていても空港カウンターの長い行列で待つ必要がある。しかし、海外発ならオンラインチェックインしてそのまま出国と搭乗が可能であることに気がついた。


上海と香港便はオンラインチェックインで搭乗できる


香港国際空港でジェットスター・ジャパンに搭乗中の様子。

https://www.jetstar.com/sg/en/help/articles/straight-to-gate-international-flights
ジェットスターの英語サイトには日本語サイトにはないページがある。

これを読むと、ジェットスターアジア(3K)とジェットスター・ジャパン(GK)では、受託手荷物がない場合においてオンラインチェックインしていれば空港カウンターに寄らず搭乗ゲートに行って搭乗可能であると書いてあった。ジェットスター・ジャパンの便だと香港と上海便はOKだが、台北とマニラ便はNG(ジェットスターアジアだとクラーク発も)のようだ。

オンラインチェックイン搭乗券のPDFを紙に印刷するか、ジェットスターアプリで発券したモバイル搭乗券のQRコードがあれば搭乗できるらしい。

香港国際空港でジェットスター・ジャパンの香港→東京(成田) GK20便を利用する際に試してみたら、本当に空港カウンターに寄らず搭乗できた。


ジェットスター・ジャパン国際線のオンラインチェックインは出発便の48時間前から2時間前まで。復路便が出発便の7日以内であれば出発時にまとめてオンラインチェックインもできる。当然、受託手荷物がある場合は空港カウンターで預ける必要があるので恩恵を受けることはできない。


日本発は手荷物検査前で止められるらしい


成田空港第3ターミナル。国内線なら自動チェックイン機を使えるのだが……。

香港→成田ではオンラインチェックインしてそのまま搭乗できたが、日本発でも可能なのか成田でジェットスター・ジャパンの地上職員に聞いてみた。

話によると、ジェットスター・ジャパンもジェットスターグループのオンラインチェックイン搭乗券とモバイル搭乗券にシステム上は対応しているが、着いた先でパスポート切れなどで入国できない恐れがあるので必ずパスポートチェックするようになっているらしい。

入国拒否された人は往路で使った航空会社が責任を持って送り返さないといけないため、このように厳しくチェックしているのだろう。

そういえば、以前にお知り合いの方が残存有効期間が規定の3ヶ月を切っていて台北便を搭乗拒否されたことあったな、と思い出した(現在は滞在予定日数以上あればOKらしい)。


そのため、日本人で日本発の場合は、オンラインチェックインしても搭乗券を持っていなければ手荷物検査前に空港職員が確認して止められるようになっているらしい。

もし、うっかり通過してしまった場合は搭乗ゲートでパスポートチェックすれば問題ないらしいが。職員さんは「日本だとオンラインチェックインしても座席が早く決まる以外メリットないですねー」と言い切っててふきだしそうになった!


逆に考えると、空港カウンターでのチェックイン締切の45分前までに空港につかなかった時に「搭乗ゲートでパスポートチェックしますから!」と言って通してもらえばセーフなんじゃないのか?

もしかしたら、チェックイン締切に間に合わなかった時の裏技として使えるかも。


オンラインチェックイン搭乗券は印刷が必須


オンラインチェックインして空港カウンターに並ばず出国・搭乗する場合は、必ずオンラインチェックイン搭乗券を印刷するかモバイル搭乗券を用意する必要がある。

特にオンラインチェックイン搭乗券をPDFで受け取っている場合は、どこかで紙に印刷しないと搭乗券として認められないそうで、ゲートで搭乗を拒否されてもルール上は文句は言えない。

また、オンラインチェックイン搭乗券をPDFで発行してしまうと、モバイル搭乗券への変更もできないため、旅先なら滞在先のホテル、ネットカフェ、JCB PLAZAなどで印刷するしかない。

モバイル搭乗券ならスマートフォンでQRコードを掲示できるので問題ないが、iOSのジェットスターアプリでオンラインチェックインしてジェットスター・ジャパン香港→成田便のモバイル搭乗券を発券しようとして、画面を遷移していったらオンラインチェックイン搭乗券のPDFが発行されてしまい、やり方がわからず。ジェットスター・ジャパンの便でモバイル搭乗券が発券できるのかどうかは不明。


ちなみに、香港国際空港ではオンラインチェックインしたPDFをスマートフォンで表示して搭乗ゲートまでいけるか試してみたら、手荷物検査で「GKこれ大丈夫なの?」と空港職員同士で話し合うシーンが見られたがそのまま通れた。

搭乗ゲートでジェットスター・ジャパンの委託を受けている職員に乗れるか聞いてみたら「印刷しないとダメよ!」と言われて青ざめたが、どこかに電話した後に「ミンナニハナイショダヨ」とでも言うようにお情けで搭乗券を発券してくれた。あくまでイレギュラー対応なようだったので、ちゃんと搭乗券は印刷しよう!


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ジェットスター・ジャパン香港便のチェックインは、LCCがよく使う香港国際空港第2ターミナルになる。しかし、第2ターミナルから出国するとシャトルトレインに乗る必要があるので手間がかかる。

これが、オンラインチェックインしていれば第1ターミナルから出国してすぐに搭乗ゲートまで歩くことができ、煩わしい機内持ち込み手荷物の重さを量られることもない。ただし、深夜の第2ターミナルは出国前の手荷物検査はガラガラなので第1ターミナルを使うメリットは少ないけど。

また、ジェットスター・ジャパン国際線の空港カウンターでのチェックイン出発3時間前から45分前まで。※上海発は出発50分前まで

空港3時間以上に着いてしまった場合も、オンラインチェックインしていれば早々に出国してプラザプレミアムラウンジでくつろぐことも可能だ。
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