ざけんな!シドニーの空港鉄道エアポートリンクが高すぎるのでバスで市内へ行く


エアポートリンク

シドニーの空港鉄道エアポートリンクが高すぎるので中心部までバスを使う方法を試してみた。料金は全て執筆時のもの。


まず鉄道。車両は2階建ての転換クロスシートでそこそこ快適。




T2 Airport Lineでシドニー中央駅のセントラルまで10分ほど。



しかし、10分ほどの距離を移動するだけで17豪ドルは高すぎる。

1豪ドル100円とすると1700円となり「なめてるのか!」って料金に。ブリスベンの空港鉄道もずいぶんと高かったので、どうも観光客からお金を取るためなのか、オーストラリアは鉄道利用者にボッタクリとも言える空港アクセス料金を加算しているようだ。

ただでさえ物価が高いオーストラリアでこんなのやってられないので、空港へはバスで行く方法を探してみた。



シドニー国際空港周辺のGoogleマップ

Timetables & route maps Transport – State Transit
バスの時刻表とマップはここからダウンロードできる。

どうも、シドニー国際空港近くのマスコット(Mascot)から国内線ターミナル、国際線ターミナルをそれぞれ回る400番バスが走っているようなのでマスコットまで行くことにした。

ちなみに空港駅はバス鉄道乗り放題のMyMulti Day Passなどはエリア外となっている。しかも同じくT2 Airport Lineのマスコット駅まで対象外という嫌がらせのような設定。



セントラル駅近くのバス停。



バス停の地図と利用したM20バスのルート。

シドニーではGoogleマップの路線検索でバスルートも出るが、空港までバスで行くルートはまず出ないのでマスコットまでで検索。



14054_STA_region_web_map_south.pdfより。

セントラル駅からマスコット方面はM20、X09、X10、309、310のようだが、マスコット駅自体は通らないので注意。Coward St.とBotany Rd.が交差するBotany Rd Near Coward Stで降りてマスコット駅に向かって西に歩くと400番のバス停がある。

他には、平日のみ分岐駅のレッドファーン(Redfern)駅からは305番がマスコット駅と国内線ターミナル近くのStamford Plaza Hotelまで行くっぽい。



400番のマップより。三角印が400番のバス停。

バスの料金は2.4ドルかららしいが、今回はMyMulti Day Passを使ったので実際に支払いをする機会はなかった。10回分のMybus Travel Tenを買っておくともっと安い。プリペイドのみのバスが増えているそうなので注意。



よく見たら土日の夜は30分に1本しか走ってない!

M20バスから降りて400番のバス停に向かう途中に目の前を通りすぎて行ったのが1本前の400番バスだったので、次はほぼ30分後じゃねえか!このまま待っても航空機に乗り遅れることはないけど、ここまで来て諦めるのは非常に残念だがラウンジでシャワー浴びたかったので屈してマスコット駅から鉄道で行くことにしよう。



9.2ドル!

マスコット駅から国際線ターミナル駅まで2駅のところ9.2ドルもとられてしまった!国内線ターミナルならわずか1駅。



インターナショナルターミナル駅に到着。




空港からは「Free!-Eternal Summer-」第12話にも登場する「Public Bus」と書かれた黄色い看板が停留所。

シドニー国際空港からは400番バスに乗ってロックデール(Rockdale)駅かマスコット駅に行ける。切符の場合10キロまで4ドルなので、バスを更に乗り継がず鉄道に乗るのも手。

空港の1駅先から乗ると10ドル以上安くなるというアホみたいな話だ。

400番バスがない場合は、国内線ターミナルからはマスコット駅まで歩けるが、太い道路のため交差点を横断できるのは左右どちらか側にしかない道もあるので注意。国際線ターミナルからだと、ウォーリークリーク(Wolli Creek)駅まで歩くか、途中のバス停で422番が中心部に向かう。深夜帯はN10、N11になるっぽい。



ちなみに、My Multi Day Passなどで乗ってきてしまった場合は13ドルのゲートパス料金がかかる。

ターミナル間の移動はエアポートリンクが5.8ドル、T-Busが5.5ドルなので(参考)、国内線ターミナルまで歩いて国際線まで移動という手もあったことを後から知った。

400番バスにさえ乗れていれば乗り放題パスでタダになったのに、たった3.8ドル浮かせただけで終わってしまい実に無念。

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Free!の舞台探訪と空港アクセスを巡る考察に続く。

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