シンガポールからマレーシアのジョホールバルまでバスと鉄道を乗り継いで日帰りトリップしてみた。
MRTと路線バスでマレーシアへ
クランジ(Kranji)駅。
・プラスティックメモリーズの近未来都市はシンガポールであることが判明
シンガポールでプラスティックメモリーズの舞台探訪をした後に、赤い南北線でマレーシアに近いクランジ駅まで。
そこから路線バスの170Xに乗り込む。2つ隣のウッドランズ(Woodlands)駅から950も可。
撮影禁止でめっちゃ怒られる
170Xバスでウッドランズチェックポイントに到着。出国審査がある場所になるので撮影禁止のマークが出ているのだが、実際の出国審査は少し歩いた先でバス停でバスの写真撮るくらい大丈夫だろう、と思ったら警備の人にめっちゃ怒られる。写真を削除させられ、名前とパスポート番号を控えられて解放された。シンガポール側はとにかく厳しいので注意。
15分くらいで出国してまた170Xのバスに乗り込んだ。
コーズウェイを渡ってジョホール海峡を渡る。
ジョホールバルの街が見えてきた。高層ビルがたくさん建設中で結講発展してるぞ!
マレーシアのJBセントラルに到着。
マレーシアは入国カードないのでパスポートだけであっという間に入国完了。
ジョホールバルを観光するぜ
ショッピングモールのシティ・スクエアからJBセントラル駅を眺めると立派な駅舎ね。
駅前がいきなり大規模工事中でわけわからん!
街もところどころ汚え!
シンガポールのアイマスPに「治安悪いから気をつけて!」と忠告されていたものの、シンガポールとの落差に驚く。これがマレーシアか。
シーク教のお寺やジョホール州政府庁舎など駅の近くをグルっと回っただけで、もうお腹いっぱいになってしまった。
旧JBセントラル駅
「MUZIUM」と書かれていたので旧駅舎を使った博物館らしいのだが、現在は公開してないっぽくて残念。
鉄道の切符を買う
JBセントラル駅に戻って5分くらい行列に並んで切符を購入。
5マレーシア・リンギットで150円くらい。
JBセントラルからウッドランズまでは1日12本あるが、その逆は10本しかない。
ダイヤをよく見ると、朝にJBセントラルを出て、夕方から夜にJBセントラルに戻る便ばかりなのを見ると、マレーシアからシンガポールへの通勤需要しかないようだ。
つまり、ラッシュと逆でシンガポールから日帰り旅行しようと思うとダイヤをしっかり調べておかないと難しい。今回は午後にバスでジョホールバルに行って、17:00発SH83便で戻ってきた。
マレー鉄道でクアラルンプールや、更に先のバンコクまで行ってみたい。
以前は長距離列車もシンガポールのタンジョンパガー(廃駅)やウッドランズから出発していたらしいのだが、現在は残念なことにJBセントラルとウッドランズを往復するシャトルしか走ってないみたい。
鉄道でウッドランズまで
JBセントラル駅の中。
中国のディベロッパーが10社くらい、超高層マンションの模型を並べて部屋を売り込みまくっててすげえバブリー。
出発の30分くらい前から改札が始まる。
出国して待合室へ。
行列ができていたのだが、雪崩れ込むようになって並ぶ意味は全くなかった。
日立製の電気機関車。
両端に機関車がついていてプッシュプル?
客車は東芝製っぽい。
客車は寄せ集めなのか、内装は号車ごとに全然違い、座席は集団見合い式だったり離反式だったり、青色だったり花柄だったりでカオスすぎる。
東南アジアなのでトイレにはハンドノズルシャワーがついてる。つまり手動ウォシュレット。
ドア開けっ放しなのがマレーシアスタイル。
150円のくせして、座席はリクライニングしたりテーブルがついていたりする。
壊れたー!
やはり150円相当の設備しかないようで。
定刻にゆっくりと列車は走りだす。
コーズウェイには水道管が3本が走っていて、マレーシアから水を運ぶ生命線。供給止められたらしんじゃう。
反対側(西)は先ほど通った車道になっていて渋滞していた。
鉄道の本数は少なくて不便なのになんでたくさん人が乗っているんだろうと思ったら、渋滞しないというのが最大のメリットなのか。
ウッドランズ・トレイン・チェックポイント。
わずか5分ほどで列車が到着し、シンガポールへ入国。入国カードの記入を忘れて一番最後になってしまったので注意。あと、シンガポールは1日に2回入国できずチャンギ空港に着いたその日にジョホールバル日帰りは無理。
先ほどの列車が見える。
バス停にいた911Eというやつに乗ったらMRTウッドランズ駅まで搬送され、無事にジョホールバル日帰り完了!
ブギスからエクスプレスバス
この他、MRTブギス駅の駅近くにあるバスターミナルから観光バスタイプで行くこともできる。駅を出て教会の方に歩いて行くと見つかる。
サルタン・モスク
シンガポールの同人誌即売会Doujima会場のSuntecコンベンションまで歩けて、ブギス駅近くのアラブ・ストリートにあるShophouse The Social Hostelという安宿に泊まっていたので、こちらのバスも使ってみたかったんだけど、今回は利用する機会がなかった。
バス会社はジョホールエクスプレスとコーズウェイリンクの2社ある。
マレー鉄道を乗り通す目的で再びジョホールバルへ行く機会があったらエクスプレスバスを使ってみたいけど、ジョホールバルの観光はもういいかなあ。
思ってたよりは簡単に日帰りできたので、日本ではまずできない鉄道やバスでの国境越えをお気軽に試せる場所としてやってみるといいよ。ただし、シンガポール側の国境付近の撮影は絶対ダメだからな!
・C、F限定 シンガポール国際空港SATSプレミアチェックインラウンジ
・チャンギ空港シルバークリスファーストクラスラウンジT2 T3
・特典航空券でANAファーストクラスを堪能! SIN–NRT 777-300ER
この後は、宿で預かってもらった荷物を回収して、チャンギ空港からANAのファーストクラスで帰国。