2016年06月08日(水)

中国内陸部の成都まで往復2万円!LCCより安い四川航空が意外とまとも


中国内陸部のキャリア・四川航空で成都まで。ヘタなLCCより安いフルサービスキャリアのサービスを紹介!


成都まで往復2万円!?


成都の同人誌即売会Comiday17に行こうと3ヶ月くらい前にチケットを検索したら直行便で往復2万円だと?

上海乗継で中国どこでも3万円くらいでいける、あの中国東方航空より安いではないか!

ゴールデンウィーク絡みで20,110円という値段は大丈夫なのか?と思ったが、この日程だと2日間イベントに行って終わりなので、少し日程を伸ばして27,610円のチケットを買うことにした。これでも中国東方航空の経由便より安かった。

成田便は週4便、関西便は週3便で、少し検索した限りでは関西の方が価格が安い日が多い感じだった。

四川航空のドメインはwww.88888888.cnで電話番号は028-8888888。わかりやすいけど何回「8」を入力したかわからなくなりそう。空席参照や決済がクソ重かったので注意。

四川航空公式サイトで買う手間を考えると、予約クラス(ブッキングクラス)が表示可能なエクスペディアや、クーポン値引きやキャッシュバックを定期的に行うサプライスなどの代理店で他の航空会社と比較して買った方が楽そう。


ゴールデンウィークで激混みの成田


成田空港第1ターミナル北ウイング

デルタなどスカイチームが主に発着する北ウイングって初めてきたわ。



列車が遅延してしぬかと思ったけど、四川航空のチェックインカウンタはまだ行列が。成都からラサやカトマンズへ乗り継ぐ需要もあるようでザックを背負った日本人も。



ゴールデンウィークでオーバーブッキングして、翌朝の中国南方航空の上海経由(?)に振替ボランティアを募集していた。

その一方、チェックインカウンタは戦場と化し、ボランティアに応募した中国人十数人は「いつ責任者が来るのか!」みたいにブチ切れて一触即発になってた。いくらもらえるかくらい確認しておくべきだった。

受託手荷物は23kg×2個までのようで、機内持込手荷物は中国の航空会社でよくある5kgまで。チェックインカウンタで持込手荷物を量るように言われている人もいたので注意。



やや遅れて出発。

3U8086 成田(NRT)→成都(CTU) 20:20→00:50
3U8085 成都(CTU)→成田(NRT) 12:35→17:55

スカイチームの中国南方航空と提携しているようだが、マイルは四川航空のマイレージプログラムにしか貯まらないと言われた。


四川航空 A330-200 エコノミークラス




四川航空の成田成都便はA320-200でエコノミークラス207席、ビジネスクラス30席。

座席は横2-4-2の8席で、エアアジアXタイ・エアアジアXなどのLCCでよくある3-3-3の9席より余裕がある。シートピッチは32インチのようで、29インチのLCCと比べると天国。



最前列は足元が広く、2-3-2となって中央が1席分減っている。



リクライニングはこれくらい、もうちょっと倒れるといいんだけどこんなもんか。中央の4つ座席の間はアームレストが2つあって少し空間をあけてある。



モニタやシートコントローラ。USB充電可能だが、離着陸時は禁止。



シートポケット。




往路は通路側だったけど、前から2列目の32列だったので前の空間が広くてよかった。




成都行きは夜間消灯される。飛行時間は成都行きが5:20、成田行きが4:20。

往路は満席で半分以上日本人だったが、復路は半分くらいの搭乗率でほぼ中国人だった。内陸部から大挙して日本に押しかけるイメージだったけど、中国国際航空やANAとの競争が激しいのかこの空席率なら往復2万円も納得できる感じ。


ビジネスクラス









ビジネスクラスは2-2-2席で3列と2列に部屋が分かれた全30席。シートピッチは80インチでライフラット。

チェックインカウンタで隣だった日本人家族はビジネスクラスにインボラアップグレードされてうらやましかった。ただし飯はエコノミーのままらしい。


日本発はうまい!機内食


日本発の機内食で牛肉焼きそば

ちゃんと肉の味がしてなかなかうまかった。他は、パン、ヨーグルト、ティラミス、おつまみ。人形焼きが入っているあたりがいかにも日本発で中国人観光客向きっぽい。

2万円で大陸内陸部を往復できる中国キャリアの機内食って、どんなまずいものが出てくるのかと身構えていたらかなりまとも。しかも、チキン、フィッシュ、ビーフの3種類から選べるのは日本発着の短距離エコノミーでは初めて体験した気がする。2種類がライスで1種類がヌードルになっているようで。



お代わりを頼んだらフィッシュをくれた!タイみたいな白身魚でこちらもエコノミーの機内食としてはまずまず。



四川航空のロゴ入りペットボトル水。



こちらが中国・成都発の機内食。3種類から選択可能。

左上のピーナッツがヤバそうな色してるけど中身は普通だった。袋入りの漬物みたいなのはまずかったので残し、右上は亀苓膏という薬膳ゼリー、左下はカップケーキ。メインディッシュのチキンは見た目からまずそうだけど、思ったよりはうまかった。

日本発の機内食と比べると、味付けが慣れていないとかそんな小さい話じゃなく、写真を見てもクオリティは段違いだとわかる。



後から配ってた蒸しケーキ。



お代わりを頼んだらフィッシュが出てきた。

四川料理っぽく山椒(花椒)がふんだんに使われ辛さは普通。白身魚を衣で揚げた感じでこれは見た目通りまずかった。再加熱するだけの機内食の中で、煮崩れしやすい白身魚がおいしいかどうかは、機内食がまともかどうかのリトマス試験紙になってるといつも思う。



中国で国民的人気の雪花ビール

中国のビールはアルコール度数が低くて2.5%くらいしかないのでガブガブいける。


トイレ、機内誌、ビデオ


中型機のA330なのでトイレもわりと余裕がある?



スイセンっぽい造花と紐で吊るされたメッセージボード?



機内誌で路線図を見るのが毎回の楽しみ。四川航空も中国全土にネットワークがあるようで。



重慶起点の地図。



昆明起点。ぐちゃぐちゃでさっきの重慶との違いがわかりにくい。



台湾も中国の領海内で、魚釣島などの尖閣諸島も赤く塗られて中国のものになっているのはオキマリ。



「中国最大の完全エアバス旅客機チームを有しています」

機内プログラムは日本語対応で企業案内も翻訳されているが日本語が怪しい。



社訓は「真、善、美、愛、義、信、智、礼」だそうで、共産・社会主義国の政治スローガンみたい。



到着前には、エコノミークラス症候群対策で客室乗務員さんによる謎の体操がモニタで強制披露される。


深夜の成都空港 ベルトコンベアの罠


ほぼ定時で四川双流国際空港に到着。

機内に入出国カードがなかったので、入国審査の前に用紙を取って行列に並びながら書いた。

受託手荷物のベルトコンベアの前で待つも、自分の荷物がいつまで経っても流れてこない!、と思ったら、なんと隣のレーンからも荷物が!

こんなのわかるかよ、ふざけんな!

東京発は2番レーンだったのだが、人民のお土産が多すぎるからか、なぜか3番からも荷物が流れてきて大混乱。成都空港のハンドリングはクソなので注意しよう。同じ炊飯器のダンボールが3周するくらいまで気が付かなかったよ!




パンダやエスカレータのガーデニングなど、成都の空港すごいな。



手荷物受取所に更衣室や横になれそうな椅子があるので、翌日朝に乗り継ぎがある人はここで寝るのもありかも。



空港周辺にホテルがいくつかある他、空港内に宿泊スペースがありそうなマッサージ屋も。

成都に着くのは深夜のため、1日約10本鉄道(国内線のターミナル1の近く)やシャトルバスは使えないのでホテルから送迎がなければタクシーを使うしかない。地下鉄は建設中。

ホテルは成都の同人誌即売会Comiday17会場の国際非物質文化遺産博覧園と空港の中間くらいにある成都郁金香机场酒店(Tulip Inn Chengdu Airport)にしたのだが、地図の座標がおもいっきり間違っていて探すのに苦労した(Google Mapsのズレとはまた別)。


復路で乗り遅れそうになる!


成都双流国際空港ターミナル2へ。

13:20発なので12時くらいに着けば余裕!と思ったら5月から45分早発となっており、カウンタはクローズ間際でギリギリセーフ!並ばなくてすんだけど、予約時から運行時間が変わった旨の案内などが四川航空からはなく、めっちゃ焦った!



北京で1時間くらい出国審査で並ばせられたことがあるので、大量の人民で搭乗ゲートまで間に合わないのではと駆けこんだら、幸いあっという間に出国できた!



ゲートもすぐそこで搭乗開始前に無事に到着。



出発時間の変更などはキッチリ事前にチェックしよう!

中国のフルサービスキャリアでエコノミーの乗るのはこれが初めてだったが、中国積込の飯がまずいくらいでサービスは思ったよりもかなりまともだった。春秋航空みたいに団体ツアー客も多くないのか機内も比較的静か。日本資本のLCCで日本国内や台湾、香港に行くなら往復2万円の四川航空に乗って成都に行くのもアリだと思う。

追記:
2017年3月に再び成都へ行くため航空券を検索し、H.I.S.系のサプライスで四川航空利用往復27,510円のチケットに3000円の期間限定クーポンを適応して24,510円だった。四川航空公式サイトで買うより旅行代理店の方が圧倒的に楽でタイミングがよければ割引クーポンも利用できる。
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