2015年01月22日(木)

アニメ艦これ第3話で史実を参考にし轟沈もありうると明示したのはとても大きいと思う


TVアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」第3話 W島攻略作戦!で吹雪たちが戦ったW島(うとう)は、第2話で予想したとおりに史実のウェーク島攻略作戦が元ネタとなっていた。


ウェーク島は日本とハワイの中間くらいの重要な位置にある島で、ウェーク島攻略作戦は日本海軍の哨戒基地にしつつ、戦前はパンアメリカン航空がアメリカとアジアを結ぶ中継地点とするなどしていたのでアメリカと中国大陸の航空ルートを遮断することを目的としていた。

アニメ艦これでも三日月状の島が映っているのがわかる。



原作ゲームをやってる提督は、2014年春イベントの期間限定海域「索敵機、発艦始め!」E-5 北太平洋海域にもボスマスのところにウェーク島が登場していたのを覚えているだろうか。



ちなみに、その時のボスは離島基地の離島棲鬼さん。



大和ミュージアムより、左側が46cm徹甲弾と赤い三式弾。右2つが41cm徹甲弾。

原作ゲームでは2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」 E-4 アイアンボトムサウンドなどで敵基地の攻撃に有利な装備として三式弾が注目された。


TVアニメ艦これにも三式弾や徹甲弾が。

ゲームはガダルカナル島のヘンダーソン飛行場へ金剛戦艦の三式弾で攻撃を行い飛行場を破壊した有名な史実に沿ったものだったが、元々三式弾は対空砲弾なのでアニメ艦これが本来の使い方。

アニメ艦これでは遠征に出ていた第二艦隊として金剛たちが助けにくるが、史実だと真珠湾から帰投中の二航戦なので飛龍、蒼龍たちとなっていてこの点は違うものの、史実を参考にしてストーリーを組み立てたのは間違いないだろう。

ちなみに、太平洋戦争の史実は宝島社から出ている日本海軍「艦これ」公式作戦記録かこの本の大本で文庫で再版された日本海軍 全作戦記録がまとまってて読みやすい。艦これのノベライズもやってる内田弘樹先生も監修として参加している。



「真珠湾とミッドウェーに臨む」でも紹介した大戦前半の主力戦闘機F4F ワイルドキャット。

如月は史実だと基地からの戦闘機F4Fにより爆沈したらしいが、アニメ艦これだと敵空母艦載機の爆撃を受けた。

アニメ艦これでは第2話で編成された第三水雷戦隊の他に以下の第四水雷戦隊が参加。
駆逐艦・睦月、弥生、如月、望月
軽巡洋艦・夕張、球磨、多摩

史実で第六水雷戦隊に所属する夕張、睦月、弥生、如月、望月はアニメでも登場している。史実だと夜に基地を占領する作戦がスタートするところが、吹雪たちは夜戦で敵艦隊をおびき出すという任務につくことになった。

そして、史実のウェーク島攻略作戦では駆逐艦疾風と如月が沈没している。



史実を知っていればW島の元ネタはウェーク島攻略作戦だとすぐわかるし、アニメ艦これ第3話の劇中でも如月の死亡フラグっぽい描写がいくつかあったものの、最後の展開は「え?本当にやっちゃうの?」とさすがに驚いた。

見た感じだと如月は轟沈してなくて生きてる可能性高そうだが、史実にもこだわって世界観を作ってきた「艦隊これくしょん -艦これ-」のTVアニメ化において今回の第3話は、アニメ艦これのストーリーでは艦娘の轟沈もありうると顕示したことと、ストーリー構成である程度史実が参考にされていると判明したことは、物語前半ではとても大きな意味があったと思う。


PVの時点で戦闘描写に全く期待してなくて「北上と大井さんのキャッキャウフフなシーンが見られればそれでいい!」と思っていたので、第3話はアニメ艦これに対する見方が180度変わるもので、艦娘中心で観る提督だと辛いところも出てくるかもしれないが「次はラバウルかジャワ島か?」と今後の展開にますます目が離せなくなった。

追記: 第4話へ続く。
アニメ艦これ第4話 金剛達の生まれた場所や史実

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◆告知

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