香港のLCC格安航空である香港エクスプレス航空(HK Express)の深夜早朝便を利用して東京から土日だけで香港へ行ってみた。
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UO629成田→香港 料金と手荷物など
2014年12月8日に成田空港に就航した香港エクスプレス。
チェックインはLCCの多い第2ターミナルで一番端っこのSカウンタだった。
機内持ち込みの手荷物は7キロまで。
UO629 成田19:50→香港00:10
UO624 香港23:50→羽田05:05
受託手荷物込みで往路が19080円、復路がセール価格を押さえ783HKDでクレジットカードへの請求が11093円。
このうち日本発の料金だと片道の受託手荷物20kgが2600円を占めるのがかなり重い。※2015年7月10日から20キロ3300円に値上げ。
航空券は、スカイスキャナーで料金比較して航空会社公式サイトから買うか、予約サブクラス(ブッキングクラス)の表示が可能なエクスペディアや、クーポン割引やキャッシュバックを定期的にやるサプライスなどで。
ゲートはバスラウンジかと思ったらサテライトからの搭乗だった。
結局19:50発のところが20分くらい遅延。
香港航空機材の座席 174席で広め
ん、なんか座席が赤いぞ?
LCCだけど座席は人工革ではなくモケットで中華っぽい赤色とリネンが緑色。
よく見たら香港エクスプレスじゃなくて香港航空の機材じゃねえか。
1、12、13列目は座席間隔が広いスィートシートで2000円となる。
事前に座席指定をせず当日カウンタで窓側を指定したら本来1500円かかる2から5列目のアップフロントシートだった。
LCCの座席はだいたい180席のところ香港エクスプレスは174席のA320-200で足元は若干広い。
ほとんど満席だったのに幸い隣に人がこなかったのでゆったり利用できてラッキー。
前にバニラエアで台湾行った時もそうだったけど中華系の人はお土産いっぱい機内に持ち込みすぎて収納に時間がかかりこれが遅延の大きなリスクになっている。
1列目に座ったカップルが2列目の自分の足元に荷物を突っ込んできたので「おい、ふざけんな!上に入れろ!」と一悶着。すでに自分の荷物を入れてるのを押し戻してきたのは驚いたよ。見た目で香港人なのか深センや広州など大陸の人か区別つかないのがなあ。
ギャレーとトイレ。
トイレに入っているうちに揺れてシートベルトサインが点灯してしまい、外に出たら客室乗務員のお姉さんが早く座席に戻れと言ってきたのでちゃんと仕事してるっぽい。
メニュー表と意外とマニアックな機内誌
香港エクスプレスの機内食は点心セットが中華っぽく、他にビビンバ、ベジタリアンマークの入った福建風チャーハン、ベーコンとチーズのサンド、日式の照り焼きチキンご飯。
訪問時は1香港ドルが15.5円くらいだったので40HKDの缶ビールが600円以上とクッソ高い!
機内誌は名古屋特集があったり。
喫茶マウンテンだと!
・肉弾相打つ壮絶な揉み合い ウホッ!!いい国府宮はだか祭り
喫茶マウンテンに加えて国府宮はだか祭りが2ページで特集されるなど結構マニアックなところ載ってるのね。香港では日本食がブームで単に日本食ではなくどこの地域かも重要になってきていると聞くので、日本通な人が多い香港ならではの特集と言えるのだろうか。
四国の大歩危小歩危も列車で通過したことしかないので祖谷渓の小便小僧像を見に行きたいよ!
香港国際空港に到着。
20分くらいで入国審査の行列を抜けて、日本製炊飯器などのお土産がいっぱい回ってるターンテーブルから受託手荷物を回収。その後、セブン-イレブンで3のプリペイドSIMを購入。
エアポートエクスプレスは終電が終わっているのでN21バスに並んでホテルは重慶大厦へ。チェックインしたら3時になってしまい翌朝起きれず10時出発になってしまったので、受託手荷物ない人は早朝香港に着く羽田便を使った方が宿代もかからないし使い勝手よさそう。
UO624 香港→羽田 きれいな香港国際空港
香港国際空港第2ターミナル。
・【擦ると透ける】中国香港の艦これお尻同人誌がクオリティ高すぎ!
・艦これとラブライブが二強!コミックワールド香港のコスプレ環境が実に羨ましい
香港では映画カードキャプターさくらの舞台探訪とComic World 香港39(CWHK39)に参加し、打ち上げの後に旺角からA21番バスで空港へ。
香港エクスプレスのチェックインカウンタへ。
優先チェックインとそれ以外のチェックインに分かれる。往復ともそれほど混んでなくてよかった。
手荷物検査や出国検査でどんどん地下へ潜っていくので何事かと思ったらシャトルで移動。
複雑な階層構造になっていた香港国際空港の出発ターミナル。
成田空港のゲートは一番端だったが香港は目の前で驚いた。
香港エクスプレスの黒レザー座席
今回は香港エクスプレスの機材でLCCならどこにでもよくある黒レザーの座席で同じく174席。
今回も5列目のアップフロントシートにアサインされたので、事前に座席指定せず当日チェックイン時に窓側を希望すると誰も指定せず余っていたアップフロントシートのエリアにアサインされやすいのではないかという仮説が浮上。
これだと事前に座席指定するメリットがあまりないような気がする。もちろん運次第なので窓側や通路側が一切余っていなくて真ん中の席に押し込まれるリスクはあるが、これを承知の上であえて座席指定せずアップフロントシートを狙うのもアリではないかと思う。
2月から3月に変わったけど機内誌やメニュー表は変わらず。
香港のエアポートエクスプレスの切符や訪日外国人向けJR九州周遊券などの広告。
東京湾の海ほたるが見えてもうすぐ。
羽田空港に到着。
香港エクスプレスは座席が少し広いのでLCCとしては快適に過ごせるものの、5時間近く乗るのは機内で寝られないとやっぱりきつい。LCCの飛距離は4時間がボーダーと呼ばれるのも納得できる感じだが、うまくセールで押さえれば片道1万円を切り、羽田や成田の深夜早朝便を利用すれば土日だけで弾丸旅もできるので便利。手荷物の収納でバトルもあったがまた利用したいと思う。