マイクロフォーサーズに激安のオールドレンズをつけてフィギュア撮りレンズを完成させる


LUMIX GH1用のレンズを買いました。

ただしFDレンズですが!



キヤノンカメラミュージアム FD50mm F1.4 S.S.C. (I)
FD 50mm F1.4 S.S.C.という1973年発売のキャノンのレンズ。
40年近く前のオールドレンズがマイクロフォーサーズで蘇る!



パナソニックとオリンパスがやってるマイクロフォーサーズという規格では普通の一眼レフと違ってミラーがないので、その間にアダプタをかませばほとんど全てのレンズが使えます。

「LUMIX DMC-G1」で楽しむマウントアダプター(キヤノンFDマウント編)

Lumix G1にCマウントレンズを取り付けると非常にロリな件について
ロリコンホイホイな記事も。



マイクロフォーサーズは新しい規格なのでまだレンズもそんなに出てないのですが、マウントアダプタを使えば往年の名玉を安価で使い放題!特にキャノンのFDマウントは、オートフォーカスなど電子制御の波が押し寄せた時期に捨てられて現在のEFマウントに移行してしまい、他のマウントで使うのも難しかったためよいレンズを激安で揃えることができます。


FD 50mm F1.4は近所のキタムラで3800円で売られているのを見つけて保護。これが運命的な出会いとなりました。港区の八仙堂というお店でマウントアダプタが安く売ってることがわかったので早速買ってきました。FDマウントのアダプタは6500円でした。

店に行ったら私と同い年くらいの男女3人のグループがフリーマーケットで手に入れたレンズをどうにか使えないかと店長と試行錯誤してる最中。3人ともG1やGH1を持ち込んで古いレンズつけてたので思わず笑っちゃいました。古い個人商店ぽかったので店長はきっと頑固な親父さんだろうと思いこんでしまって身構えていたら、とても丁寧に使い方を教えて対応して下さりました。店内は古いカメラやレンズがきれいに並べられててさながら小博物館のようでした。



F2.0

とりあえず亜美ちゃんを撮ってみた!

センサーの小さいマイクロフォーサーズでもこんなにきれいに背景がボケて亜美ちゃんがくっきりと浮かび上がり簡単にそれっぽい写真が撮れる!顔のあたりが若干暗くなってしまっているのでちゃんとやろうとするとライティングを考えないといけないと思いますが、室内照明のみで手持ちでもシャッタースピードが稼げてISOも低くて済みます。

50mm F1.4のレンズがマイクロフォーサーズだと、35ミリ換算で100mm F1.4に相当するレンズになります。最大撮影倍率は0.145倍らしいので0.3倍くらいに相当するのかな?焦点距離が2倍になってしまうのがネックですが、1/8サイズのフィギュアを写すにはちょうどいい感じになります。



F1.4

F1.4だとこの角度では両目にピントが浅すぎて合わない。

オールドレンズなので開放だとすげえ軟調な感じになるのが特徴的ですね。F2くらいまで絞ると急に霧が晴れたように現代的な写りになって通常撮影に用いることが出来るようになりますが、夜景など雰囲気を重視する場面では開放でソフトな感じするなど使い分けると面白そうです。GH1のキットレンズである14-140mm F4-5.8で100mmだとF5.6くらいになってしまうので、FD 50mm F1.4をF2から使うとしても3段分も有利ですね。



F8

名雪は実にいい子だよ。

液晶モニタか電子ファインダに指定したポイントを5倍か10倍に拡大することもできるのでピント合わせが本当にやりやすいです。暗いところでは明るくゲインアップしてくれるのも既存の一眼レフにはない機能になります。



キャノンのサイトでEF50mm F1.4 USMを見ると定価55500円。オートフォーカスがついてるなどの違いはありますが、同様のスペックのレンズが1万円にも満たない金額で購入できるのはすばらしい!


レンズ交換式カメラでは、いろんなレンズがほしくなってしまうことをズブズブと沼にはまっていく様に例えて「レンズ沼」なんて呼んだりします。マイクロフォーサーズはレンズはまだ少ないながら、わずか300グラムの超広角ズームや明るいパンケーキの単焦点が出たので従来通りの「レンズ沼」があり、コンパクトで魅力的なボディを複数のメーカーが出している点では「ボディ沼」であり、往年の名玉をあさってレンズ遊びを始めると「マウントアダプタ沼」があるのです。

まさに泥沼の地獄に足を踏み入れてしまいました!


とりあえずハードオフ巡りするときにはゲームに加えてジャンクレンズあさりが追加だな。
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