2017年10月11日(水)

中国が金を出し日本がアニメを作らされ香港が舞台となる時代が来た【RoboMasters】


2017年秋クールのアニメ「RoboMasters」の舞台探訪で香港科技大学に行ってきた。

香港科技大学をモデルにした省港科技大学に通う主人公たちが中国で実在する「全国大学生ロボット大会」に挑むというストーリーのようで。

RoboMastersの舞台・香港科技大学



香港のMTR鑽石山駅から91系統のバスに乗り香港科技大学の入口に到達。

キャンパスのメイン建物に向かう並木道が映るカットは、木が邪魔だが空撮すればほぼ同じになりそう。香港はドローンにとても寛容で香港人もドローン大好きらしい。




大学構内の地図を見ると、ここもドローンで空撮すればほぼ再現されているのだろう。




香港科技大学は海から山の斜面にかけて建っておりかなりの高低差がある。一番下まで降りてみると、建物や地形もRoboMastersと瓜二つであった。




屋上に黄色い物体が載っているように見える建物も同じ。



香港科技大学には泳げる砂浜はなく波も強いので、RoboMastersのように海に入るのは自殺行為だ!




一番奥にバーベキュー場があってそこからの撮影。





帰ってから確認したら場所が違った!




こちらも全然違った!


コスプレイベントも開催される香港科技大学






ビル群がところ狭しと並ぶ香港において広い敷地を有する大学は貴重な癒やしポイントになっているのか、香港科技大学を訪問した日曜日は部活の学生以外に観光客の姿もチラホラ。

イギリス建築が多く残る香港大学や、新しい建築が立ち並ぶ香港科技大学ではコスプレイベントも開催されるそうで、知り合いの香港人にRoboMastersのキャプチャを見せたら「科技大!ここでコスプレしたことあるわ!」と爆笑された。

日本なら東大新領域や東工大すずかけ台、奈良先端科学技術大学院大学や北陸先端科学技術大学院大学あたりがもし海沿いに建っていたらこんな感じだろうか?アクセントに赤青黄などの原色が塗られた研究棟や学生寮や、斜面から見下ろす海の風景がきれいなのでRoboMastersのアニメが面白かったからまた来てみたい。

アニメに地上波放送はなく、WOWOWやAmazonプライムなどでしか見られないのがネックだけど。


主人公の名前が”ちんこ”?


ちなみに、RoboMastersの主人公はタンタンというらしく、北京語か台湾語か忘れたけど「チンチン」って発音できるらしい。わーい!



これはもうライバルキャラ・テイジュンとのメガネとメガネがぶつかり合うホモ展開しか期待できないな!


なぜ香港科技大学が舞台なのか?


香港科技大学に展示されていたドローン。

RoboMastersは中国が出資して日本がアニメ制作を請け負う、近年増えてきたスタイル。その出資者は中国のドローンメーカーDJIとなっており、ストーリーは実在するドローン大会がメインになりそうで、PVを見ても作中にドローンが登場しまくるあたり「お察しください」感が漂っている。

香港科技大学の中を歩いていたらDJIのドローンが展示されているブースを発見。説明を読んでみると、どうやら香港科技大学はDJI創業者の出身校のようで、その後、お隣の深センで起業したっぽい。DJIのドローンはMavic Proを持ってるけど、その起源は香港科技大だったのね。

日本のアニメ制作で末端のアニメーターの給料安すぎ問題が定期的に話題になり、「中国人が金を出して、日本人がアニメを作らされる方がまだマシなのでは?」なんて意見も聞こえる中で、RoboMastersは「なぜRoboMastersは香港が舞台になっているのか?」が気になって香港科技大学を訪問してみたわけだが、アッサリ答えが見つかってよかった!

アニメ作中に出てくるロボットに玩具メーカーの意向が反映されるというのはよく聞くけど、物語の舞台も反映されるというのは珍しい例と言えそう。一応、DJIとダンデライオンの共同制作らしく、創業者の出身校が出てるあたりを見ると出資以外にDJIもちゃんと制作に関わっているようで。

「中国資本、日本制作」で中国が舞台になっているアニメ作品も増えているが、日本でヒットした作品をあまり聞かないのは、中国が舞台だと日本人にあまり馴染みがないからというのが理由の1つにありそう?そこで今後は日本と中国の間をとって香港を舞台にした作品が増え、東アジアでアニメを盛り上げる流れになるのは間違いないと思うので注目していきたい!


……まあ、全く根拠ないですけどね。
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