京成スカイライナー券がコロナ価格で500円!青砥停車を試してみたら端っこからしか乗れなかった


2020年7月1日から8月31日まで実施していた成田空港・空港第2ビルから日暮里・京成上野までのスカイライナー券1250円が500円になるコロナセールを利用して、2020年6月1日から始まった青砥停車を利用してみた。※駅名の間違いを修正


購入は現金のみ


「お客様は、お姫様。」広告。



ついこの間開業したばかりだと思っていた成田スカイアクセス線がもう開業10周年という事実に衝撃を受ける。

新型コロナウイルスの蔓延により人がいなくなった成田空港の空港第2ビル駅でスカイライナーの乗車券を購入する。



支払いはなんと現金のみ

スカイライナー券の窓口で500円を払って空港第2ビルから青砥駅までの特急券を発券した。青砥利用の場合、通常価格は1000円となり、日暮里と京成上野より250円安い。

なお、京成の株主優待券は950円くらいだったものがコロナ禍により600円ほどに暴落しており、1000円高速バスに迫る価格で利用することができた。


青砥停車は1号車のみ


成田空港駅を出発したスカイライナーが空港第2ビル駅にやってきた。

「Narita Sky Access 10th Anniversary 2020.7.17」と塗装され10周年祝いモードであるが、例のごとくコロナ禍によってガラガラなのでとても泣ける。

青砥駅で降りる場合は1号車のみドアが開くため、青砥で降りる乗客は1号車を指定され最後尾の車両に乗ることになる。


スカイライナー車内








荷物棚、座席、テーブル、ブラインドなど。



各席に日本のAタイプ電源を有している。



新型コロナウイルスの新しい生活様式により鉄道会社の株も暴落した今、少しでも個人株主を増やしたいのか、座席ポケットには株主優待の広告がささっているのがとても泣ける。




デッキの自動販売機、トイレ、洗面台など。



車両端のディスプレイには発着時刻などが表示される。



「上野行き 次は青砥です」

青砥駅で降りる人が隔離される1号車は10人くらい、他の各車両は4人ずつくらいで、乗っていて不安になるガラガラっぷりだった。



誤乗車を防ぐためか青砥駅では1号車の後ろのドアのみが開いた。


青砥発は最後尾8号車から



青砥駅から乗車する場合は成田空港方面へ向かう列車最後尾となる8号車から乗車することになり、行きと帰りで号車が異なるので注意。



青砥駅に掲示されていたスカイライナーやイブニングライナーの時刻表。



青砥駅から通勤車両に乗ると京成×南海の特得チケットの広告が出ていたが、スカイライナー券が500円の場合はさすがにバラバラに買った方がお得である。


京成高砂には停車しないので注意!


スカイライナー青砥停車の広告。

京成本線と京成押上線から成田スカイアクセス線へは、2つの路線が並走する青砥駅と京成高砂駅の2つの駅で対面乗り換えすることができる。

成田空港行きの列車で乗り継ぎの接続待ちをするのは京成高砂駅となっており、青砥駅では極稀に乗り継ぎできないことがあるので京成高砂駅で乗り換えする人が多いと思うけど、スカイライナーは青砥にしか停車しないのでうっかり京成高砂で降りないように注意が必要である。



新設された青砥停車は近隣に住んでいる人や押上線から都営浅草線方面を利用する人に便利そう。また、アクセス特急や京成本線特急で行こうと思ったけど途中で遅延し、不安なので青砥でスカイライナーに乗り換えるといった緊急時に使えそうな気がする。

なにはともあれ、500円のおかげで10年ぶりに利用できた!


成田スカイアクセス 新型スカイライナーのついでに成田空港周辺を探検する
先週の日曜はJ-P01さんと志摩さんに連れられて成田空港へ行ってきました。
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