アニメ艦これ第4話 金剛達の生まれた場所や史実


アレイからすこじま 潜水艦桟橋

TVアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」第4話から舞台となる場所や、海戦の史実、金剛たちの生まれた場所について元ネタを紹介。



睦月が佇む波止場は呉のアレイからすこじまにある旧潜水艦桟橋でよさそう。

運搬用トロッコの軌道が残されているが立ち入り禁止なので絶対に入らないこと。2話で紹介した魚雷積込み用クレーンも近くに映っていた。




海軍兵学校がモデルと思われるアニメ艦これの校舎は、表と裏なのか入口付近の顔が2種類あることにようやく気がついた。



金剛はセリフにもあるようにイギリス生まれでヴィッカース社だが、まさかロンドンのビッグベンが出てくるとはね。



比叡は横須賀海軍工廠なんだけど、



比叡たちを建造した船台はダイエーになっている。

ダイエー生まれの比叡デース!
ということで艦これの比叡はダイエー生まれ説を提唱したい。



長浦湾にある海上自衛隊横須賀造修所にガントリークレーンが残されていて比叡の背景と似た感じだったけど、2013年に天龍のポスターを見に行った時にはすでに土台だけになっていた。




霧島を建造したのは三菱重工業長崎造船所。

世界遺産候補の長崎造船所には武蔵を建造したクレーンが残ってるぞ!
上記や艦これ鎮守府史跡探訪本「提督の辿り着く場所」にも書いたとおり、艤装を行ったとされる150トンのハンマーヘッドクレーンは現在も残されている。

榛名は川崎造船所(神戸)だけど川崎重工業は一般公開されていないので写真なし。



金剛、比叡、榛名、霧島、島風、吹雪は南西海域の戦艦ル級2隻らと交戦。

戦艦2隻というとイギリスの戦艦プリンス・オブ・ウェールズ巡洋戦艦レパルスを沈めたマレー沖海戦を彷彿させるが、仏印(ベトナム)からの航空部隊がやっつけたためか、アニメ艦これではスコールが発生して航空戦力が使えないので高速の金剛たちで撃滅という設定になったのだろうか。

マレー沖海戦は第3話のウェーク島攻略作戦より前の作戦だし、プリンス・オブ・ウェールズは35.6cm四連装砲でレパルスは38cm砲のようで、ゲームの戦艦ル級は16inch3連装砲で41cmという点は異なっているが。そもそも島風はそもそも竣工が1943年なのでなぜ作戦に参加しているかについて史実という点からはあまり深く考えない方がよさそうか。

セリフで出てくるFS作戦はフィジー・サモアを攻略する太平洋戦争で行おうとした第二段作戦の一部。

ストーリーは突っ込みどころ満載だったけどロンドンや長崎なども登場。次回第5話は赤城、加賀、瑞鶴、翔鶴らが活躍するラバウル攻略と思われ、引き続き背景や史実に中心に期待して見ていきたい。第5話へ続く。

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