CAの化粧は相変わらずケバいな!新生エアアジア・ジャパンで名古屋(中部)から台北桃園へ


ANAが出資して成田を拠点とした初代エアアジア・ジャパンは数年で提携を解消して消滅し、バニアエアを立ち上げピーチと統合。楽天などが出資して楽天エアアジアとなった新生エアアジア・ジャパンは、中部国際空港を拠点として2017年10月29日に中部-札幌に就航して生まれ変わった。

旧正月シーズンに東京-台北のチケットがどうやっても2万円以上したので、東京から名古屋まで移動して、この新生エアアジア・ジャパンの中部-台北桃園を利用してみた。

DJ803: 中部 07:55 →台北桃園 10:40


中部国際空港はLCC専用の第2ターミナル


楽天エアアジアは第2ターミナルに発着する。

中部国際空港はLCCターミナルとなる第2ターミナルが完成し、名鉄の中部国際空港駅を出たアクセスプラザから左に向かう。



第1ターミナルにある名鉄とエヴァンゲリオンのタイアップ。金シャチのつもりなのだろうか。



アクセスプラザと第2ターミナルは結構な距離があり、徒歩10分くらいかかる。



途中は動く歩道があり、新生エアアジア・ジャパンやジェットスターの広告も目立つな。



ボーイング787初号機が展示されるFLIGT OF DREAMSの絵が見えたら残りわずか。


国際線のチェックインは3時間前から


LCCだと出発の2時間前からしかチェックインできない例も多いが、新生エアアジア・ジャパンは他のエアアジアグループと同じで、チェックインは3時間前から可能。

国内線は2時間前から。



国内線だとセルフチェックインカウンタが使えるが、国際線は必ず有人のチェックインカウンタへ行く必要がある。

国際線のチェックイン受付終了は出発1時間前まで、日本国内線は30分前まで。

機内持込手荷物は7kgまで、サイズは56×35×23cm以内。

機内持込手荷物はCabin Zeroに入れて7kgに調整していたので、荷物を測られても何も問題はなかった。
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ビックカメラやマツキヨのある搭乗ゲート付近


中部国際空港の第2ターミナルは成田第3ターミナル相当でゆったりとしたソファがあり充電も可能。

昔のクアラルンプールのLCCTや関空第2みたいな倉庫を想像していたら、予想外に快適そうだったので驚いた。

マツモトキヨシが7:00-20:00、ビックカメラは7:30-21:00で営業しているので7:55発の便でも利用でき、お土産や電化製品を忘れた時に便利そう。



この日は71番ゲート。

時刻通り出発20分前から搭乗が始まり定刻で出発できそう。



自分で歩いてタラップを上って搭乗する。


黒革のシートに愛知押しの機内誌


楽天エアアジアになってもA320の機内は変わらず黒張りシート。

この日は旧正月シーズンが終わる帰国ラッシュと重なっておりほぼ満席だったが、足元の広い非常口座席のホットシートは空席だった。



機内後方のトイレ。



A320-200 安全のしおり、機内販売、エチケット袋。



機内誌travel 360と機内食メニュー。




機内誌と言えば、路線図チェックは欠かせない。

楽天エアアジアの国内線は、まだ名古屋(中部)から仙台と札幌(新千歳)しかないけど、他の国のように今後の発展に期待したいところ。



名古屋トヨペット、トヨタレンタリース名古屋。



スギ薬局。



名古屋グランパスエイト。



常滑焼。



渥美半島の電照菊。

機内誌の特集や広告が結構な愛知押しで驚いた!機内食も金のしゃちほこをイメージした名古屋名物の手羽先が入っているという気合の入れよう。


台北・桃園国際空港は第一ターミナル


台北・桃園国際空港では第1ターミナルに到着する。

訪問時は豚コレラを水際で防ぐため検査が強化されており、豚コレラの低リスク国で検査の非対象であることを示すカードを機内から出た直後に受け取る必要があった。年3回以上台湾に行くと使える常客証は失効してしまったが、蔡英文政権や武漢肺炎(COVID-19)の影響で中国人観光客がほとんどいないせいか、いつもは20分くらい並ぶ入国審査もすぐに抜けることができた。

桃園機場捷運で台北駅まで40分くらいで着くことができる。


Trip.comで買ったチケットの受託手荷物追加方法

今回はエアアジア公式サイトよりTrip.comで買う方がチケット料金が安くて15820円だった。これに東京-名古屋のバス代1750円が加わる。

Trip.comはエアアジアグループの提携旅行会社ではないため、6桁の航空券番号をエアアジアのWebサイトに入力しても受託手荷物の追加ができなかったが、出発14日前から1時間前までできるWebチェックインの際に座席指定と受託手荷物を追加が可能だった。

ただし、クレジットカードでの決済がうまくいかず、一度失敗すると再び予約を参照することができなくなってしまった。その場合は、当日に空港のチェックインカウンタで支払えば、窓口での料金は適応されずWebチェックイン時の料金ですむ。

中部-台北の受託手荷物料金は20kgの場合、最初の予約時が2300円で、それ以降は2550円といった感じで他のLCCより安い。


楽天エアアジアの発展に期待!

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2013年にANAエアアジアの成田-台北桃園に乗ってから6年以上経ち、中部を拠点した楽天エアアジアで再び台湾に行けたのは感慨深いな。

旧正月シーズンは中部に23時台に到着し、名古屋方面の名鉄が終電後なので空港で泊まるか車がないと詰むDJ806便も増便されるので、機会があったらこちらも使ってみたい。

楽天の他にアルペンやノエビアといったアパレルや化粧品を売る会社が出資しているにも関わらず、エアアジアと東南アジアっぽいドギツイ赤いと客室乗務員のケバい化粧はやっぱり変えられなかったのは残念ですが仕方ありませんね。新生エアアジア・ジャパンは中部国際空港を拠点ということで、関空-ホノルルのように太平洋を越える中長距離路線にも期待したい。

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