あずまんが大王からもう13年とか嘘だろ!修学旅行の西表島はどう変わった?


ヤママヤー

「あずまんが大王」の修学旅行でちよちゃんたちが訪れる沖縄の西表島に行ってきた。TVアニメが放送されたのは2002年4月から9月ですでに13年が経過している事実に驚いたわけだが、13年越しでずっと行きたいと思っていた念願の西表島に初上陸となった。


「あずまんが大王」で、ちよちゃんたちは石垣島からフェリーで大原港まで行き、西表野生生物保護センター、船で浦内川を上ってマリュドの滝を見て、上原港から帰るルートで観光していた。



八重山観光のフェリー。





船内はこんな感じだが、「あずまんが大王」みたいに窓が大きくないし座席もかなり違う。




大原港なかまりんターミナル。

「あずまんが大王」とまったく同じ姿を留めていて感動。





仲間川。

大原港から少し北上すると仲間川があり、イリオモテヤマネコのモニュメントがある。

「大原港から西表野生生物保護センターまでブラブラして~」というちよちゃんのセリフがあるが、測ったらなんと9.2キロあった。

とてもブラブラできる距離ではないが、本当に歩いたのであればちよちゃんたちはかなりの健脚ということになる。女子高生だしこれくらいへっちゃらなのか?




イリオモテヤマネコの飛び出し注意の看板が西表島の至る所にある。

しかし、実際と比較すると「あずまんが大王」は顔がずいぶんブサイクだなあ。標識は大原港側がAで始まり、反時計回りに西表島を半周していくと、B、C、D、Eとナンバーが変わっていく。そして道中で榊さんはヤママヤーの子供と出会う。




道路標識が沖縄国際マングローブ研究所が西表熱帯林育種技術園に変わっていた。そしてイリオモテヤマネコのイラストがほぼ消えかけてるのを見て年数の経過を感じる。

野生生物保護センターへの分岐にあるこの道路標識は南側から北ではなく北側から南を向いた角度で撮らないといけないため、ちよちゃんたちはいったん通りすぎて振り返ったということになる?

ちなみに、先ほどのB-1のイリオモテヤマネコの看板は野生生物保護センターより北側にあるので、設置場所は「あずまんが大王」の世界とは異なっているということになる?





野生生物保護センター。

イリオモテヤマネコを中心に西表島の自然を紹介し、入場無料。




ちよちゃん「この子が大きくなったらこうなるんですねー」

ヤマピカリャーの剥製は首が「あずまんが大王」みたいに横を向いているやつもいたが、展示される位置が変わっているのか構図が合わない。




大阪「そして、ああなる」

見事なホネホネや。よく見ると目やアゴのあたりは細部がかなり異なるのでわかりやすくデフォルメされてるなあ。



イリオモテヤマネコが事故にあった場所がマッピングされている。

現在は100頭ほどしか生息していないとされるイリオモテヤマネコはたびたび車と事故になるそうで、西表島の制限速度は最高40キロなので注意。




浦内川観光のジャングルクルーズ(1800円)に参加。








船の先端が丸くない!




ヒルギを中心としたマングローブが広がるがウシは見られない。



牛車で海を渡る由布(ゆぶ)島で似たような立派な角を持ったウシが見られる。




「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」

落差20メートルで2段になったマリュドゥの滝は、マーリが「廻る」でユドュが「淀」で「丸い淀み」という意味になるようで。



ただし、事故があって立入禁止になったそうで、「あずまんが大王」の風景を間近で見ることができなくなったのは残念。



マリュドゥの滝より上流のカンピレーの滝。

観光地だとなめてたら5キロくらいトレッキングだったので、サンダルやハイヒールで来ないこと。



内浦川の河口付近は潮汐で水位が結構変わり、ジャングルクルーズの船も慎重に通っていた。



西表島は炭鉱も多かったらしく、内浦川観光から1キロほど歩いたところに、宇多良炭鉱(うたら)のトロッコのレールを引き込んだレンガ柱の遺構が残されており、ガジュマルに飲み込まれたレンガが最高すぎる!なので必ず見ること。



123°45’6,789"子午線モニュメント。



由布島では蝶の館は閉園していたが、オオゴマダラの金の蛹は見られた。



古見のサキシマスオウノキ群落。根が板状になっている。



「ヤマネコがいるかも!スピード落としてね」

という感じでゆっくり観光していたら、この看板撮るのを忘れた!




安栄観光の船。




船着場は昔と変わってしまった?




上原港付近の風景はこんな感じ?




石垣島に戻って終了。安栄観光はめっちゃ揺れることがあるので外洋に出たら大人しく座ってること。

実際は石垣島→上原港でレンタカーを借り、マリュドゥの滝、野生生物保護センターの順で回って大原港で乗捨して石垣島へ戻った。道路標識の位置や映す角度がおかしいところを見ると、もしロケハンしていたとしたらスタッフも作中とは逆ルートで回った可能性が高い?

あずまんが大王舞台探訪 in 沖縄本島
初めて沖縄に行って那覇を回った時から数えてもすでに10年というのに驚き。

LCCピーチで成田から関空を乗り継いで石垣島へ!
ANAプラチナ修行御用達の海外乗継割引スペシャルで激安に石垣&那覇へ
石垣へは格安航空などを使い以前では考えられないほど安く行けるようになった。

マリュドゥの滝は遠くの展望台から見ることしかできなかったのが残念だったが、13年経ってもあまり変わっていない西表島の風景を見ることができて本当によかった!

舞台探訪に関するお願い
舞台探訪はマナーを守り節度を持った行動を心がけてください。観光地はもちろん民家の多いところや公共施設では特に他人の迷惑になったり不審に思われる行動はとらないようご注意をお願いします。

ロケ地によっては観光地化されていないところも多く、そこに人が住んでいてそれぞれの生活がある場所を、宗教的なものを彷彿させる「聖地」や「巡礼」と呼んで騒ぎ立てるのは誠に忍びないという思いから、弊サイトでは聖地巡礼という呼び方をせず、舞台探訪、ロケ地巡り、背景訪問、逆ロケハンなどを推奨しています。
舞台探訪
フォローする
スポンサーリンク
さざなみ壊変
タイトルとURLをコピーしました