激安49ユーロ!オーストリアの首都ウィーンで帰国用の日本政府指定PCR検査陰性証明書を取得


日本でも7月末からようやくスタートしたワクチンパスポートを活用してヨーロッパ14カ国を周遊。日本に帰るため新型コロナウイルスのPCR検査陰性証明書を格安で取得してみた。


在オーストリア日本国大使館のリスト掲載のViroTrust

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日本に帰るためには新型コロナウイルスの日本政府指定PCR検査陰性証明書を取得する必要がある。ウィーンにある在オーストリア日本国大使館のWebサイトを見ると厚生労働省所定のフォーマットで陰性証明を発行してくれる検査機関施設の一覧が掲載されており、その中の1つに今回使ったViroTrustがあった。


ウィーン・ミッテ駅の隣駅プラターシュテルンへ

ViroTrustの住所


ViroTrustの検査施設はウィーンのプラターシュテルン(Praterstern)駅にある。

ウィーン中心部からドナウ運河を渡ったウィーン第2の地区であるレオポルトシュタットとなり、ウィーン国際空港(Flughafen Wien)からシティエアポートトレイン(CAT)とSバーンS7路線が乗り入れるウィーン・ミッテ駅の1つ隣の駅となる。S7路線も乗り入れており、地下鉄U1(旧市街やウィーン中央駅に直通)、U2も使えて便利な駅だったので宿もこの駅にとり、もし陰性証明に不備があった時にもすぐにゴルァできるようにした。



ViroTrustのサイトに記載された地図。


ViroTrustの営業時間

  • 平日: 7-14時
  • 土日祝: 8-12時
ViroTrustの営業時間の上記の通りで、土日祝の午前中も営業しているので、帰国便の日程を調整する必要がないのはうれしい。


平日11-13時に行くと95→49ユーロに割引


プラターシュテルン駅の南東に行くと掘っ立て小屋のような建物を発見。おそらく、きっとカフェなどをやるイベントスペースと思われ、金網壁に囲まれコンテナが無造作に積まれているのに圧倒されるが、あまり細かいことは気にしてはダメだ。

ViroTrustで受けられるRT-PCRは定価95ユーロであり、事前に個人情報を登録したQRコードを作成しておくと75ユーロに割引され(後述)、更に平日の11-13時に検査を受けることで49ユーロまで値下げされるというキャンペーンをやっていた。

このキャンペーンがいつまで適応されるのか謎だが、少なくとも2021年8月には「8月末まで49ユーロ!」と銘打たれ、9月になったら「9月末まで49ユーロ!」といった表記に変わったのでしばらくの間は続きそうである。


鼻咽頭ぬぐい液RT-PCRを受けられるか確認

厚生労働省の「COVID 19 に関する 検査証明」フォーマットを見ると検体採取で認められている方法は以下の3つのみ。
  • 鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
  • 唾液(Saliva)
  • 鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合(Nasopharyngeal and oropharyngeal swabs)

検査方法は各種PCRが使え、ViroTrustだとRT-PCRだった。ヨーロッパで無料や格安で受けられる抗原検査(Antigen Test)はNGである。

ドイツ語-英語のフォーマットをプリントアウトしたものをViroTrustのお姉さんに見せて日本政府指定フォーマットでの発行ができるかどうか聞き、鼻をほじるジェスチャーをしながら「Swab OK?」とクソ英語で確認したら、日本のフォーマットも鼻咽頭ぬぐい液とも問題なさそうだった。この辺は事前にメールで問い合わせて確認していたが、実際の現場でもちゃんと運用されているようなので一安心。


個人情報を登録したQRコードを作成する


検査を受ける前にこちらのQRコードを読み取って、姓名やパスポートナンバーなどを入力し自分の個人情報QRコードを作成しておく。

検査のお姉さんに自分のQRコードを読み取ってもらってスムーズに登録するわけだ。確か、国籍を入力する欄がなくて口頭で聞かれた気がするものの、それ以外はQRコードから自動で入力されたようだった。ちなみに、項目名はドイツ語しかないため姓名を逆に入力しないよう注意が必要。周りの人に教えてもらったり、翻訳アプリなどで英語か日本語に変換しよう。

検査の予約はWebサイトからすることもできるが、平日の昼間は2~3人くらい順番待ちをする程度だったので予約をしても意味がなかった。予約日時はWebサイトに日本から接続した場合は日本時間で表示されるため、プルダウンメニューからEU時間に切り替えないとおかしな時間が表示されるので注意。


5時間後にメールでPDFが送られてきた

49ユーロをRevolutでクレジットカード支払いして受付は完了し、白衣を着たお姉さんに鼻の中に綿棒を突っ込まれグリグリやられて鼻腔の処女を奪われる。鼻奥が乾燥したような鈍い痛みが数時間続いたけど特に問題はなかった。他は唾液でやってる人もみたのでどちらの検査でもよさそう。

ViroTrustでRT-PCRの検査を受けると3時間以内に結果を出すような表記がされていたが、実際に結果のPDFがメールで送られてきたのは5時間後だった。実質的にEUを支配しているドイツ民族の国でもこのザマなので、帰国便に乗る当日ギリギリで受けるのは絶対にやめよう。


陰性証明に不備がないか確認


厚生労働省フォーマット(日英表記)より記入例。

ViroTrustからメールで送られてきたPDFはドイツ語のものと厚生労働省フォーマット(日英表記)の2枚あった。

ドイツは日本と同じく姓名の順番で名前を表記するため、ローマ字で姓→名の順に名前が書かれていたので姓名を逆に書かれたということはなさそうである。

「鼻咽頭ぬぐい液」「RT-PCR」「陰性」にチェックが入っているのを確認し、最後に日付と時間が正しく表記され、日と月が入れ替わっていないかなどを細かくチェック。



最後に、「医療機関名」「住所」「医師名」と医療機関のスタンプが問題なくあることを確認。


やった!これで日本に帰れそうだ!


最後に、陰性証明は必ずプリントアウトしよう。泊まったホテルはフロントが9-17時しかやっておらず、キンコーズのような印刷屋やネットカフェも24時間のものが見当たらなかったため、ある意味で印刷する難易度が一番高かった。


ヨーロッパでは格安で受けられるオーストリア


医療機関とは思えないオープンすぎるViroTrustの待合室。

帰国便のチケット発行の時に陰性証明を見せたところ、搭乗拒否されることなく無事にチケットが発行された!帰国便が羽田に到着した際も入国拒否されて強制送還されることもなく無事に入国完了!

日本へ帰国する際の陰性証明の取得はもともとドイツを予定していた。ヨーロッパの中でドイツ民族はかなりまともな部類で英語も通じやすいのでなんとかなるであろう、という考えである。費用は79~89ユーロくらいで1万円を超えてしまうが、日本で取得すると1.5万円くらいかかってしまうので最初は安いと思った。

その後、いろいろ調べているうちにウィーンで取得すると49ユーロで発行できそうだったので、最終目的地をオーストリアにしてチケットを発行したわけである。トルコだともっと安く取れるようだが、例えばユーロ圏でない独自通貨ズウォティを発行しており物価の安いポーランドで調べたらやはり1万円くらいかかってしまうようだったので、ヨーロッパで49ユーロは最安クラスではないかと思う。6500円くらいなら観光客が個人のお小遣いで払っても出費としてはギリギリ痛くない程度になるので、日本でもこのくらいで陰性証明が発行できるようになってほしいものである。

オーストリアは中央ヨーロッパに位置し、ドイツ、イタリア、ポーランドなどから夜行列車が運行されており、FLIXバスなどの格安バスも多数運行されているので、ヨーロッパ各地に滞在した場合も最後はウィーンで遊びつつ陰性証明を取得して日本へ帰るのがオススメと言える。
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