【何これすごい】オーストラリア・ジェットスターのSMS搭乗券が画期的すぎて早く日本にも入れるべき!


オーストラリアとニュージーランドのジェットスター国内線が世界で初めて導入したSMS搭乗券のチェックインシステムがすげえ便利でおしっこ漏れそうだったので、ぜひ日本でも普及してほしいと利用した時の様子を紹介。


NRT-OOL/BNE-HIR-BNE-MEL-LST-SYD-AYQ-SYD-BKK-NRT
NRT: 成田、OOL: ゴールドコースト、BNE: ブリスベン、HIR: ホニアラ、MEL: メルボルン、LST: ローンセストン、SYD: シドニー、AYQ: エアーズロック、BKK: バンコク

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ブリスベン→メルボルン→ローンセストン→シドニー→エアーズロック→シドニーの5区間でジェットスターのオーストラリア国内線を利用。



ヴァージン・オーストラリアやシンガポール航空系のLCCタイガーエア・オーストラリアも利用してみたかったが、ヴァージンは少し高く、タイガーエアは路線が少なくて叶わず。



ブリスベン空港の端末。ジェットスターとヴァージン・オーストラリアに買収されたタイガーエアが同じ端末で発券できるのが面白い。



ブリスベン空港国内線の電光掲示板。ジェットスターのオレンジ色が目立つ。



シドニー空港のチェックインカウンタ。

搭乗24時間前に座席指定するためにウェブチェックインしてしまうと、当日空港の端末で搭乗券が発券できないのはオーストラリアのジェットスターでも同じようで、大人しくPDFを自分で印刷するか直接カウンタで出してもらうしかないようで。

この際、カウンタで「機内持込手荷物の重さを量れ」と言われ、量りにナップサックを乗せたら7.4キロで制限の7キロをオーバー!

「これはヤベエ……」と青ざめたら、何事も無くチケットを渡されてセーフ!セーフ!

法外な料金と取られるかと焦ったら、オーバーした400グラムを見逃してくれたカウンタのお兄さんに感謝!



タスマニアのローンセストン空港も待合室はかなりの混雑で、隣の空いてるエリアに移動したほど。



ブリスベンからローンセストンへの乗継で利用したメルボルン空港。一脚だけゆったりしたソファがあって謎だった。



ジェットスターはオーストラリアでもやっぱりエアバスA320。

ただし、日本と違って後ろからもタラップで乗れる。日本だと後ろからも搭乗できるのはピーチやスカイマークやかつてのエアアジア・ジャパンあたり?






日本のジェットスター・ジャパンと同じで白い機内に黒革のシートでアクセントにオレンジ色。



足元が広い最前列の座席。




日本のジェットスター・ジャパンのA320機内とほとんど区別がつかない。

ジェットスターカフェのメニュー表以外だと座席の案内板が違うか?



オーストラリアのジェットスターカフェメニュー表。



ジェットスターはソフトドリンクが3.5豪ドルと高いが、コンビニでペットボトルの水が平気で3.5豪ドルで売ってるなどオーストラリアは物価が高いので相対的に安く見える?



フィジーやバリ島の新規路線の案内。



「We Love Japan!」と、ジェットスター・ジャパンや成田空港第三ターミナルのジェットスターショップの紹介も。




タスマニアはオーストラリアの北海道的ポジションなのか広大な景色。




エアーズロックへ向かう途中も大地の様子がめまぐるしく変わる。もしこんなとこで降ろされたら死ぬわ!




世界遺産のエアーズロック(ウルル)とカタジュタ(オルガ山)が両方とも見えてなかなかの景色だった。



エアーズロック空港。

それで、ジェットスターではオーストラリアとニュージーランド国内線でのみSMS搭乗券という世界初のチェックインシステムを始めている。せっかくオーストラリアに来たのでこれを試してみることにした。

ウェブチェックインする際にSMS搭乗券を選択してオーストラリアで買ったOptusのSIMカードの番号を入力。



SMSで送られてきた搭乗券。

XOVOOPPLSX
XOVOOPPLSX
XOVOOPPLSX

といった感じで英語の文字列が3行書かれていたが、本当にこんなので大丈夫なのか?



エアーズロック空港の搭乗ゲート。

手荷物検査で恐る恐るSMSを表示したiPhoneを見せたら問題なく通過できたが、まだ不安いっぱいだ。

まあ、エアーズロック空港は狭いし便も限られているから、最悪外に出てチェックインをやり直してもなんとかなるだろう。



搭乗が始まり、SMS搭乗券を見せると、ジェットスターのオレンジ色の端末の切れ込みが入っているところにiPhoneを押し込んで画面をスキャンしたらレシートみたいな搭乗券が出てきて確認完了!

英語の文字列をスキャンして、本当にQRコードのように情報を読み取れるのか謎だったが問題なくいけた。



SMS搭乗券とはいえ、やっぱり最後は紙の搭乗券が出てくるが、まあこれは仕方ないか。



オーストラリアの大地に沈む夕焼けとシドニーの夜景が最高だった。

航空業界のチケットレスサービスだとJALのタッチ&ゴーANAのスキップサービスなどがあるが、ICカードや二次元バーコードを使ったものばかり。今回のジェットスターのSMS搭乗券はQRコードすら使わずSMSの文字列を読み取るだけというシンプルなシステムで、これをフルサービスキャリアでないLCCが導入しているのが特筆すべき点だと思う。

SMSならウェブチェックイン後にチケットを印刷する必要がないし、ローミングで携帯電話を繋いでいる外国人観光客でも利用しやすい。オーストラリアとニュージーランドのジェットスター国内線に留めずにジェットスター・ジャパンや他のLCCも導入してほしい。特にウェブチェックインすらできないピーチや春秋航空日本は大いに見習うべきだ。

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