前回までのあらすじ
豪華寝台特急トワイライトエクスプレスに乗るためにはるばる札幌までやってきたかずぴー一行。1日間札幌観光をした後、待ちに待ったその日がやってきた。しかし当日目の前に広がったのは「運休」という無残な二文字であった。
「トワイライトエクスプレスが運休ってどういうこと!?」と調べてみると、新潟と秋田を結ぶ羽越線が強風と大雪のため運休になったからでした。羽越線は2005年冬に特急列車の脱線事故があったところで、日本海特有の厳しい気候の影響を受けて冬場は運休することが多いそうです。トワイライトエクスプレスは日本海側をずっと沿って大阪へ向かうので羽越線を通らないわけにはいきません。
私もかつて18きっぷを利用して東京から札幌を目指した時にも羽越線で2時間くらい足止めされたことがありました。
それにしてもムーンライトながらが地震で止まったり、ムーンライトえちごに乗った時に不審者が線路に立ち入ってしばらく止まったりと、俺が長距離列車に乗ると本当にロクなことがないんだがいったいどうすれば。日本三大車窓へ行くと確実に残念だし。
飛行機乗り遅れたり、アイドルマスターのカード忘れたりするしな!←それは完全に自責です
とりあえず選択肢としては、
・トワイライトエクスプレス分の代金を払い戻して航空で帰る
・翌日のトワイライトエクスプレスに振り替え
・翌日の北斗星に振り替え
まずトワイライトエクスプレスに相当する代金を払い戻すと1人あたり16800円にしかなりませんでした。正規運賃だと京都までの乗車券+特急料金が18000円で更に個室料金が10000円くらいかかるので、ツアー代金のうち列車代ってそんなもんしかないんだと驚き。6800円としていましたが、正しくは3人で50400円、1人あたり16800円の間違いでした。
次に翌日のトワイライトエクスプレスに振り替えだと開放寝台しか取れず、せっかく個室のツインとシングルツインを3人で堪能しようと思ったのがあまりにも残念すぎます。
最後の上野までを結ぶ寝台特急北斗星に振り替えるとデュエットとソロの個室が開いているということでした。ただし上野からはやはり自力で帰るしかなく、京都から名古屋に帰るのと比べると金額がかかってしまいます。
議論した結果、やはり個室は外せないということで寝台特急童貞を北斗星に捧げることにしました。東京から名古屋は7900円で各駅停車のこだまに乗れるぷらっとこだまを特例で当日受け取りできるように手配していただけました。
ただし、かなり奮発してトワイライトエクスプレスで予約してた12000円のフランス料理のフルコースディナーも払い戻しになり、北斗星では8000円のディナーがあるのですがそちらは予約が取れなかったので夕食はなんとかするしかありません。
いろいろあって疲れたのでとりあえずスープカレーでも食うか!
琴似のショッピングセンターに支店を構えるスープカレー屋のlaviにやってきました。ここからは今日札幌に着いたGOLGO31さん、道内出身の前ぴーさん、道内からたまごまごさん、YU-SHOWさんを前日のメンバーに加えまして男9人の大所帯に。平均年齢30近くのオタクたちがそろって残念な北海道観光が始まるよー!
GOLGO31さんが更新時に使うマウスがほしいだとかでヤマダ電機に行ったあと、一行は北海道神宮へ。
まず思ったのは「北海道に神社ってあるんだ」というところ。確かに建造されたのは明治になってからのようで日本の歴史から考えると比較的最近になります。それでも北海道開拓の守護神が祀られる重要拠点ということで身が引き締まります。
それなのに一行は「巫女さんだー!」と盛り上がって台無しに。もうやだこの集団。
夕食はポセイ丼というギャグなのか本気なのかよくわからない海鮮丼のお店へ。
一応、小樽店がDC「北へ。White Illumination」にちらっと出てくるのですが入るのは初めてです。ちなみに小樽店はリニューアルか移転してかつての姿はなくなってしまいました。
「北へ。」にも出てるし、かつてはアイドルマスターもあってお世話になりまくりなスガイビルを眺めながら食事というのもなかなか。
チルノー!
LITさんのマフラーらしいのだが、どうしてここにあって、どうしてこうなったかは忘れた。追記: 関東で忘れたマフラーを届けるために持ってたらしい。
トワイライトエクスプレス運休で一時はどうなることかと思いましたが、ホワイトイルミネーションを一部ながら今回も堪能することが出来てよかった。
北海道旅行はまだまだ続きます。