【Fate/Apocrypha】ジャンヌが火刑となったフランス・ルーアン→訪問したら化学工場が爆発「オルタの呪いだ！」 : さざなみ壊変

TVアニメ「Fate/Apocrypha」で、ジャンヌ・ダルクが火刑となるフランスのルーアンへ。史実ではコンピエーニュ城で捕らえられルーアンで投獄されたジャンヌは異端審問で魔女と判定されわずか19歳で処刑されることになる。

Contents

1 ジャンヌ・ダルクの塔
2 旧市街広場ビィユ・マルシェ
- 2.1 聖ジャンヌ・ダルク教会
3 ノートルダム大聖堂
- 3.1 ジャンヌ・ダルク博物館
4 大時計通り
5 ルーアンへのアクセス・行き方

ジャンヌ・ダルクの塔

ルーアン駅から旧市街に向かって南下するとジャンヌ・ダルクが拘禁されたルーアン城の塔が残されており、ジャンヌ・ダルクの塔として公開されている。

てっぺんをよく見たら、フランス王家の紋章でジャンヌ・ダルクの一族にも紋章の一部として与えられたアヤメ(アイリス)模様のフルール・ド・リスの入った旗が掲げられていた。

旧市街広場ビィユ・マルシェ

ジャンヌ・ダルクが火炙りとなった旧市街広場(Place du Vieux-Marche)。

宗教裁判で魔女とされたジャンヌはここで処刑され、火刑台跡を示す石畳の一画も残されている。

最後の審判で復活できないよう肉体を灰にするという意味で、キリスト教において火刑は最も重い刑であった。

ジャンヌ・ダルクっぽいお店。

聖ジャンヌ・ダルク教会

旧市街広場にかつてあった石造りの市場跡には聖ジャンヌ・ダルク教会が建てられている。

剣や鉄兜などにも見える独特の形状はいかにも戦う聖女のジャンヌっぽい？

聖ジャンヌ・ダルク教会の十字架。

これもジャンヌ？

ノートルダム大聖堂

ルーアン大聖堂となるノートルダム大聖堂。

大聖堂内には鎖で拘束されて火炙りのジャンヌ・ダルク像がある。

Fate/Apocryphaのジャンヌはおかっぱ頭になってませんねえ……。

生きたまま焼かれるジャンヌは十字架を携え最後までイエスの名を呼び続けたという。

神の啓示を受けてコンピエーニュで捕らえられる姿などがステンドグラスに描かれている。

ジャンヌ・ダルク博物館

ノートルダム大聖堂の近くにはジャンヌ・ダルク博物館もある。

元々、旧市街広場の建物にあったものが移転したっぽい。

大時計通り

確証はないものの、Fate/Apocryphaでジャンヌが火刑となるシーンは、旧市街広場ではなく大時計広場の方が似ているので、こちらを参考に描いたんじゃないかと思う。

現在とは異なるもののルーアンの大時計は14世紀にも存在していて、神に祈りながら息絶えたジャンヌもこの時計の鐘を聞いたことだろう。

ルーアンにはこのような木組みの家がたくさん残っている。

木組みの家と言えば、南ドイツのバイエルンやTVアニメ「ご注文はうさぎですか？」でも知られるアルザス地方のイメージだったけど、ルーアンを有するノルマンディー地方も有名なようだ。

Fate/Apocryphaのスタッフがルーマニアに加えてフランスのルーアンもロケハンしたかどうかは不明ながら、ルーアンの特徴をよく捉えて作画に反映したことがわかった。

ルーアンへのアクセス・行き方

フランス・パリからルーアンへは、パリ北西のサン・ラザール(Saint Lazare)駅から1時間くらい。

チケットはフランス国鉄SNCFのアプリで購入も可能。

この日は、午前中にルーアンを回って、午後はジャンヌが捕まりマリー・アントワネットがルイ16世と初めて会った地であるコンピエーニュに行き、夜はオルセー美術館の夜間営業で葛飾北斎の影響を受けたであろうマネとかゴッホの絵を見る、といった感じで周遊した。

ルーアン駅。

ルーアンを訪問した日は、偶然にもルーアンの化学工場が爆発して日本でもニュースになった日だった。

ルーアン駅から出たら黒煙が空を覆い尽くしており、この世の終わりかと思ったら、外出禁止令が出てジャンヌ博物館、ジャンヌ教会、観光案内所が軒並み休業で入れず！

特に健康被害はなかったものの、外を出歩いたので少なからず確実に被爆したことになる。

まさにジャンヌ・ダルク・オルタによる復讐の呪いであった！