BANANA FISHに出てきたアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ山が見たくてタンザニアへ飛んだ→「火口の絶景だ!」


吉田秋生先生の原作漫画でTVアニメ化もした「BANANA FISH」の舞台探訪でタンザニアへ向かった。

2023年3月までにANAの14万マイルを使い切る必要があるものの、ヨーロッパ方面はコロナ後の需要回復やロシアのせいで増便されないなどで特典航空券が全く取れず、空席がだだ余りで高額なサーチャージもかからないエチオピア航空で未踏のアフリカに行くことにしたわけである。

「バナナフィッシュ」はアメリカ合衆国のニューヨークを舞台としストリート・ギャングやマフィアとの抗争アクションをしてホモ……、となる作品だが、「キリマンジャロの雪」でタンザニアに存在するアフリカ大陸で最も標高が高いキリマンジャロ山にまつわる話がある。


「キリマンジャロの雪」


「キリマンジャロの雪」はヘミングウェイの小説で、「アフリカで神の家と呼ばれるキリマンジャロ山の頂上付近に力尽きて死んだヒョウの亡骸があり、ヒョウは何を求めて雪で覆われたキリマンジャロに登ったのか知るものはいない。」といった感じのあらすじとなる。

この「キリマンジャロの雪」は、自分が何のために危険を冒して戦うのかわからないアッシュたちや、「バナナフィッシュ」の世界観表現や作品テーマの1つとなるので、いつかアフリカに行った時はキリマンジャロ山を見たいと思っていた。


タンザニアのキリマンジェロへ

利用したエチオピア航空は成田から出発し、韓国の仁川国際空港で一度機外に出て手荷物検査をやり直してから機内に戻る。成田から15時間40分でエチオピアの首都アディスアベバについたら更に乗継してタンザニアのキリマンジャロを目指す。乗継時間は3時間45分でアディスアベバ→キリマンジャロの飛行時間は2時間35分。

アディスアベバ出発してから2時間ほどが経ったその時であった……




見えたああああ!!!!

TVアニメ「バナナフィッシュ」第13話とほぼ同じ構図での撮影に成功。

標高5895メートル、キリマンジャロで最も高いキボ峰で「くぱぁ」っと開いた火口を機内の窓から堪能することができた。山頂付近には雲がかかっていたけど通り過ぎるタイミングでうまく切れてくれた。




飛行機は上空1万メートルほどを飛ぶところ、標高6000メートルクラスの山になるとまるですぐそこにあるように見えて大迫力。

時間としては本当にあっという間であったが可能な限りカメラやスマホのシャッター切って撮りまくった。



こちらはキリマンジャロの西にあるメルー山で標高4,562.13 mらしい。



キリマンジャロ山火口とミルー山のコラボ。



キリマンジャロに到着!

キリマンジャロ空港では大型機(ボーイング777-200)の後ろから降りてターミナルまで歩くという貴重な体験ができた。


機長のおかげで運良く見えた火口


FlightAwareのET814便のログより。

当日のアディスアベバ(ADD)からキリマンジャロ(JRO)への航路を見ると、キリマンジャロ付近で機長が進路を変更して左右どちらの窓からでも見られるよう飛んでくれた。本記事内の写真は機内右側の窓から見て北東から南東に向かって撮影したものになる。

2022年9月になってからは観光需要が復活したのかアディスアベバ-キリマンジャロ-ザンジバルという経由便が復活し、キリマンジャロ付近で余計な進路を取ることはフライトログを見る限りなさそうだったので、8月中に行って偶然火口を見ることができたのは本当に運がよかった。

通常の運行時はキリマンジャロ行きは左側の窓、キリマンジャロ発は右側の窓からキリマンジャロ上空が見られることが多いようである。


モシから見たキリマンジェロ


TVアニメ「バナナフィッシュ」第14話に出てくる雪山は、キリマンジャロ山に3つある峰のうち2番目のマウエンジ峰と似ているものの完全に一致する角度が存在するのかまではわからなかった。



キリマンジャロ登山の入口となるモシのホテルでは一番景色のいい部屋を用意してもらった。ただしエレベータなし。

写真中央左が一番高いキボ峰、中央右がマウエンジ峰、左端に見切れてるあたりがシラ峰となる。


ケニア側からもキリマンジェロは見られる


「世界名作劇場 大草原の小さな天使ブッシュベイビー」にもキリマンジャロ登山の話があるものの、ブッシュベイビーは隣国ケニアのナイロビがメイン。描かれているキリマンジャロ山はケニア側から見た風景なのでそのうちケニアも訪問したいところ。

というわけで、運もありTVアニメ「バナナフィッシュ」とほぼ同じキリマンジャロ山の風景を上空から見ることができた。キリマンジャロ山に登山する場合は、最短の4泊5日の日程で入園料だけでも70USD×5日かかり更に宿代やガイド代などが上乗せされるようだ。「キリマンジャロの雪」のように意味もわからず死に急いで標高5895メートルまで登らなくても火口は見られたし、そもそも登山しても見られない上空からの景色を堪能できたのでわざわざアフリカまで出向いた甲斐があったというもの。

日本からキリマンジャロへはスカイスキャナーで検索すると15万円以上はかかるっぽい。ANAの特典航空券でエチオピア航空を使うと7万マイル+諸税1万円くらいだったので他の国を含めて周遊するとコストパフォマンスを上げられる。アフリカはほぼ全ての国でビザが必要で、ビザの事前手配やUSDを用意する必要があるので注意。タンザニアは電子ビザかアライバルビザの取得が可能で代金は50USD。


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