【FGO】項羽と劉邦が会見した鴻門宴遺址 四面楚歌で自害した虞美人もいた!


秦に対する反乱で覇権を争った項羽と劉邦が和睦のために設けた鴻門の会の跡地とされる鴻門宴遺址へ。


鴻門宴遺址

【FGO】秦・始皇帝陵と兵馬俑坑が巨大すぎる「イスカンダルの宝具と戦わせたい!」【キングダム】
中国・西安近郊にある始皇帝陵と兵馬俑坑を訪問。中国を初めて統一して秦を建てた始皇帝の陵墓、その隣には兵士や馬を模した無数の陶器像を一緒に埋めた兵馬俑がありどちらもスケールがデカすぎた。
兵馬俑坑と始皇帝陵からの続き。


西安周辺は日本であれば京都に相当する古都だけあり、兵馬俑坑と始皇帝陵のすぐ近くにFGOにも登場する項羽関連の史跡もあると知り、鴻門宴遺址へやってきた。



鴻門宴博物館はそれほど広いわけではないようだが、入場は40元と意外と高い。




左側に項羽、右側に劉邦の軍勢がズラリと並ぶ。




一番奥に項羽が座り、左奥は劉邦。

項羽の軍師である范増(右奥)が劉邦を暗殺する策略を考え、項荘が剣舞を披露するふりをして劉邦に接近するも、劉邦側の項伯が間に入った「剣の舞」のシーンを再現している。






博物館の建物内には虞美人の像が!

四面楚歌で絶体絶命となった項羽は愛人の虞美人も一緒で、最後は虞美人自ら剣をとって自害したというシーンを再現しているようだ。

FGOの虞美人は胸に一定割合の布さえあればいいというFateシリーズきっての痴女スタイルだが、鴻門宴遺址の像はさすがにそんなことはなかった。史実において虞美人は謎が多いようなので本当に痴女かもれない可能性はわずかに残されているが。




項羽と劉邦の陣営の境界である楚河漢界を将棋で再現したものらしい。



楚の高租鼓と覇王鼓を載せた戦鼓台を再現したものだという。



鴻門の会を行ったとされる場所に石碑が建っている。



なぜか飼われているクジャク。



漢時代のトイレらしい!

唯一、遺跡らしいものが便所しかないってどうなのよ。

項羽は人馬型の人造人間となってしまったというのもあり、FGO第2部第3章「人智統合真国シン」において項羽と虞美人の人外同士の恋愛はイマイチ感情移入しづらかったが、痴女スタイルのお姉さんゆかりの地をまた1つ訪問できたことは満足でございます。


項王営


鴻門宴遺址から出て右を見ると、何やら城門のようなものが。

項羽の陣地を再現したテーマパークのようだが、こちらは別料金で30元かかり、鴻門宴遺址と合わせると70元になって1000円を超えてしまう!



いろいろあるのでとりあえず回ってみましょう。



項羽の覇王挙鼎像



封王殿という建物の前にはなぜか劉邦像。



項羽を始めとした楚陣営の人物像があるのだけど、アチコチの白い天井が剥離して落下し、小麦粉でもこぼしたような無残な姿に。

これはヤベエところ来ちゃったな!



似たような馬車は鴻門宴遺址にもあったんだけど。



覇王井。項羽の井戸のようです!



虞姫井。虞美人の井戸もあった!



こちらの地下トンネルは鴻門宴遺址と繋がっているらしいのだが封鎖されている。



工作体験もできるようだけど閉館中。そしてこちらも天井が崩れてるな!

日本のバブル期に雨後の筍のように全国各地に出現して過疎った秘宝館のようなドマイナースポット臭がプンプンしてこれはこれで面白かった!


鴻門宴遺址までのアクセス・行き方


秦始皇帝兵馬俑博物館から鴻門宴遺址までは無料のシャトルバスが出ている。

往路は秦始皇帝兵馬俑博物館から始皇帝陵まではシャトルバスを使い、始皇帝陵に待機しているタクシーは鴻門宴遺址までは相場の3倍くらいの強気の値段をふっかけてくるのでアリペイアプリで滴滴出行のタクシーを配車して12.2人民元だった。復路は無料シャトルバスを使ったものの、本数はあまり多くなく発車時刻も書いてなかったので、鴻門宴遺址前の売店兼食事処で8元の麺を食って時間を潰した。この後は、秦始皇帝兵馬俑博物館から西安方面へ向かう道路から発着した261路のバスで華清池に向かった。

スケールがデカすぎる兵馬俑坑や始皇帝陵を見た後だと小さく感じるし、直接関連する建物や遺品があるわけではないのでオススメしたいかというとかなり微妙であるが、項羽や虞美人が好きなら訪問したい場所になるだろうか。

華清池へ続く。
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