ネオジオ(MVS)に新作シューティングゲーム「Fast Striker(高速ストライカー)」が稼働開始。「Fast Striker」は画面横長の縦スクロールシューティングゲームで、制作したのはNG:DEV.TEAMというドイツの集団。NG:DEV.TEAMはかつてリリースした「Last Hope」が「R-TYPE」にそっくりだったのと、当時「ドリームキャスト最後のソフト」と話題になったのでご存じの方も多いかと思います。
・かつてドリームキャスト最後のソフトを競ったR-TYPEにそっくりなSTG「Last Hope」がリニューアルして再登場
ゲームモードは難易度別に「NOVICE」「ORIGINAL」「MANIAC」の3つ。自機はゲームモードによって異なる性能のものを使用。
操作は、ショット、バックショット、シールド、ショット連射の4つ。ショット押しっぱなしでワイドから前方集中へ、自機のスピードが高速から低速、といった感じで変化します。ここは自機によって逆だったりします。ボムはありませんが無敵になるシールドが緊急回避に使えます。
縦スクロールステージは巨大戦艦やレーザーで自機の動きを制限する敵が出てくるシーンも多く、地形のあるシューティングのよう。これらの敵に接触してもミスにはなりません。弾幕も多少ありますが、どちらかと言えば敵の出現を覚えてパターンを構築していく昔ながらのシューティングゲームに近いです。ちょっとごちゃごちゃしてて見辛いシーンもありますが、ボスのグラフィックの描き込みは緻密で結構きれい。
敵を倒すと倍率のかかるアイテムがたくさん出てくるのですが、リザルト画面を見ると他にもシールドボーナスやノーミスボーナスなどいろいろあるようで。
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「Fast Striker」は現在秋葉原のトライアミューズメントタワーで稼働中。シューティングゲームとしてはそれほど目新しい要素はありませんが、オーソドックスでとっつきやすいと思います。何より、2004年に最後のタイトルが出て以降、アンオフィシャルながら2010年にもなってネオジオの新作シューティングをゲーセンで遊べるのはうれしいですね。NG:DEV.TEAMは2010年12月にドリームキャストでこの「Fast Striker」をリリース予定。Play-Asia.comなどで予約受付を行っています。
Fast Striker Trailer(YouTube)
・FAST STRIKER Offical Website