【恐るべき台湾】台鉄で22年ぶりに復活した食堂車がよりにもよって萌車



日本の国鉄にあたる台湾鉄路管理局(台鉄)で実に22年ぶりに食堂車(餐車)が復活するそうです。しかしその記念すべき車両にほどこされたラッピングが、よりにもよって目が大きくてかわいらしい女の子のイラストじゃありませんか!






車掌やアテンダント、それからコックのキャラクタが描かれています。


台湾鉄道、来年2月に食堂車復活 22年ぶり-中央社日文新聞
去年のニュースでは運用は2013年2月からという話でしたが、残念ながらまだ走ってなかったようで台北から少し東にいった七堵駅で寝ている車両を見ることができました。あくまで観光へのイメージなんでしょうけど、南国の台湾で女の子がマフラーしてたり、雪の結晶が描かれたりしてるのが面白いですね。




12月14日 台鐵新餐車試運轉 – YouTube
試験走行中の動画。七堵駅では片方しか見られませんでしたがラッピング車は2両あるようです。




人気の高い集集線の終点・車埕駅。

台湾では地方の路線を走る列車やツアー向きの観光列車にラッピングが施されることが多いようで、かわいらしい食堂車は台湾を一周するような観光列車に組み込まれると思われます。





台湾を一周する観光列車。

元々ビュッフェカーは連結されているようなので、今後は調理場を設けてきちんとした座席で本格的な料理が楽しめるということなのでしょうか。日本でも豪華寝台特急が九州でできたりするので、台湾でも同様に鉄道旅の需要が高まっているんでしょうね。

それにしても、やはり22年ぶりに復活する食堂車にいきなり女の子のイラストをラッピングしてしまうというのはちょっと日本では考えられないことで、日本以上にマンガやアニメの文化に寛容な台湾の姿勢が受け取れるようです。





うれしいことに、日本の同人サークルである日本鉄道研究団体連合会がこの「臺灣鐵道少女(Miss Taiwan Railway)」の日本国内でのライセンスを取得し、今後日本でも台鉄のキャラクタたちを見ることができるようになります。お話によると「ぷにケット」への持ち込みを予定しているそうで、食堂車の人気が高まれば車両が増えるかもしれないそうなので台湾の今後に期待。

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