倍率24倍! 島嶼部奪回を想定した富士総合火力演習を予行で一足先に見る


平成26年度 富士総合火力演習 第2学校予行

「総火演」という名前で知られる陸上自衛隊の富士総合火力演習、年々人気が高まり近年は戦車アニメのガールズ&パンツァーなどの影響があるのか、倍率は20倍を超え2014年は24倍だったそうで。本番8月24日(日)の前に何日か開催され、関係者や地元の人向けで本番とほぼ同じ演目が見られる予行演習で一足先に見てきた。



会場はこんな感じで前面シートと後方のスタンド席がある。

9時頃到着したらすでにスタンド席は満席だったのでよい席が取りたい場合は早く来た方がよい。前面シートは緩やかな傾斜になっていてガチで撮影する人以外はどこでもそれなりに見られる。

あるといいもの
・日焼け対策
・水分補給(売店でも買える)
・タオル
・帽子(タオルを頭に巻いて代用も可)
・雨ガッパ(天気が変わりやすい)
・レジャーシート(パンフレットを床に敷いて代用も可)

一応シートが敷かれているが土足でそのまま上を歩くので100円ショップのレジャーシートやクッションなどがあると便利かも。天気が変わりやすく最初は霧が出てたが後半になって日差しにやられそうになったので注意。ハワイで日焼けしたから余裕だと思ったら更に焼けた。



パンフレットに戦車アニメもしっかり出てるのな。



演奏で開始までしばらくお待ちください。



10時から11時20分までの前段演目は陸上自衛隊の主要装備品の紹介。

遠距離火力、中距離、短距離、ヘリ、対空、戦車という順番で、最初の遠距離火力は霧が出ていたこともありどこに弾着するのか全然わからず。














後段演習は実践に近い形で「島嶼部に対する攻撃への対応」ということで「アノ国への対応なのね」と思ったけど、島国の日本で陸上自衛隊はできることが限られているため、毎年だいたい似たようなプログラムになるようで。



浜松からF-2戦闘機が飛んでくるけど、わりとあっという間。






攻撃を行う場合は赤旗で示されるものの、複数あるとどれがやるのかわからず結局戦車が発砲して火が出る瞬間を捉えることが一度もできず。

ガチの人だと6時の点検射で周波数を調べておき無線を傍受してどれが発砲するか察知するらしくレベル高すぎてマネできない。

レンズは14-140mm F3.5-5.6に加えて、NewFD 300mm F4LNEX-5Nにくっつけて撮ってたが、35mm換算600mmくらいあるとよさそう。フォーサーズ系なら100-300mmという選択肢もある。演目中は砂埃がくるのでレンズ交換しない方がよい。




最後はいろいろ出てきてグランドフィナーレ。



13時から14時まで装備品の展示。

上に乗ったり過度な接写をしなければ実際に装甲を触れて厚さを確かめたり自衛隊の人に話を聞いたりできる。12時から13時まで演奏やビデオ上映が行われる間に整列するので正面から人がいない状態で撮影したい場合はこの間に望遠レンズで撮った方が良い。



10式戦車。



90式戦車。



74式戦車。



ジャンプ台の裏にやたら人が集まってるけど何かあるのか?



なにこれかわいい。

しかし、さり気なく「梨紗好きです」とか書いたの誰だよ!



女性自衛官を描いた自衛隊の売店行けば売ってそうな土産物を売る売店も多数。

ペットボトル150円、焼きそばなどの屋台ものに、静岡を中心とした惣菜屋の天神屋が1000円もする高級弁当(?)を売っていた。時間帯によると思うがそれほど混んでなかった。



トイレは男性の小なら数分の行列だが、手を洗う場所が見当たらず。



総火演は終わった後がむしろ勝負と言え、駅や駐車場のバス行列がかなりすごいことになるので注意。

本番だと駐車場付きは倍率200倍だそうで、運良く歩いていける駐車場が確保できた勝ち組で本当によかった。ちなみに公共交通機関のチケットでも御殿場駅周辺の駐車場にとめてシャトルバスで会場入りするのも手。



近隣の時之栖で食事と温泉入ったら、ちょうど訓練がどうのと話題のオスプレイ当たった!

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