樺太に残る日本の鉄道路線を1泊5日で乗りつぶし!サハリン時刻表


コミケットスペシャル6新刊「サハリン時刻表 2015春」
新刊「サハリン時刻表」
オフセットA5サイズ
オールフルカラー16ページ

特集
・1泊5日で行くサハリン定期営業路線乗りつぶしの旅

訪問都市
・ユジノサハリンスク(豊原)
・ホルムスク(真岡)
・コルサコフ(大泊)
・ノグリキ
・稚内

主な列車
・ユジノサハリンスク–ノグリキ間夜行列車(急行)
・富士重工業製Д2(D2)形気動車
・鉄道歴史博物館のD51-22、キハ58、ロータリー除雪車など

70年前の日本の風景が残るサハリンへ


サハリンの南半分は70年前まで日本だった。ソ連に引き継がれた日本の鉄道路線は現在も健在で、街には戦前戦中の建物がいくつも残っている。現在、ロシア鉄道で定期営業されている路線を1泊5日で乗りつぶしながら70年前の日本の面影を探す旅を紹介!(車中泊3日、正確には出発前日に羽田空港に野宿したので全行程1泊6日)



樺太庁博物館、王子製紙工場、内渕炭鉱など70年以上前の史跡を多数紹介。

サハリン鉄道歴史博物館提供の日本の線路幅の狭軌とロシアの広軌両方の車両が走れる三線軌条への工事写真も掲載し変わりゆく現在の風景も。

稚内では南樺太で亡くなった方の慰霊碑や、樺太出身者の方が保存運動をする「ニイタカヤマノボレ」を送信したと言われる旧海軍無線送信所跡もついでに訪問。


掲載内容


列車の本数がすごく少なく2Pで完結するため大変見やすいです!

掲載: 鉄道定期列車、航空国際線、稚内コルサコフ間フェリー、バム鉄道
ユジノサハリンスク–ノグリキ(東部本線)
ユジノサハリンスク–ホルムスク(北部横断線、西部本線)
ユジノサハリンスク–ブイコフ(ブイコフ線)

ユジノサハリンスク–ノボデレベンスカヤとホルムスク–77km停止点の南部横断線冬期休業区間は2014年夏期のものを参考として記載。

ワニノ–ホルムスク ラインのフェリーは不定である旨と直前に時刻が書かれるSASCOのリンクを掲載。

バイカル・アムール鉄道(バム鉄道)はヨーロッパ鉄道時刻表に記載がなかったソベツカヤ・ガバニ・ソルト–ワニノ–ウラジオストクの351列車を記述(ついでにコムソモリスク・ナ・アムーレ–ハバロフスクの667列車)。境港–ウラジオストクのフェリーを乗ってシベリア鉄道とバム鉄道を乗り継いでフェリーでホルムスクへ渡りコルサコフから稚内へフェリーで戻る、船と鉄道だけで一周できるコースも計画できるよう配慮。

バスは遅延運休も多いようで信用ならず掲載しませんでしたのでこちらを参照してください。

料金や切符の買い方などは最低限しか記載しておりませんが、ロシア・サハリンというわけわからない場所のイメージが掴めるよう旅行記、旅技術の方を重点的に書いています。


サークル


コミケットスペシャル6
スペース「さざなみ壊変」
3月28日(土) J-61a

委託
P-19 「NITTETSUREN」
日本及び世界の時刻表同人を集めた「同人時刻表の世界」という企画に参加。


[C87]3日目西に-04b さざなみ壊変 アイマス舞台探訪・艦これ史跡探訪本
樺太にあった重巡・鈴谷の艦内神社を訪問など2014年冬コミまでの艦隊これくしょん、アイドルマスター本を持込。


一番近いヨーロッパで感じるノスタルジー

コミケットスペシャル6は世界中のオタクが集うスペシャルな宴ということで、さざなみ壊変は新しい試みとして初のオリジナル同人誌となる「サハリン時刻表」を発行します。2014年に重巡・鈴谷の艦内神社を訪問した際、サハリンに残る日本の原風景やロシア人の温かさに触れてなんとか多くの人に伝えたいと思っていたところ、同人時刻表の企画に誘われたのをきっかけとして時刻表という側面から紹介してみようということになりました。特に鉄道や旅が好きな人に興味を持ってもらえるよう執筆しましたのでお手にとっていただければ幸いです。

委託

とらのあな(店舗在庫検索)
COMIC ZIN
書泉グランデ
書泉ブックタワー

訂正と補足

8ページで出発が先の6201列車(17:34始発)を603列車(18:19始発)より後に記載してしまいました。またポロナイスクに「着」「発」の記載が漏れておりました。大変申し訳ございません。

実際にサハリンへ持って行く方もいらっしゃるようでありがとうございます。夏ダイヤでは夜行のホルムスク→トマリ→ユジノサハリンスクの接続が不可となったため補足として書泉委託分の後期に挟み込んだものをpdfで公開。2015夏ダイヤ
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