初音ミクの交通安全壁画やアイマスのアニメDVD、ミサトさんのミルクなどの「おそロシア」シリーズで今日紹介するのは、サハリンで売っていたアイスのパッケージ。少女漫画的なイラストは元気よさそうな金髪ツインテールで、日曜日の朝にやってるアニメに出てきてもおかしくなさそうな感じ。
サハリンの鉄道で北緯50度線を突破し最果てのノグリキにやってきた。
駅前に何にもなさすぎてかなり荒涼としている印象。夏は30度近くかなり暑い。
集落のメインストリートは舗装されてたけど基本的にこんな感じでお寒いサハリンの経済事情が伺える。
戦勝記念公園にあった建物。
体育館やらフィットネス器具などがありスポーツセンターという感じだったがなぜか誰もいない。
ここの売店に売ってたのがこのアイス。
ドぎついピンク色でこのチョコアイスは詐欺レベル!
女の子が持ってるアイスがピンク色だったのでストロベリー味かと思ったら違うのかよ。イメージ画にしてもほどがある、と思ってよく見たら英語が併記してあってチョコレートコーティングって書いてあった……。
ФАБРИКА МОРОЖЕНОГО(Fabrika Morozhenogo)という会社の製品でウラジオストクが本社らしい。「ФАБРИКА」が工場で、「МОРОЖЕНОГО」がアイスクリームらしくそのまんますぎて笑った。
大きく書かれた「ПРОКАЭНИЦА」は「Naughty girl」で「いたずらっ子」らしい!マンガっぽいイラストに留まらずキャラクタ付けもちゃんとしてくるあたりさすが。調べてみても元ネタはよくわからなかったがこのアイスのオリジナルキャラなのか?naughtyにはみだらなって意味もあるらしいのでそっち方面の二次創作も期待したいけどロシアではまだ早すぎるか。
マンガ風のデザインに加えて白色人種が多いロシアなのにやたら肌が黄色いのは、ジブリ、セーラームーン、涼宮ハルヒの憂鬱、進撃の巨人などはロシアでも放送されているようなので日本のアニメをフィーチャーしたからだと思われる。
ロシアもモスクワの方ではコスプレイベントもあるとは聞いていたが、実際行ってみると極東でも小さいうちから初音ミクやこういったマンガチックなアイスに触れる機会があることがわかり、思ったよりも日本のアニメ文化が浸透しているようで、今後はロシアも注目せねばなるまいと強く思った。
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