バンコク・ドンムアン空港のタイ・エアアジアX
・LCCはやっぱり危険?バニラエアが雪で遅延→成田23時門限→空港で野宿
前にバニラエアの台北行きが大雪のせいで遅延して空港泊するハメになったけど、2014年10月6日あたりに来た台風18号でタイ・エアアジアXが遅延して今度はドンムアン空港に泊まることになるとは日本出発時には思いもしませんでした。
タイのアイマスPとの飲み会を終えて深夜1時発のタイ・エアアジアX XJ600便に乗るために22時頃バンコク・ドンムアン空港へ行ったら、エアアジアのお姉さんから突然「朝の7時になったからー」と宣告を受ける。
最初は意味がわからず「おい、ふざけんじゃねえ!」となったけど、どうも日本に台風が来てるらしく到着時刻がちょうど台風通過中になるので出発を遅らせることになったようで。
ちょうど6時間の遅延でございます。
いやあ、困りましたねえ、またですか!ジェットスター・ジャパンが航空便欠航・遅延見舞金制度で欠航か6時間以上遅延したら1万円の見舞金を支払うというサービスを始めたけど、1年に2回も遭遇するならつけておくのもありなのかもしれない。ただしジェットスター・ジャパンは国内線のみだけど。
エアアジアのカウンタは端っこ。
後々調べるとドンムアン空港付近では2000円前後で泊まれるホテルがあるようだけど、この時は夜に6時間程度の遅延なら動きたくない感じだったので「せっかくドンムアン空港の野宿レビュー書くか!」とむしろ盛り上がって参りました。
同じくタイ・エアアジアXの遅延に巻き込まれた人たちなのか、それとも他の早朝便を待つ人なのかわからないけど出発口の3階あすでに野営の準備してる人がたくさん。
ドンムアン空港は結構24時間やってるお店多いみたいで深夜でもたくさん明かりがついていた。
とんかつのさぼてんとかは閉まってたけど。
4階の中華料理屋っぽいお店。
ATMもいっぱいあるから仮に路銀が尽きててもクレジットカードでキャッシングすればなんとかなる。
完全に格安航空ターミナルと化したドンムアン空港の到着口は深夜でも人がたくさんいたので1階で寝るのはうるさそう。
ノックエアのお姉さんイラストがちょっとかわいい。
王宮を模した展示かな?
出国後の方が安全そうなので先に出国しておこうとイミグレーションへ向かうと、
「お店一切開いてないけど本当にいいのか?」
とお姉さんに言われてしまい立ち止まる。どうも自動販売機も一切ないらしく朝4時にならないとお店開かないらしい。
悩んだ結果、戻って3階ラウンジの入口があるちょっと奥まったところが静かそうだったのでここで横になることにした。
椅子の形状がケツの形にカーブしてて若干寝るには辛かったけど、ケツや背中の位置を調整して何とか。カバンを足の間に挟むようにして寝る分には特に身の危険や不審な人物を感じることはなく比較的安全そう。
手荷物は24時間75バーツと安く預けられるので利用するのも手。
朝4時くらいに起きるとすでに結構混み始めてて成田よりはるかにLCCの普及が進んでいるなあと。
カフェで朝食をとったら95タイバーツは300円くらい。やはり空港なのでタイの物価だと高め。
15分くらいで出国審査の行列を抜ける。
出国後はこんな感じの椅子がある。
2つの椅子がくっついてるタイプでその間は隙間があるけど2セット並べて4席で寝れば出国前よりは寝やすいかもしれない。
9:15着がきっちり6時間遅延して15:15に成田に到着。他の便も軒並み遅れてる。
出国前はたくさんお店開いてるのに出国後は24時間営業の店がないという驚愕の事実だったバンコク・ドンムアン空港(出発便がないから当然だが)。深夜でなければ鉄道の線路を超えて隣のショッピングモールに行くという手もある。椅子は若干難ありだけどキャパシティは多いしコンビニやカフェも多いので成田よりは快適に過ごすことができたのでホテル代出してくれないLCCでも遅れた分の予定さえなんとかなれば安心して利用できる。何にせよ遅延しないのが一番なのだが。
・台風でまさかの6時間遅延!タイ・エアアジアXでバンコクまで24000円の土日強行旅
タイ・エアアジアX搭乗記へ続く。